ハイエース(200系)の純正タイヤは、ジャストロー以外のバンとワゴン・コミューターが195/80R15 107/105S LT、バンDXのジャストロー車だけが185/75R15 106/104S LTです(トヨタ公式FAQ・2024年1月の一部改良以降)。ただし同じ195/80R15でも、年式によって速度記号がL・N・Sと違い、初期のワゴンは前輪と後輪でロードインデックスが異なります。自分の車の答えは、車検証の型式、運転席側の空気圧ラベル、タイヤ側面の刻印を照らし合わせて確定させてください。
通販サイトで「ハイエース 195/80R15」と検索すると、「ハイエース用」と書かれたタイヤやホイールセット、チェーンがずらりと並びます。どれも合いそうに見えますが、バンとワゴン、年式、ジャストローかどうかで条件が違えば、同じ数字でも同じ性能とは限りません。そこでトヨタの公式資料を年式ごとに並べ、「どの順番で何を確かめれば間違えないか」を整理しました。
初心者ユーザー「ハイエース用」って書いてあれば、買って大丈夫ですよね?
自動車専門家 Mr.Kここが意外と盲点です。サイズの数字が同じでも、荷重の指数や速度記号、ホイールとの組み合わせまで合っているとは限りません。順番に確認していきましょう。
この記事でわかること!
- バン・ワゴン・ジャストロー、年式別のハイエース純正タイヤサイズ早見表(確認できない年式は「未確認」と明記)
- 「195/80R15 107/105S LT」の読み方と、年式で変わった速度記号(L→N→S)
- 車検でサイズ以外に見られる点(負荷能力・溝・はみ出し・速度計)と、ハイエースが「はみ出し10mm緩和」の対象外になる理由
- 純正ホイールの諸元と、スタッドレス・チェーン・ホイールセットを買う前の照合チェックリスト
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この記事は、トヨタ公式FAQ「工場装着タイヤ・ホイールサイズ」(2010年7月〜/2020年4月〜/2024年1月〜の3世代)、ハイエース WEBカタログ(2026年7月発行)と純正用品カタログ(2026年6月発行)、デジタル取扱説明書(2026年2月版)、トヨタ認定中古車カタログの年式別諸元、国土交通省の保安基準の細目告示を突き合わせた、公式情報・公開資料ベースの検証です。筆者がハイエースのタイヤを交換・装着した体験談ではありません。調査日は2026年10月17日です。
ハイエースの純正タイヤサイズは「車検証→空気圧ラベル→タイヤ刻印」の順で確かめる

ハイエースの純正タイヤサイズは全車共通ではなく、バン/ワゴン、ジャストローかどうか、年式で表記が変わります。そのため、ネットの早見表を見る前に、自分の車の書類と現物を手元にそろえることが近道です。ここでは確認の順番、公式資料から作った年式別の早見表、タイヤ表記の読み方を順に示します。
自分のハイエースの純正サイズは「照合の順番」で決まる
ハイエースの純正タイヤを確かめるには、車検証、空気圧ラベル、タイヤ現物の3つを先に見て、そのあとで公式資料や商品の適合表と照らし合わせます。トヨタの取扱説明書は、指定空気圧を「インストルメントパネル横(運転席側)のタイヤ空気圧ラベル」で確認するよう案内しており、タイヤ・ホイール・ナットを交換するときはトヨタ販売店に相談するよう求めています。
- 車検証:型式(例:3BA-TRH214W、3DF-GDH201V)、車体の形状、乗車定員、最大積載量を確認する
- 運転席側の空気圧ラベル:タイヤサイズと指定空気圧を確認する
- タイヤ側面の刻印:サイズ、ロードインデックス、速度記号、LTの有無を写真に撮る
- 公式の早見表:下の表で自分の年式・仕様の行を探し、刻印と一致するか見る
- 商品側の適合表:買いたいタイヤ・ホイール・チェーンのメーカー適合表と照合する
