日産 ローグ 新型|第3世代e-POWERの燃費・価格・米国発売時期を整理

日産 ローグ 新型|第3世代e-POWERの燃費・価格・米国発売時期を整理

日産の新型ローグは、第3世代e-POWERとデュアルモーターAWDを積んだ米国向けの「2027年型ローグ ハイブリッド」です。米国では2026年11月下旬から「SR AWD+SR Technology Package(41,490ドル)」が数量限定で販売店に並び、SV(35,490ドル〜)などほかのグレードは2027年1月の見込みです。日本向けの発売日・価格・仕様は、2026年11月3日時点で発表されていません。

この記事では、日産米国の公式車種ページ、2026年10月30日の米国販売開始リリース、米国プレスキット、日産の日本語ニュースリリースを照らし合わせ、「いま確定していること」を米国仕様として整理しました。名前が似たガソリン版ローグやローグ プラグインハイブリッドとの違いも一覧で確認できます。

この記事でわかること!

  • 新型ローグの米国発売スケジュールと、最初に買えるグレード
  • グレード別の米国価格(MSRP)と主な装備の違い
  • 第3世代e-POWER・全車AWD・EPA推定燃費など、従来のガソリン版から変わった点
  • 日本発売について公式に発表されていること・いないこと

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先に、2026年11月3日時点で「確定していること」と「まだ決まっていないこと」を一覧にしておきます。

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項目2026年11月3日時点の状況根拠
新型の正体確定:米国向け2027年型ローグ ハイブリッド(第3世代e-POWER・全車デュアルモーターAWD)日産リリース(2026年9月21日)
米国の発売時期予定:SR+SR Technology Packageが2026年11月下旬から数量限定、ほかは2027年1月見込み米国リリース(10月30日)・米国公式ページ
米国価格確定:35,490〜43,490ドル(配送料1,575ドル・税別)米国公式ページ
燃費EPA推定値:SR AWDで市街地41/高速36/複合38mpg。EPA燃費サイトには未掲載米国公式ページ・fueleconomy.gov
日本の発売日・価格・仕様未発表日産 日本語ニュースリリース一覧・国内ラインアップ
目次

新型ローグの発売時期と価格:米国で2026年11月下旬から数量限定で販売開始

新型ローグの発売時期と価格:米国で2026年11月下旬から数量限定で販売開始

新型ローグ(2027年型ローグ ハイブリッド)は、米国で2026年11月下旬から数量限定で販売が始まります。最初に出るのはSR AWD+SR Technology Packageの1仕様だけで、最安のSVを含むほかのグレードは2027年1月の見込みです。

11月3日時点の最新状況:販売店への到着が始まり、他グレードは2027年1月見込み

日産の米国法人は2026年10月30日、新型ローグ ハイブリッドが「翌週から販売店に届き始める」と発表しました。つまり11月2日の週から米国の販売店で実車の案内が始まり、数量限定の販売は11月下旬からという段取りです。

発表から販売までの流れを日付順に並べると、次のとおりです。米国時間の発表は日本では翌日付のリリースになることがあります。

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日付出来事区分
2026年4月14日(米国時間)日産のビジョンイベントで2027年型ローグ ハイブリッド e-POWERを初公開公式発表
2026年9月21日米国で正式発表。価格とグレードを公表公式発表
2026年10月13日(米国時間)e-POWERが米ワーズ社「10ベストエンジン&推進システム」に選出公式発表
2026年10月30日米国で販売開始を発表。翌週から販売店に到着公式発表
2026年11月20〜29日ロサンゼルス・オートショーで一般公開デビュー予定
2026年11月下旬SR+SR Technology Packageを数量限定で販売予定
2027年1月SV・SV Premium・SR・Platinumを追加見込み

注意したいのは、11月と1月の時期がいずれも日産の「見込み(expected)」である点です。米国公式ページの注記も「在庫は地元の販売店に問い合わせて」としており、確定した発売日として扱うのは早いと考えてください。

