ランクルFJの純正ボディカラーは全5色です。車のサブスク「KINTO」はブラックとホワイトを人気カラーとして案内していますが、これはKINTO内の傾向で、全国の販売順位ではありません。全国の色別販売ランキングは、トヨタからも業界統計としても公開されていないためです。
念のため別の角度からも数えてみました。2026年10月15日時点でカーセンサーに掲載されていたランクルFJ 216台を色系統ごとに集計すると、白(パール系)96台、黒80台で、この2色が全体の約8割を占めていました。ただし、これは中古車として掲載されている台数で、新車の販売台数ではありません。
夜、トヨタ公式サイトの色見本を何度も切り替える。白にすると見積りが33,000円上がり、ブロンズにすると急にアウトドアの景色が浮かぶ。そうやって閉じたタブが10枚を超えた人に、この記事は向けています。「みんなが選ぶ色」を確認したうえで、自分の生活に合う1色を決めるための材料をまとめました。
この記事でわかること!
- ランクルFJの「人気色」と言える根拠の範囲(全国順位は非公開・KINTOの案内・中古掲載216台の集計)
- 純正5色の名称・カラーコードと、追加料金がかかるのは白(+33,000円)だけという公式条件
- モデリスタの塗装済オーバーフェンダーが白と黒にしか設定されていないなど、カスタムで差が出る点
- 汚れ・手入れ・売却の考え方と、シミュレーション→実車確認→注文条件→査定比較の決め方
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この記事では、トヨタ公式WEBカタログ(2026年6月発行)、公式アクセサリーズ&カスタマイズカタログ(2026年8月発行)、KINTOの公開記事、カーセンサー掲載台数の集計(2026年10月15日13時台)をもとに、公式5色を同じ条件で比べています。実車確認・試乗・見積り取得の体験談ではありません。汚れや傷の見え方は、実測データではなく一般的な傾向と筆者の考察として書いています。
ランクルFJの人気色は?「全国順位は非公開」と言える範囲

ランクルFJの人気色について、全国規模の確定した順位はありません。それでも、公開されている2つの情報はどちらも「ブラックとホワイト」を指しています。ただ、2つは調べた対象も時点も違うので、同じ重みでは扱えません。
人気色の情報を見るときは、まず「誰の、何の数字か」を確かめる必要があります。以下は、ランクルFJの人気色について2026年10月15日時点で確認できた情報を、範囲ごとに分けた表です。
| 情報の層 | 出典 | 示している色 | 範囲・限界 |
| 全国の販売順位 | トヨタ公式・業界統計 | 公開なし | 色別の販売台数・比率は確認できない |
| サービス内の案内 | KINTO(2026年5月15日公開) | ブラック・ホワイト | KINTO利用者内の傾向。順位・比率・期間の記載なし |
| 公開データの独自集計 | カーセンサー掲載216台(2026年10月15日) | 白96台・黒80台が上位 | 中古の掲載台数で、新車の販売台数ではない |
車購入検討者結局、いちばん人気なのは何色なんですか?
自動車専門家 Mr.K「白と黒を選ぶ人が多そう」までは言えます。ただ、「全国1位は黒」と言い切れるデータはまだありません。ここは範囲を分けて見ておきましょう。
純正色は全5色。順位を出せる公式データはない
ランドクルーザーFJのボディカラーは、トヨタ公式で全5色のモノトーンです。2トーンの設定はなく、色別の販売順位や比率もトヨタは公開していません。グレードはVX(2.7Lガソリン・4WD・5人乗り)の1つだけなので、「このグレードでしか選べない色」はありません。5色ともVXで選べます。
注意したいのは、カタログ写真の多さを人気と結び付けてしまうことです。トヨタ公式WEBカタログでは、表紙と多くのページがスモーキーブルーの車両写真です。ただしこれは広告上の選択で、売れ筋を示すものではありません。写真に多く写っている色が一番売れているとは限りません。
KINTOが挙げる人気色は「ブラックとホワイト」。ただし範囲は不明
KINTOは、サブスクで利用されているランクルFJの人気カラーとして、アティチュードブラックマイカとプラチナホワイトパールマイカの2色を挙げています。出典はKINTOマガジン「トヨタ新型ランドクルーザーFJのボディカラー全5色を紹介!」(2026年5月15日公開)で、見積り画面の画像も添えられています。
- 記事の公開日は2026年5月15日で、ランクルFJの発売(5月14日)の翌日
- 1位・2位の順位、比率、集計期間、件数は書かれていない
- KINTOは同じ記事で、定番重視なら白、アウトドアならブロンズ、ランクルらしい歴史と自分らしさならブルー、トレンドと個性ならアッシュ、重厚感と都会的な格好良さならブラック、という選び方も提案している
初心者ユーザートヨタ系のKINTOで人気なら、それがもう全国1位ってことですよね!