- 販売店・タイヤ店で最終確認:書類と写真を持って相談する
この順番にしているのは、現在付いているタイヤが純正とは限らないからです。中古で買ったハイエースや、前のオーナーがタイヤを替えている車では、刻印だけを根拠にすると前の交換内容をそのまま引き継いでしまいます。空気圧ラベルと公式資料という「車側の指定」を先に押さえておくと、いま付いているタイヤが指定どおりかどうかも判断できます。
バン・ワゴン・ジャストロー別 ハイエース純正タイヤサイズ早見表
2010年7月以降の200系ハイエースは、ジャストロー以外のバンとワゴン・コミューターが195/80R15 107/105 LT、バンDXのジャストロー車が185/75R15 106/104 LTで、サイズとロードインデックスは変わっていません。変わったのは速度記号で、トヨタ公式FAQでは2010年7月〜がL、2020年4月〜がN、2024年1月〜がSです。
| 適用時期(公式FAQの区分) | バン(スーパーGL全車・DX ※ジャストロー除く) | バンDX ジャストロー車 | ワゴン・コミューター(全グレード) | ホイール |
| 2024年1月10日〜(一部改良) | 195/80R15 107/105S LT | 185/75R15 106/104S LT | 195/80R15 107/105S LT | 15×6J(スチール標準/アルミはメーカーオプション) |
| 2020年4月17日〜(一部改良) | 195/80R15 107/105N LT | 185/75R15 106/104N LT | 195/80R15 107/105N LT | 15×6J |
| 2010年7月26日〜(マイナーチェンジ) | 195/80R15 107/105L LT | 185/75R15 106/104L LT | 195/80R15 107/105L LT | 15×6J |
| 2004年8月〜2010年7月 | 未確認(今回の公式資料で確認できず) | 未確認 | 下のワゴン年式別の表を参照 | — |
ワゴンについては、トヨタ認定中古車カタログに年式ごとの諸元が残っており、2004年の200系発売当初までさかのぼれます。並べてみると、初期のワゴンは前輪と後輪でロードインデックスが違う、という見落としやすい事実が見えてきました。
| ハイエース ワゴンのカタログ年月 | 駆動方式(型式例) | 前輪 | 後輪 |
| 2004年8月〜2005年11月 | 2WD・4WD(CBA-TRH214W/219W/224W/229W) | 195/80R15 103/101L LT | 195/80R15 107/105L LT |
| 2007年8月 | 2WD(CBA-TRH214W/224W) | 195/80R15 103/101L LT | 195/80R15 107/105L LT |
| 2007年8月 | 4WD(CBA-TRH219W/229W) | 195/80R15 107/105L LT | 195/80R15 107/105L LT |
| 2010年7月〜2017年12月 | 2WD・4WD(CBA-TRH214W ほか) | 195/80R15 107/105L LT | 195/80R15 107/105L LT |
| 2020年5月〜2022年4月 | 2WD・4WD(3BA-TRH214W ほか) | 195/80R15 107/105N LT | 195/80R15 107/105N LT |
| 2024年1月〜 | 2WD・4WD(3BA-TRH214W ほか) | 195/80R15 107/105S LT | 195/80R15 107/105S LT |
車購入検討者じゃあ、今のバンとワゴンは同じタイヤなんですか?