米国価格とグレード:SV AWD 35,490ドルから、最初に買えるのは41,490ドルの仕様

米国のメーカー希望小売価格(MSRP)は、SV AWDの35,490ドルからPlatinum AWDの43,490ドルまでです。ただし11月に買えるのは41,490ドルのSR+SR Technology Packageだけで、「35,490ドルから」の仕様が並ぶのは2027年1月以降になります。

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グレード(米国)MSRP主な装備(公式ページ掲載分)販売見込み
SV AWD35,490ドル12.3インチのデュアル画面、前席シートヒーター、ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto2027年1月
SV AWD+SV Premium Package37,590ドルキルティング合皮シート、グロスブラックのルーフレール、パノラミックムーンルーフ2027年1月
SR AWD37,490ドル19インチアルミホイール、キルティング合皮シート、グロスブラックの外装パーツ2027年1月
SR AWD+SR Technology Package41,490ドルGoogle搭載の14.3インチ画面、運転席・ドアミラーのメモリー、3D表示のアラウンドビューモニター2026年11月下旬(数量限定)
Platinum AWD43,490ドルパノラミックムーンルーフ、14.3インチのデュアル画面、3D表示のアラウンドビューモニター2027年1月

MSRPには、配送料・取扱手数料の1,575ドル、税金、登録費用、オプションが含まれず、実際の販売価格は販売店が決めます。プレスキットの価格表では、SR Technology Packageが4,000ドル、SV Premium Packageが2,100ドルのオプション扱いです。

車購入検討者

「35,490ドルから」と聞くと、すぐその値段で買えそうに見えますね。

自動車専門家 Mr.K

冷静に数字で見てみましょう。先行の仕様は41,490ドルで、最安のSV AWDより6,000ドル高いんです。配送料1,575ドルを足すと43,065ドルからになります(税・登録費用は別)。「いつ、どのグレードが買えるか」はセットで確認しておきたいところです。

日本発売は未発表:「2027年型」と米国価格を日本に当てはめない

2026年11月3日時点で、新型ローグの日本向けの発売日・価格・仕様・車名は発表されていません。日産の日本語ニュースリリース一覧を確認したところ、ローグに関する最新の発表は10月14日のワーズ社選出で、国内発売に触れたリリースはありませんでした。

  • 「2027年型」は米国のモデルイヤー:米国では年をまたぐ前から翌年型を売るのが一般的で、「日本で2027年に発売」という意味ではありません
  • 米国価格は円に換算しない:MSRPは税・配送料別のドル建てで、日本の税込価格とは前提がそろいません
  • 日本で生産されるが、国内発売とは別:新型ローグ ハイブリッドは日産自動車九州で生産されますが、これは生産拠点の話です
  • 日本で今買える関連車種:日本では、北米ローグの兄弟車にあたるエクストレイル(全車e-POWER)が販売中です。新型ローグの米国装備がそのまま日本仕様に入る根拠はありません

日本発売に関する公式発表の時系列や、報道で出ている時期予想の見分け方は「日産ローグの日本発売は未発表、国内はエクストレイル」で詳しく整理しています。

新型ローグは何が変わった?第3世代e-POWER・燃費・内外装

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新型ローグは何が変わった?第3世代e-POWER・燃費・内外装

新型ローグの最大の変化は、走りをすべてモーターが担う第3世代e-POWERと、全車デュアルモーターAWDになった点です。燃費はSR AWDでEPA推定の複合38mpgとなり、同じAWDのガソリン版ローグの主力グレード(複合29mpg)を9mpg上回ります。

全面新型はハイブリッド:ガソリン版・PHEVとの違いを一覧で確認

「新型ローグ」として内外装まで一新されたのはローグ ハイブリッドで、米国では2027年型のガソリン版ローグも引き続き販売されます。ガソリン版の2027年型の変更点として日産が挙げているのは「改良したCVT」で、ハイブリッドは置き換えではなく追加の選択肢という位置づけです。