自動車専門家 Mr.Kここが意外と盲点です。KINTOは保険や税金を含めた月額制なので、利用する人の層が現金やローンで買う人と同じとは限りません。KINTOの案内は「候補を絞る参考」として使うのがちょうどいいと思います。
カーセンサー掲載216台の色系統集計:白96・黒80
2026年10月15日13時台にカーセンサーで掲載されていたランクルFJ 216台を色系統別に数えると、パール系(白〈089〉が該当)96台、ブラック系80台で、この2色が全体の約8割でした。集計は、カーセンサーの車種ページで色系統の絞り込みを1つずつ切り替え、表示された台数を記録する方法で行いました。
| 色系統(該当する純正色) | 掲載台数 | 構成比 |
| パール系(プラチナホワイトパールマイカ) | 96台 | 約44% |
| ブラック系(アティチュードブラックマイカ) | 80台 | 約37% |
| ブラウン系7台+グリーン系9台(オキサイドブロンズメタリックと推定) | 16台 | 約7% |
| ブルー系(スモーキーブルー) | 13台 | 約6% |
| グレー系(アッシュ) | 11台 | 約5% |
| 合計 | 216台 | 100% |
「ホワイト系」でも49台が表示されましたが、合計がちょうど216台になることから、すべてパール系と重複して数えられていると判断し、合計から外しています。ブロンズは掲載店によってブラウン系とグリーン系に分かれて登録されていたため、2つを合わせました。
KINTOが人気とした2色と、中古掲載台数の上位2系統は一致しています。ただし、この数字を「全国ランキング」として使うことはできません。限界を5つ挙げておきます。
- 新車の販売・登録台数ではなく、中古車として掲載中の台数
- 発売から5か月の時点なので、早い時期に流通した個体(登録済未使用車などを含む可能性)が中心
- 色系統の分類は掲載店の入力による
- 同じ車両の重複掲載がゼロとは言い切れない
- 掲載台数が多いことと、高く売れることは別の話
白と黒の実車写真を並べて比べたいなら、掲載台数が多いカーセンサーの在庫写真が手がかりになります。屋外で撮った写真が多いので、カタログの合成写真とは違う見え方を確認できます。
車購入検討者台数が多い色のほうが、売るときも高くなるんですか?
自動車専門家 Mr.Kそうとは限りません。台数が多い色は、裏を返せば売り物の中でライバルも多いということです。ここは冷静に数字の意味を分けて見ましょう。
純正5色を同じ物差しで比べる:カラーコード・追加料金・色別判断表

5色のうち追加料金がかかるのは、プラチナホワイトパールマイカ(+33,000円)だけです。内装はどの色でもブラックで、黒いバンパーと黒いホイールも全色共通です。モデリスタの塗装済オーバーフェンダーは白と黒にしか設定がありません。どれもトヨタの公式カタログに書かれていますが、本体カタログと用品カタログに分かれているため、並べて読まないと気付きにくい条件です。
車購入検討者白だけお金がかかるんですか?