自動車専門家 Mr.K現行の表記は同じ195/80R15 107/105S LTです。ただしバンのジャストローは185/75R15で別サイズ。中古車なら年式で速度記号も違うので、表で自分の行を確かめてください。
なお、旧型の100系ハイエース ワゴンは、同じ認定中古車カタログで205/70R15 95H(2WD)、215/70R15 98S(4WD)、195/70R15LT(10人乗りの一部)といった別のサイズでした。100系と200系はタイヤサイズそのものが違うため、100系向けとして売られているタイヤ・チェーン・ホイールを200系にそのまま使えると考えるのは避けてください。
「195/80R15 107/105S LT」の読み方|LT・ロードインデックス・速度記号
「195/80R15 107/105S LT」は、幅195mm・扁平率80%・ラジアル構造・15インチのタイヤで、ロードインデックスが107/105、速度記号がS、小形トラック用(LT)であることを表しています。寸法を表すのは前半の「195/80R15」だけで、後半の107/105・S・LTは、寸法とは別の性能条件です。
| 表記 | 意味 | 交換時の見方 |
| 195 | タイヤの幅(mm) | 寸法。純正と同じにする |
| 80 | 扁平率(%) | 寸法。外径に影響する |
| R | ラジアル構造 | ラジアルとバイアスの混在は取扱説明書で禁止 |
| 15 | リム径(インチ) | 純正ホイールは15×6J |
| 107/105 | ロードインデックス(LI)。LTタイヤで単輪使用時/複輪使用時の値を並べた表記 | 純正と同じか、それ以上 |
| S | 速度記号(走行可能な最高速度の区分) | 年式によりL・N・Sと違う。純正指定を下回らない |
| LT | 小形トラック用タイヤ(ライトトラック) | 乗用車用タイヤと同じ扱いにしない |
ロードインデックスは、規定の条件でタイヤ1本が支えられる最大の重さを示す指数で、一般的なLI表では107が975kg、105が925kgの目安です。ハイエースは後輪もタイヤ1本ずつの単輪なので、「107/105」のうち左側の107が単輪使用時の値にあたります。ただしLTタイヤが支えられる重さは空気圧によって変わるため、指数だけで比べず、空気圧ラベルの指定圧で使う前提で考えてください。
初心者ユーザー速度記号のLとかSって、そんなに気にするものなんですか?
自動車専門家 Mr.K一般的な速度記号表ではLが120km/h、Nが140km/h、Sが180km/hの区分です。純正がSの年式に、それより低い記号のタイヤを選ぶ理由は基本的にありません。冬用タイヤも、取扱説明書は「最高許容速度をこえない」ことを求めています。
古いタイヤや一部のサイズでは、ロードインデックスの代わりに「8PR」のようなプライレーティング(PR)で強度が表示されていることがあります。PRとLIは数字の意味が違うため、同じものとして読み替えず、迷ったらタイヤメーカーの負荷能力表か販売店で確認しましょう。
ハイエースのタイヤと車検|サイズの数字以外に見られる4つの条件
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車検でタイヤに求められるのは、サイズが同じことだけではありません。国土交通省の「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」は、タイヤの負荷能力、溝の深さと損傷、空気圧、回転部分のはみ出しなどを定めています。ここでは、ハイエースのタイヤ選びで特に関係する条件を、告示の文言に沿って整理します。なお、この記事は個別の車両が車検に通ることを保証するものではありません。
負荷能力・溝と損傷・はみ出し・速度計の4つを分けて確認する
ハイエースのタイヤが車検で問題にならないかは、「負荷能力」「溝と損傷・空気圧」「はみ出し」「速度計」の4つを別々に確認します。細目告示第167条は、積車状態の軸重を輪数で割った荷重が「空気入ゴムタイヤの負荷能力以下であること」と定めています。積載を前提とするバンでは、ここが乗用車以上に効いてくる条件です。
| 確認する条件 | 告示などの内容 | ハイエースでの見方 |
