2026年11月3日時点で、日産セントラの日本発売は正式発表されていません。日本の公式車種ラインアップに掲載がなく、日本向けの発売日・国内価格・日本仕様も発表されていない状態です。
北米では2027年型セントラが販売中で、2026年11月3日開幕のSEMAショーには「セントラ SPEC-V コンセプト」も出展されます。ただ、どちらも米国向けの話で、日本発売が決まった根拠にはなりません。
この記事では、日産の日本・米国の公式ページと国土交通省などの資料を同じ日に確認した結果をもとに、「決まっていること」と「予想にすぎないこと」を分けて整理します。
この記事でわかること!
- セントラの日本発売について、2026年11月3日時点で公式発表があるか
- 北米の2026年型・2027年型の価格とサイズ(モデル年別)
- 「日本導入」「2027年秋」といった報道が予想である理由
- 日本で買いたい人が次に確認すべき先(待つ/並行輸入)
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日産セントラの日本発売は未発表:公式情報で確かめた結果

結論として、日本向けセントラの発売を示す公式情報は、2026年11月3日時点でどこにも見当たりません。日本・米国・グローバルの日産公式ページを確認した結果を、順に示します。
2026年11月3日時点:日本の車種一覧にもニュースリリースにもない
日産の日本向けカーラインアップにセントラは載っておらず、日産ニュースルームにも日本発売のリリースはありません。現在、日本で日産が新車販売しているセダンはスカイラインだけです。
確認した公式ページと結果は次のとおりです(すべて2026年11月3日確認)。
| 確認先 | 確認できた内容 | 日本発売の根拠になるか |
| 日産 カーラインアップ(日本) | セントラの掲載なし。セダンはスカイライン(5,442,800円〜)のみ | なし |
| 日産ニュースルーム「セントラ」 | 最新は2025年9月24日「北米で新型『セントラ』を発表」。日本発売のリリースなし | なし |
| 2025年9月24日リリース本文 | 2026年型の北米発表。「2025年に米国市場で販売開始予定」とあり、日本への言及なし | なし |
| 日産米国 セントラ | 2027年型を米国で販売中。2026年型も在庫販売中 | なし(米国向け) |
| 日産グローバル デザイン紹介 | 2026年のデザイン紹介。販売地域や日本販売の記述なし | なし |
日本語で書かれた日産のページにセントラが出てくると「日本でも出るのでは」と感じやすいのですが、内容はどれも北米向けの発表かデザイン紹介です。日本の販売店で注文できる状態を示すのは、カーラインアップへの掲載と日本向けの発売リリースで、そのどちらもまだありません。
なお、名前が似ている国内の「セレナ」はミニバンで、セントラとは別の車です。検索結果で混ざって表示されることがあるので注意してください。
北米の2026年型と2027年型:モデル年を分けて見る
米国で現在の主力は2027年型で、2026年型は在庫車の販売が続いています。どちらも米国での希望小売価格(MSRP)で、日本での販売価格ではありません。
日産米国の公式ページに出ているグレード別の価格を、モデル年ごとに並べました。2027年型では、SRとSLの間にSR Midnight Editionが加わりました。
| グレード | 2026年型(在庫販売) | 2027年型(現行) |
| S | 22,600ドル | 22,990ドル |
| SV | 23,370ドル | 23,990ドル |
| SR | 25,000ドル | 24,990ドル |
| SR Midnight Edition | 設定なし | 25,640ドル |
| SL | 27,990ドル | 27,990ドル |
出典:日産米国 2026年型セントラ、日産米国 セントラ(2027年型)(2026年11月3日確認)。公式ページの注記どおり、MSRPには税・登録費用・オプションと、輸送・取扱費1,275ドルが含まれていません。
2027年型の発表時に報じられた価格(Sが22,890ドルなど)と、現在の公式表示は一致していません。米国の価格は途中で変わることがあるため、モデル年と確認日をそろえて見るのが安全です。
初心者ユーザー2万3,000ドルくらいなら、日本でも300万円台で買えるってことですよね?