自動車専門家 Mr.KFJで有料なのは白だけです。残りの4色はどれを選んでも車両価格は同じなので、人気以外の条件で比べやすいんですよ。
全5色のカラーコードと追加料金(公式)
ランクルFJの純正色は、プラチナホワイトパールマイカ〈089〉、アッシュ〈1M2〉、アティチュードブラックマイカ〈218〉、オキサイドブロンズメタリック〈6X1〉、スモーキーブルー〈8X0〉の5色です。追加料金がかかるのは白〈089〉のメーカーオプション33,000円(税抜30,000円)だけで、ほかの4色は追加料金なしです。
| 色名 | カラーコード | 追加料金(税込) | VX選択時の車両価格(税込) |
| プラチナホワイトパールマイカ | 089 | 33,000円(メーカーオプション) | 4,533,100円 |
| アッシュ | 1M2 | なし | 4,500,100円 |
| アティチュードブラックマイカ | 218 | なし | 4,500,100円 |
| オキサイドブロンズメタリック | 6X1 | なし | 4,500,100円 |
| スモーキーブルー | 8X0 | なし | 4,500,100円 |
出典:トヨタ公式WEBカタログ(2026年6月発行)。価格はメーカー希望小売価格(’26年5月現在)で、2026年10月15日にtoyota.jpの車種ページでも同じ4,500,100円の表示を確認しました。沖縄地区は価格が異なります。白を選んだ場合の車両価格は筆者が合算したものです。
白の33,000円は、車両価格450万100円の約0.7%です。数字だけ見れば小さな差ですが、もう1つ大事な条件があります。公式カタログは「メーカーオプションはご注文時に申し受けます。メーカーの工場で装着するため、ご注文後はお受けできません」と注記しています。ボディカラーは工場で塗装されるため、注文後に変えるのは難しいと考えておくべきです。変更できるかどうかは、注文前に販売店で確認してください。税金や諸費用を含めた乗り出し価格はランクルFJの価格記事で整理しています。
黒いバンパー・黒いホイールは全色共通。色の見え方はコントラストで変わる
ランクルFJは、ラジエーターグリル、前後バンパー、バックドアガーニッシュ、18インチアルミホイールが黒で、これはボディカラーに関係なく全車共通です。公式カタログの主要装備一覧には、グリル(ブラック)、フロント・リヤバンパー(ブラック)、バックドアガーニッシュ(ピアノブラック塗装)、アルミホイール(ブラック塗装)と記載されています。内装色もブラックの1種類です。
この条件を色一覧と並べると、ボディカラー選びは「黒いパーツとどう組み合わせるか」を選ぶことでもあると分かります。以下は筆者の考察です。
- ホワイト:黒いバンパー・ホイールとの差が最もはっきりし、角ばったボディの形が浮き出て見えやすい
- ブラック:黒いパーツと一体になり、塊のような重厚感が出やすい
- アッシュ・ブロンズ・ブルー:黒いパーツとの差は中くらいで、光の当たり方によって印象が変わりやすい
公式カタログには「実車においてもご覧になる環境(屋内外、光の角度等)により、ボディカラーの見え方は異なります」という注記もあります。実車を見るときは、ボディだけでなく、ボディと黒いバンパーの境目も屋外の光の下で確認してください。
初心者ユーザー黒いパーツって、どの色を選んでも同じなんですか?