米国の日産公式資料で、名前が似た3つのローグを並べると次のとおりです。

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項目2027年型ローグ(ガソリン)2027年型ローグ ハイブリッド(新型)2026年型ローグ PHEV
位置づけ継続販売(CVTを改良)全面新型。内外装も一新外部充電式。日産初の米国向けPHEV
パワートレイン1.5L VCターボ(201hp)+CVT第3世代e-POWER(システム225hp)2.4L+前後モーター(システム248hp)
外部充電なし不要(充電口なし)可能(電池20kWh、EV走行最大38マイル)
駆動方式FWD/AWD全車AWDAWD
乗車定員5人5人7人(3列)
米国MSRP29,690〜39,790ドル35,490〜43,490ドル45,990ドル〜
燃費(複合)AWD 28〜29mpg(日産推定)SR AWD 38mpg(EPA推定)64MPGe(電気+ガソリン、EPA推定)

出典は、2027年型ローグ、2027年型ローグ ハイブリッド、2026年型ローグ プラグインハイブリッドの各プレスキットと米国公式ページです。最安のAWD同士で比べると、ガソリン版S AWDの31,090ドルに対してハイブリッドのSV AWDは35,490ドルで、価格差は4,400ドルになります(筆者計算)。ニュースや動画で数値を見るときは、どのローグの話なのかを最初に確かめると取り違えを防げます。

第3世代e-POWERと全車AWD:燃費はSR AWDでEPA推定41/36/38mpg

新型ローグのe-POWERは、1.5Lターボエンジンを発電だけに使い、前後2基のモーターでタイヤを駆動する仕組みです。エンジンと車輪がつながっていないため変速機がなく、給油だけで使えて外部充電は必要ありません。

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項目2027年型ローグ ハイブリッド(米国仕様)
発電用エンジン1.5L 直列3気筒ターボ(ZR15DDTe)148hp、レギュラーガソリン、熱効率42%
前モーター/後モーター202hp/134hp
システム最高出力225hp
駆動用バッテリー1.67kWh リチウムイオン
駆動方式全車デュアルモーターAWD(e-4ORCE)
燃費(市街地/高速/複合)SR AWD:41/36/38mpg(EPA推定)
SV・Platinum:41/35/37mpg(プレスキットの推定値)
全長×全幅×全高183.1×72.8×67.7インチ(約4,651×1,849×1,720mm)
乗車定員/荷室容量5人/31.1立方フィート(2列目格納時65.9立方フィート)
保証e-POWER駆動系(バッテリー含む)8年または10万マイルの早いほう

諸元はプレスキット(2026年8月時点の情報)、燃費の表記と保証は米国公式ページによります。mm換算は筆者が1インチ=25.4mmで計算した参考値です。e-POWERの世代ごとの進化や仕組みをもっと詳しく知りたい方は、「第3世代 e-POWERで後悔しない。7つの進化ポイントと購入判断軸」で解説しています。

燃費は、資料によって表記の段階が違うので注意が必要です。9月21日のプレスキットでは「EPAの確認待ちの日産社内試験値」でしたが、10月30日の米国リリースと11月3日時点の米国公式ページでは「EPA推定値(SR AWDのみ)」と表記が変わりました。一方、米国EPAの燃費サイト「fueleconomy.gov」の2027年型日産車の一覧には、11月3日時点でローグ ハイブリッドはまだ載っていません。

初心者ユーザー

38mpgって、日本の燃費だとどれくらいなんですか?