| 負荷能力 | 積車状態の軸重÷輪数の荷重が、タイヤの負荷能力以下(第167条) | ロードインデックスは純正と同じか、それ以上。指定空気圧で使う |
| 溝・損傷・空気圧 | 滑り止めの溝が1.6mm以上、亀裂やコード層の露出など著しい破損がない、空気圧が適正(第167条) | スリップサインと側面の傷を点検。空気圧はラベルの値 |
| はみ出し | 直進状態で車軸中心から前方30°・後方50°の範囲のタイヤ・ホイールが、フェンダーより外に出ない(第178条) | 幅広タイヤ・インセット変更は要注意。10mm緩和は対象外(次の見出し) |
| 速度計 | 速度計の精度に関する基準がある | 外径が変わるとメーターの表示がずれる。純正外径から大きく外れない |
空気圧は「適正であること」が条件なので、ハイエースではラベルの値をそのまま使うのが基本です。取扱説明書(2026年2月版)を見ると、同じバンでもグレードや積載量で指定値が変わります。
| 車種・仕様(タイヤサイズ) | 軽積時 前/後 | 定積時 前/後 |
| ロングバン 2WD スーパーGL(195/80R15 107/105S LT) | 325/300kPa | 325/350kPa |
| ロングバン 2WD DX 3/6人乗りなど(195/80R15 107/105S LT) | 325/425kPa | 350/425kPa |
| ロングバン 2WD ジャストロー(185/75R15 106/104S LT) | 450/450kPa | 475/525kPa |
| ロングバン 4WD(195/80R15 107/105S LT) | 350/350kPa | 375/425kPa |
| スーパーロングバン 2WD(195/80R15 107/105S LT) | 350/350kPa | 350/400kPa |
| ワゴン 2WD(195/80R15 107/105S LT) | 前325/後300kPa(積載区分なし) | |
| ワゴン 4WD(195/80R15 107/105S LT) | 前350/後325kPa(積載区分なし) | |
この表から分かるのは、「ハイエースの空気圧は○kPa」とひとまとめにできないことです。同じ195/80R15 107/105S LTでも、スーパーGLの後輪は軽積時300kPa、DXは425kPaと125kPaの差があります。タイヤを替えたあとも、ラベルの指定圧に合わせることが負荷能力を発揮させる前提になります。
ハイエースはタイヤ「はみ出し10mm」緩和の対象外
「タイヤは10mmまでならフェンダーからはみ出してもよい」という説明は、ハイエースには当てはまりません。細目告示第178条で、サイドウォールの保護帯やリブなどが10mm未満なら突出とみなさないとする緩和は、「専ら乗用の用に供する自動車(乗車定員10人以上の自動車…を除く)」に限られているためです。貨物車のバン、乗車定員10人のワゴン、14人のコミューターは、いずれもこの条件に当たりません。
告示の条文を読むと、緩和の対象は「タイヤの側面の一部」で、ホイールは含まれていません。また国土交通省は2017年6月22日の改正で、タイヤ側面の文字などラベリングの厚みは、はみ出しに含めないと整理しています。乗用車向けの記事や動画で語られる「10mmルール」をそのままハイエースのワイドなタイヤ・ホイール選びに持ち込むと、判断を誤るおそれがあります。ワゴンの座席数と乗車定員の考え方は、ハイエース ワゴン10人乗りの解説でも扱っています。
自動車専門家 Mr.K他の車種で「10mmまでOK」と聞いた話を、ハイエースに当てはめない。これだけで避けられる失敗があります。
インチアップや外径変更は荷重・はみ出し・干渉・速度計を個別に見る
ハイエースでタイヤやホイールのサイズを純正から変える場合は、荷重性能、はみ出し、車体やブレーキとの干渉、速度計への影響を一つずつ確認する必要があります。どれか一つが合っていても、ほかの条件まで満たしているとは限りません。トヨタの取扱説明書も「メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない」と警告しています。
この記事では、インチアップの具体的な適合例は載せていません。トヨタの公式資料で、純正以外のサイズが適合すると確認できる情報がないためです。サイズ変更を考えている場合は、見た目・乗り心地・積載のどれを優先するかを決めたうえで、ホイールメーカーの車種別適合表と販売店・タイヤ店の現車確認で判断してください。