自動車専門家 Mr.K標準の状態では同じです。だから黒いボディだけは雰囲気がガラッと変わります。写真で「黒が一番引き締まって見えた」と感じたら、理由の一部はこのパーツ構成にあるはずです。
カスタム前提なら要注意:モデリスタの塗装済オーバーフェンダーは白と黒だけ
モデリスタのオーバーフェンダーには「塗装済」と「金属調塗装」の2種類があり、ボディと同じ色の塗装済を選べるのはプラチナホワイトパールマイカ〈089〉とアティチュードブラックマイカ〈218〉だけです。アッシュ、ブロンズ、ブルーを選ぶと、オーバーフェンダーは金属調塗装になります。
出典はトヨタ公式のアクセサリーズ&カスタマイズカタログ(2026年8月発行)の6ページです。オーバーフェンダーは1台分132,000円(税抜120,000円)で、取付費は別です。マッドフラップを付けた車には装着できません。金属調塗装は「全ボディカラーが対象」と書かれています。
| ボディカラー | 塗装済(ボディ同色) | 金属調塗装 |
| プラチナホワイトパールマイカ | 〇 | 〇 |
| アティチュードブラックマイカ | 〇 | 〇 |
| アッシュ | 設定なし | 〇 |
| オキサイドブロンズメタリック | 設定なし | 〇 |
| スモーキーブルー | 設定なし | 〇 |
同じカタログには、MODELLISTAパッケージ(236,500円・税抜215,000円、取付費別)も載っています。こちらは金属調塗装とメテオコートと呼ばれる凹凸のあるツヤ消し塗装の組み合わせです。また、用品カタログには「塗装パーツにつきましては、塗装色の色が標準車と完全に一致しない場合があります」という注記もあります。
同色のフェンダーと金属調のフェンダーのどちらが格好いいかは、好みの問題です。ただ、「ブルーにして、フェンダーもボディと同じ色に」と考えている人は、その組み合わせが用意されていません。カスタムを前提にしているなら、色を決める前に用品の設定色を確認することをおすすめします。
車購入検討者同じ色にできない組み合わせもあるんですね……。
自動車専門家 Mr.K白と黒が多く選ばれるのは、こういう「選べる幅の広さ」も一因かもしれません。これは推測ですが、カスタムを考えている人は先に販売店で確認しておくと安心です。
色別判断表:人気の根拠・追加費用・カスタム・手入れを横並びで見る
人気の根拠では白と黒が上位ですが、追加費用がかからないのは白以外の4色で、ボディ同色の塗装済オーバーフェンダーが選べるのは白と黒です。ここまでの公式情報と公開データを、5色同じ条件で1つの表にまとめました。
| 色 | KINTOの人気案内 | 中古掲載台数(構成比) | 追加費用 | モデリスタ塗装済 | KINTOの提案する方向性 | 汚れ・手入れの一般的傾向(考察) |
| プラチナホワイトパールマイカ〈089〉 | 人気として案内 | 96台(約44%) | +33,000円 | 〇 | 定番重視 | 水垢・泥はねが目立ちやすい |
| アティチュードブラックマイカ〈218〉 | 人気として案内 | 80台(約37%) | なし | 〇 | 重厚感・都会的 | 洗車傷・砂ぼこりが目立ちやすい |
| オキサイドブロンズメタリック〈6X1〉 | 記載なし | 16台(約7%) | なし | 設定なし | アウトドア | 中間色で汚れが目立ちにくいとされる |
| スモーキーブルー〈8X0〉 | 記載なし | 13台(約6%) | なし | 設定なし | ランクルらしさ・自分らしさ | 中間色。画面と実車の色差に注意 |
| アッシュ〈1M2〉 | 記載なし | 11台(約5%) | なし | 設定なし | トレンドと個性 | 中間色で汚れが目立ちにくいとされる |
※中古掲載台数はカーセンサーの集計(2026年10月15日13時台)で、新車の販売台数ではありません。「汚れ・手入れの一般的傾向」の列は実測ではなく、一般的に言われる傾向と筆者の考察です。KINTOの提案は、同社の記事に書かれた選び方の例です。
この表は、自分にとって大事な列に印を付けて使ってください。「費用」に印が付いた人は白以外の4色に絞れます。「カスタム」なら白か黒になります。「人気」を重視するなら白と黒が有力です。印が付いた列から2色まで絞り込めれば、次の実車確認がぐっと楽になります。
後悔しない色選び:汚れ・手入れ・売却の見方

汚れの目立ち方や売却時の評価は、ボディカラーだけで決まるわけではありません。使い方、保管場所、車の状態によって大きく変わります。ランクルFJについて、色別の汚れやすさを測ったデータも、色別の査定額を示す公開データも確認できません。そのため、ここでは一般的な傾向と、自分で確認する方法に絞って書きます。
初心者ユーザー黒は傷が目立つって聞くんですけど、本当ですか?