自動車専門家 Mr.Kそこは意外と盲点です。米ドル価格を円に直しても、日本の販売価格にはなりません。仕様も税制も認証も違うので、日本価格は日産が発表するまで誰にも分からないんです。
サイズ感も確認しておきましょう。米国の公式値はインチ表記なので、筆者がmmに換算した値を並べています。
| 項目(2027年型・米国仕様) | 公式値 | 換算の目安(筆者計算) |
| 全長 | 183in | 約4,648mm |
| 全幅 | 71.5in | 約1,816mm |
| 全高 | 57.1in | 約1,450mm |
| 最低地上高 | 4.7〜4.8in | 約119〜122mm |
| トランク容量 | 14.3cu.ft | 約405L(米国の測定方法) |
| エンジン・駆動 | 2.0L直列4気筒・149hp・146lb-ft/CVT/前輪駆動 | |
| 燃費(EPA推定) | 市街地30MPG/高速38MPG | 約12.8/約16.2km/L |
出典:日産米国 2027年型セントラ 諸元・グレード(2026年11月3日確認)。EPA燃費は米国の基準で、日本のWLTCモード燃費とは測り方が違います。km/Lの値は単位を直しただけの参考値です。
全幅約1,816mmは、日本の5ナンバー枠(1,700mm以下)を大きく超えるサイズです。仮に日本へ入ってきても、立体駐車場の幅制限などは事前に確認が必要になります。
「日本導入」「2027年秋」は予想:報道とコンセプトの位置づけ
「セントラが日本導入へ」「2027年秋に登場か」といった記事はありますが、どれも筆者の予想で、日産の発表ではありません。予想価格も同様で、日産が示した数字ではない点に注意してください。
検索で目にしやすい情報を、確定・予想・コンセプトに分けると次のとおりです。
| よく見る情報 | 出どころ | 区分 |
| 新型セントラ(2026年型)を北米で発表 | 日産ニュースルーム(2025年9月24日) | 確定(北米向け) |
| 2027年型を米国で販売中 | 日産米国 公式ページ | 確定(北米向け) |
| 国内導入なら2027年9月ごろ、440万円前後から、e-POWER専用の可能性 | MOTA(2025年9月26日、ジャーナリストの予想) | 予想 |
| 日本導入の可能性 | ベストカーWeb(2025年4月22日の考察) | 予想 |
| SPEC-V コンセプト(2.0Lターボ・300hp・6速MT) | レスポンス(2026年11月1日) | コンセプト(市販・日本導入の記述なし) |
MOTAの記事自体も「国内導入が実現すれば」という前提で書かれていて、日産幹部の発言などは引用されていません。予想価格は、北米価格や国内の競合車から筆者が推定したものです。
SPEC-Vは、米国のカスタムカー展示会SEMAショー2026(11月3〜6日、ラスベガス)向けのコンセプトカーです。報道でも市販化や日本導入の計画には触れられておらず、「SPEC-Vが出たから日本でも発売」とは言えません。
ちなみに、日産ニュースルームの「セントラ」分類には、日本で2012年12月に発売された「シルフィ」の過去リリースも並んでいます。日本ではかつて同じ分類のセダンがシルフィの名前で売られていましたが、現在のカーラインアップにシルフィもありません。
日本でセントラを買いたい人の判断軸と次の確認先
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現時点で、日本の日産販売店でセントラの新車を正規に買う方法はありません。選べるのは「正式発表を待つ」か「並行輸入を1台ごとに検討する」かの2つです。
日本導入が決まる時のサイン:ムラーノの例で見る公式発表の流れ
北米の日産車が日本に来ると決まった時は、日産が日本向けのニュースリリースで発表し、その後カーラインアップに載ります。セントラは、まだこの最初の段階にも入っていません。
分かりやすい実例が、米国テネシー州で生産されているムラーノです。日産は2026年3月17日に「米国生産車『ムラーノ』を日本市場に導入」と発表し、2027年初頭から販売を始めるとしました。2026年11月3日時点では、日本のカーラインアップにムラーノが7,964,000円で載っています。
| 公式の段階 | ムラーノ | セントラ |
| 北米での発表 | あり(2024年10月) | あり(2025年9月) |
| 日本導入の発表(日本向けリリース) | あり(2026年3月17日) | なし |
| 日本のカーラインアップ掲載・価格 | あり(7,964,000円) | なし |