自動車専門家 Mr.K

単位だけ換算すると、1mpgは約0.425km/Lなので、複合38mpgは約16.2km/Lです。ただ、米国の燃費試験は日本のWLTCモードと走り方も計算方法も違います。ここが意外と盲点で、日本のカタログ燃費と並べて優劣は決められないんですよ。

内外装と装備:静粛性、最大14.3インチのデュアル画面、全車標準の最新ProPILOT Assist

内外装は、静かさと上質さを重視した方向に一新されました。全車に最新世代のProPILOT Assistが標準で付き、上位仕様には14.3インチのデュアル画面やハンズオフ渋滞支援が用意されます。

  • 外観:ハニカム柄のグリルとLEDヘッドライトを一体化した顔つき。SR・Platinumはテールゲートを横切る全幅LEDテールランプ付き。Cピラーの三角形は富士山がモチーフ
  • 静粛性:ホイールハウスなどロードノイズが入りやすい部分に吸音材を配置し、見えにくいワイパーや細いルーフレールで風切り音も抑えたと日産は説明
  • 画面:全車12.3インチのタッチスクリーン。SR Technology Package・PlatinumはGoogle搭載の14.3インチ画面(Platinumはメーターも14.3インチ)
  • 運転のしやすさ:ブレーキを踏み続けるだけで停止直前の揺れを抑える「スムースストップ」と、アクセルだけで加減速できる「e-Pedal」
  • 運転支援:前方カメラの視野を20%広げ、物体の検知距離を最大33%延ばした最新ProPILOT Assistを全車標準。ハンズオフ渋滞支援と自動車線変更はSR Technology Package・Platinum
  • 快適装備:Qi2対応のワイヤレス充電を全車標準。ベンチレーションシートや64色のアンビエントライトはローグ初の装備

これらはいずれも米国仕様の装備と作動条件です。ハンズオフ機能などは米国の道路や法規を前提にしているため、日本で同じように使えるとは限りません。日本のエクストレイルと日米で装備がどう違うかは、「日産ローグとエクストレイルの違い|日米公式仕様と日本での買い方を照合」で比べています。

※本記事に写真は掲載していません。日産の公式ニュースルームにはSR・Platinumの画像ギャラリーがありますが、閲覧できることは転載の許可を意味しないため、外観・内装は日産米国の公式車種ページでご確認ください。

まとめ:日産の新型ローグで11月3日時点に確定していること

まとめ:日産の新型ローグで11月3日時点に確定していること

日産の新型ローグは、第3世代e-POWERと全車AWDを備えた米国向けの2027年型ローグ ハイブリッドです。米国では2026年11月下旬からSR+SR Technology Package(41,490ドル)が数量限定で販売され、日本向けの情報はまだ発表されていません。

  • 米国は2026年11月下旬に先行1仕様、SVなどほかのグレードは2027年1月見込み
  • 米国価格はSV AWD 35,490ドル〜Platinum AWD 43,490ドル(配送料1,575ドル・税別)
  • エンジンは発電専用で、走りは前後2モーター。外部充電は不要
  • 燃費はSR AWDでEPA推定41/36/38mpg(EPA燃費サイトへの掲載はまだ)
  • ガソリン版ローグ(継続販売)やローグ PHEV(外部充電式・7人乗り)とは別モデル
  • 日本向けの発売日・価格・仕様は2026年11月3日時点で未発表

次に確認したいのは、11月20日から始まるロサンゼルス・オートショーでの追加情報、EPAの燃費サイトへの正式掲載、そして日産の日本語ニュースリリースで国内向けの発表が出るかどうかです。日本ですぐにSUVを選ぶ必要がある方は、新型ローグの米国仕様を待つ材料にするより、販売中のエクストレイルの価格と装備を日産の国内公式サイトで確かめるほうが確実です。本記事も、公式発表があり次第、日付つきで更新します。

主な出典(いずれも2026年11月3日確認):Nissan USA 2027 Rogue Hybrid/All-new 2027 Nissan Rogue Hybrid goes on sale in U.S.(2026年10月30日)/2027 Nissan Rogue Hybrid Press Kit/日産 2026年9月21日リリース/日産 2026年10月14日リリース/日産 2027年型ローグ ハイブリッド 画像ギャラリー/fueleconomy.gov

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