自動車専門家 Mr.K一般的にはそう言われます。ただ、目立ち方は洗車の仕方や保管場所でかなり変わります。「黒だからダメ」ではなく、「自分の生活で手入れを続けられるか」で考えてみましょう。
色別の汚れ・傷の見え方は「一般的傾向」。FJでは黒パーツも関係する
一般的に、濃い色は洗車傷や砂ぼこりが、白などの淡い色は水垢や泥はねが目立ちやすいと言われます。ランクルFJで汚れ方を実際に測ったデータはないため、以下は一般的な傾向と筆者の考察です。
- ブラック:細かい洗車傷や乾いた砂ぼこりが光の下で見えやすい。ほこりの多い砂利道を走ると、白っぽい汚れが目立つ
- ホワイト:雨だれの跡や、下回りの泥はねが目立ちやすい。細かい傷は比較的目立ちにくいとされる
- アッシュ・ブロンズ・ブルー:中間的な濃さのため、軽い汚れはなじみやすいとされる。ただし、泥がはっきり付けば当然見える
FJで考えておきたいのは、どの色でも黒いバンパーやホイールが付いていることです。白いボディでも、黒い樹脂パーツの白っぽい汚れや、黒いホイールのブレーキダストは目に入ります。「白を選んだから洗車が楽になる」とは言い切れません。
色を問わず効く対策として、トヨタ純正用品にはドアハンドルのくぼみに貼るプロテクションフィルム(透明・1台分6,600円、取付費別)が用意されています。爪によるひっかき傷を防ぐもので、濃い色で特に傷が気になる人は見積りに入れて検討する価値があります。
車購入検討者じゃあ、白が一番楽なわけでもないんですね。
自動車専門家 Mr.K一概には言えません。判断の基準は、どの色が楽かではなく、月に何回洗車できるか、屋根のある場所に停められるかです。そこを先に決めると、色はかなり絞れますよ。
生活シーン別の検討シミュレーション:どの色が合うか
どの色が合うかは生活のしかたで変わります。洗車の頻度、アウトドアで使うか、カスタムするか、何年後に乗り換えるかの4点で、重視すべき条件が違ってきます。以下は、よくある4つの生活シーンを想定して、公式の条件と照らし合わせた検討例です。実際の所有体験ではなく、色を絞るための目安として見てください。
| 想定シーン | 重視したい条件 | 候補になりやすい色(考察) | 確認しておくこと |
| 青空駐車で、洗車は月1回程度 | 汚れのなじみやすさ | アッシュ・ブロンズ・ブルー | 屋外の実車で、中間色の見え方を確認 |
| キャンプや林道によく行く | 泥・砂ぼこりとの相性 | ブロンズ(KINTOもアウトドア向けと提案) | 黒いバンパーとの組み合わせを日なたで確認 |
| モデリスタでカスタムしたい | 同色の塗装済パーツが選べるか | 白・黒 | 用品の設定色と取付費を販売店で確認 |
| 3〜5年で乗り換える予定 | 売却時に選ばれやすさ | 白・黒(人気の根拠がある) | 色より車の状態が重要。売却時は査定を比較 |
たとえば、マンションの青空駐車で、洗車は月に1回できればいい方という人なら、黒は「洗った翌日から砂ぼこりが気になる」状態になりやすく、気持ちの面で疲れてしまうかもしれません。反対に、週末ごとに手洗いする時間を楽しめる人なら、黒の深い艶はその時間に応えてくれる色です。同じ黒でも、生活によって満足度は大きく変わります。
あなたが思い浮かべた休日のFJは、どんな景色の中に停まっていたでしょうか。その景色に合う色が、長く好きでいられる色の候補です。
人気色なら高く売れる?リセールは「データなし」で判断する