もう1つ、ムラーノと同じ流れをセントラに当てはめにくい理由があります。国土交通省が2026年2月16日に作った米国製乗用車の認定制度は、対象を「米国で製作され、米国基準に適合する乗用車等(自動車メーカー等により米国から輸入された自動車であるものに限る)」としています。
セントラはメキシコの工場で生産されていると報じられています。筆者が制度の条件を読む限り、今の生産地のままではこの認定制度の対象に当てはまりません。日産が日本に導入するなら、別の方法で日本の基準に合わせる必要がありそうです。ただし生産地の変更なども含めて今後の方針は発表されていないので、これは現時点の制度から見た筆者の考察です。
正規販売と並行輸入の違い:保証・手続き・整備
並行輸入で北米仕様のセントラを日本で登録すること自体は、手続き上は考えられます。ただし保証・整備・総額は1台ごとに条件が違い、記事の時点で金額を確定させることはできません。
日本で初めて登録する並行輸入車は、新規検査(または予備検査)の前に「並行輸入自動車届出書」「自動車通関証明書等(写)」と、その車に応じた添付資料を自動車技術総合機構の事務所に出す必要があります(自動車技術総合機構 よくある質問:並行輸入自動車関係)。
| 比較項目 | 正規販売(日本導入された場合) | 並行輸入 |
| 現時点で選べるか | 選べない(未発表) | 業者を通じて検討は可能 |
| 価格の決まり方 | 日産が日本価格を発表 | 車両代・輸送費・輸入時の税金・改善作業・検査費用などの積み上げで、業者ごとに異なる |
| 日本の基準への適合 | メーカーが日本向けに対応 | 届出書類・添付資料をそろえ、1台ごとに検査を受ける |
| メーカー保証 | 日本の新車保証 | 日本の日産販売店での保証は期待しにくい。業者独自の保証の有無を確認 |
| 整備・部品・リコール対応 | 日本の販売店網で対応 | 受け入れ先と部品の取り寄せ方法を事前に確認 |
表の並行輸入側は、手続きの仕組みから考えられる確認ポイントで、特定の業者や金額を示すものではありません。北米で安く見える車でも、日本で登録して乗り続けるまでの費用は別に見積もる必要があります。
車購入検討者並行輸入なら今すぐ乗れるんですか?
自動車専門家 Mr.K可能性はあります。ただ、車は感情だけで買うと後悔します。総額と保証、近くで整備してもらえるかを書面で確かめてから決めてください。
待つか輸入か:判断の目安と確認先
多くの人には、「正式発表を待ちつつ、公式ページを定期的に確認する」のが現実的です。並行輸入は、保証や整備の手間を受け入れてでも北米仕様に乗りたい人向けの選択肢です。
- 待つのが向く人:日本の新車保証と販売店での整備を前提にしたい人、e-POWERなど日本仕様があるなら見てから決めたい人
- 並行輸入を検討する人:北米仕様の2.0Lガソリン車そのものが欲しく、総額や整備先を自分で確かめられる人
- すぐ車が必要な人:発売時期が分からない車を待たず、日本で今買える車と比べて決める
確認は次の順番で進めると、予想記事に振り回されずに済みます。
日産の販売店に聞く場合は、「日本導入について日産から正式な案内が出ているか」を確かめます。うわさ話と公式情報を分けて聞くのがコツです。
並行輸入を選ぶなら、輸入業者に「モデル年とグレード」「登録までの総額」「保証の範囲」「整備と部品の対応」を見積書や契約書で示してもらいましょう。
北米の日産車がほかにも日本に来るのか気になる方は、日産ローグの日本発売の状況もあわせて確認してください。日本で今買える日産のセダンで考えるなら、日産スカイライン新型の最新情報が参考になります。
まとめ:2026年11月3日時点で言えること

日産セントラの日本発売は、2026年11月3日時点で正式発表されていません。最後に要点を3つにまとめます。
- 日本のカーラインアップに掲載はなく、日本向けの発売リリースもない。発売日・国内価格・日本仕様はすべて未発表
- 米国では2027年型(S 22,990ドル〜)が販売中で、2026年型も在庫販売中。米ドル価格やSPEC-Vコンセプトは日本発売の根拠にならない
- 日本で買いたいなら、日産の公式発表を待って定期確認するのが基本。並行輸入は総額・保証・整備を1台ごとに書面で確認する
日産から日本向けの発表があった場合は、発売時期・価格・仕様をこの記事に追記します。
売却方法によって、査定の進め方や手間は変わります。
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まずは愛車の価値を確認してみましょう。
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