ランクルFJの色別の査定額、残価率、リセールの差を示す公開データは、2026年10月15日時点で確認できません。そのため「人気色なら高く売れる」とは言い切れません。
この記事で集計したカーセンサーの台数は「中古車として掲載されている台数」で、売れた価格ではありません。白と黒の掲載台数が多いことは、中古車を探す人の目に触れやすいという見方もできますが、同時に同じ色のライバルが多いということでもあります。実際の査定額は、走行距離、傷やへこみ、修復歴、装備、売る時期の相場によって変わります。
売却を考えて色を選ぶなら、「白か黒にしておけば安心」と考えるより、売るときに複数の査定を比べる前提で、好きな色をきれいに保つほうが現実的です。車の状態は、色よりも査定額に大きく影響するからです。
自動車専門家 Mr.K色だけで売却額は決まりません。「リセールのために好きでもない色を選んで、5年間ずっとモヤモヤする」のが一番もったいないパターンです。
色の決め方:シミュレーション→実車確認→注文条件→査定比較

ランクルFJの色は、公式サイトのカラーシミュレーションと見積りで候補を2色に絞り、屋外で実車を確認し、販売店で注文条件を確かめてから決めるのが確実です。乗り換えなら、今の車の査定比較もここで行います。公式カタログが「画面や印刷物では実際の色と異なって見えることがある」と注記しているため、画面だけで決めないことが大切です。
色別判断表で優先したい列を決め、toyota.jpのカラー表示と見積りで2色まで絞り込みます。
自然光の下で、ボディと黒いパーツの境目まで確認します。
受注状況、色の変更可否、白のメーカーオプション、用品の設定色を確認します。
下取り額と買取額を比べ、支払い計画を固めます。
車購入検討者実車って、どの色でも見られるんですか?
自動車専門家 Mr.K販売店ごとに展示車や試乗車の色は違います。トヨタ公式サイトの試乗車検索や、近くの販売店への問い合わせで確認してから出かけるのが確実です。
公式カラーシミュレーションと見積りで候補を2色に絞る
最初の一歩は、トヨタ公式サイトのランドクルーザーFJのページで色を切り替えて見比べ、見積りシミュレーションで総額を確認することです。車種ページには「カラー&360ビュー」と「見積りシミュレーション」があり、2026年10月15日時点でVX 4,500,100円(税込)と表示されています。
- 白を選ぶと、メーカーオプションとして33,000円が加わる
- 画面の色は、モニターの設定や明るさで変わる
- ここで決めるのではなく、実車で見る2色を選ぶ作業と考える
候補を2色に絞っておくと、販売店で「どちらにしようか」と具体的に相談できます。5色すべてを実車で見るのは現実的ではないので、この段階で絞り込んでおくと後が楽です。
屋外で実車を確認する:光と環境で見え方が変わる
トヨタは公式カタログで「実車においてもご覧になる環境(屋内外、光の角度等)により、ボディカラーの見え方は異なります」と注記しています。色を決める前に、屋外の自然光の下で実車を見るのが確実です。ショールームの照明の下だけで判断すると、晴れた日の駐車場で見たときに「思っていた色と違う」と感じる可能性があります。
- 日なたと日陰の両方で見る(ブルー・アッシュ・ブロンズは特に印象が変わりやすい)
- ボディと黒いバンパー・黒いホイールの組み合わせを、少し離れた位置から見る
- 展示車の表面の細かい傷やほこりの見え方を、斜めからも見る
- 自宅の駐車場や、よく行く場所の景色に置いたときを想像する
初心者ユーザー見たい色の展示車がないときはどうすればいいですか?
自動車専門家 Mr.K販売店に相談すれば、近くの店舗の在庫や試乗車を調べてもらえることがあります。街中で同じ色のFJを見かけたら、それも立派な判断材料ですよ。
受注状況と注文条件:公式と報道を分けて確認する
トヨタ公式の「工場出荷時期目処」のページ(2026年10月9日更新)では、ランドクルーザー“FJ”について「詳しくは販売店にお問い合わせください」と案内されています。受注停止や受注再開の見込みに関する話は報道によるもので、トヨタの公式発表ではありません。
- 公式:トヨタ 工場出荷時期・納車時期の目処について(2026年10月9日更新)では、FJは販売店へ問い合わせるよう案内している
- 報道:くるまのニュース(2026年7月25日)は、発売直後に受注停止となったと報じ、都内の販売店担当者の見方として「2026年秋ごろ再開」を紹介している(公式発表ではない)
- 報道:月販基準台数は1,300台、生産はタイ(Car Watch 2026年5月14日など)
受注の状況は販売店によって違う可能性があります。販売店では、受注状況と納期の見込みに加えて、次の3点を確認しておくと色選びで後悔しにくくなります。
- 注文後にボディカラーを変更できるか(メーカーオプションは注文後に受けられないと公式に注記がある)
- 色によって納期に差が出るか
- 検討している用品(モデリスタなど)の設定色と取付費
予約や注文の流れはランクルFJの予約記事でまとめています。
乗り換えなら、今の車の査定を比較してから注文条件を詰める
今の車からの乗り換えなら、販売店の下取り額だけで決めず、買取店の査定額と比べておくと、支払い計画を立てやすくなります。色選びと同じくらい総額に影響するのが、今の車がいくらで売れるかだからです。
白の追加料金33,000円の差を慎重に比べるなら、今の車の売却額も同じくらい丁寧に比べておきたいところです。下取り額を提示されてから慌てないよう、今の愛車の相場を先に確認しておきましょう。複数社の査定額をまとめて比べたいならカービューのような一括査定サービスを使う方法があります。査定を受けても、売る義務はありません。
FJは納期の見込みが販売店ごとに異なるため、査定のタイミングは納車時期から逆算して決めるのが現実的です。査定額には有効期限があることが多いので、その点も確認してください。
車購入検討者下取りと買取、どっちがいいんですか?
自動車専門家 Mr.Kそれは比べてみないと分かりません。下取りは手続きが楽、買取は金額が上がる場合がある、という違いがあります。両方の金額を並べてから決めましょう。
まとめ:人気の根拠を知ったうえで、自分の暮らしに合う色で決める

ランクルFJの純正色は5色です。KINTOの案内とカーセンサー掲載台数ではブラックとホワイトが目立ちますが、全国の販売順位ではありません。人気は参考程度にとどめ、好み、手入れ、追加費用、カスタム、将来の売却を合わせて判断するのが、後悔しにくい選び方です。
- 人気の根拠は「KINTOの案内(ブラック・ホワイト)」と「中古掲載216台の集計(白96・黒80)」で、どちらも全国順位ではない
- 追加料金がかかるのは白〈089〉の33,000円だけ。内装は全色ブラックで、黒いバンパーとホイールも全色共通
- モデリスタの塗装済オーバーフェンダーは白と黒のみ。ほかの3色は金属調塗装になる
- 色別のリセール差を示すデータはない。売るときは色より車の状態と査定の比較が大事
まずは公式サイトで候補を2色に絞り、屋外で実車を見て、販売店で注文条件を確認してください。ボディカラーは、納車してから毎朝駐車場で最初に目に入るものです。その一瞬に少しうれしくなれる色が、あなたにとっての正解です。
自動車専門家 Mr.K車は感情だけで買うと後悔します。でも、感情をまったく入れずに選んだ色も、それはそれで後悔のもとです。根拠を確かめてから、最後は好きな色で決めてください。
ランクルFJの足元や冬タイヤについてはランクルFJのタイヤサイズ記事、乗車定員と後席の使い方はランクルFJは何人乗りかを解説した記事で紹介しています。
売却方法によって、査定額や手続きの進め方は異なります。
まずは現在の査定相場を確認して、売却価格を比較してみましょう。
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