サイズを変えない場合でも、「195/80R15なら同じ」とは言い切れません。たとえば2004〜2007年ごろのワゴン(2WD)は前輪103/101L・後輪107/105Lで、前後でロードインデックスが違います。4本を同じタイヤで買い替えるなら、後輪側の107/105を下回らないものを選ぶのが自然な考え方です。取扱説明書は、4本とも同じメーカー・銘柄・トレッドパターンで、摩耗差のないタイヤを使うよう求めています。
車購入検討者見た目を変えたくて、インチアップも気になっているんですけど……。
自動車専門家 Mr.K気持ちはわかります。ただ、はみ出し・干渉・速度計・荷重性能はそれぞれ別の確認です。車は感情だけで買うと後悔しますから、適合表と現車確認を先に済ませましょう。
ハイエースのホイール・スタッドレス・タイヤチェーンは商品側の適合表で照合する

ホイール、スタッドレスタイヤ、タイヤチェーンは、タイヤサイズが合うだけでは選べません。ホイールはPCDやインセット、ハブ穴径まで、チェーンは車体との隙間やホイールの形状まで関係します。トヨタの公式資料と純正用品カタログを使って、どこを照合すればよいかを示します。
ハイエース純正ホイールは15×6J・PCD139.7・6穴・インセット35
200系ハイエース(2010年7月以降)の純正ホイールは、バン・ワゴン・コミューターとも15×6J、PCD139.7mm、6穴、インセット35mm、ハブ穴径106mmで、ナットで締め付ける方式です。スチールホイールとアルミホイールで違うのは、ホイール側のボルト穴径で、スチールが14mm、アルミが19mmです。
| 項目 | スチールホイール(標準) | アルミホイール(メーカーオプション) |
| サイズ | 15×6J | 15×6J |
| PCD/穴数 | 139.7mm/6穴 | 139.7mm/6穴 |
| インセット | 35mm | 35mm |
| ハブ穴径 | 106mm | 106mm |
| ハブボルト穴径(ホイール側) | 14mm | 19mm |
| 締結方法/締め付けトルク | ナット締結/100N・m(1,020kgf・cm) | |
| 設定(現行カタログ) | 全車標準(ジャストローは185/75R15と組み合わせ) | 66,000円のメーカーオプション(ジャストロー除く) |
ボルト穴径が違う以上、スチール用とアルミ用でナットをそのまま共用できるとは限りません。純正用品の「キー付ホイールナット」も、設定はアルミホイール(メーカーオプション)付車に限られています。ホイールセットを買うときは、インチ径だけでなく、リム幅・穴数・PCD・インセット・ハブ径・ナットの座面形状・耐荷重がそろっているかを、ホイールメーカーの適合表で確かめてください。取扱説明書には、ナットはテーパー部を内側にして取り付け、ねじ部にオイルやグリースを塗らないよう書かれています。
スタッドレスは4輪、チェーンは後2輪|純正チェーンも仕様で品番が違う
ハイエースの冬用タイヤは4輪とも同じサイズ・同じ銘柄で装着し、タイヤチェーンは後ろの2輪に付けます。取扱説明書(寒冷時の運転)は、チェーンを付けたら0.5〜1.0km走行して締め直し、チェーンに定められた制限速度か30km/hの低いほうを超えないよう求めています。冬用タイヤは指定サイズを使い、その最高許容速度を超えないことも条件です。
チェーン選びで見落としやすいのは、タイヤサイズが合ってもチェーンが付けられるとは限らない点です。取扱説明書は「トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの中には、使用すると車体にあたり、走行のさまたげになるおそれがあるものもあります」と注意しています。純正用品カタログ(2026年6月発行)を読み比べると、条件はさらに細かく分かれていました。
| 純正用品 | 設定(適合) | カタログの注記 |
| 059 合金鋼チェーン | バンDX(ジャストロー車) | 適応サイズは新車標準ホイール・タイヤが基準。冬用タイヤの種類・メーカーによっては装着できない場合あり |
| 060 スチールチェーン(シングル) | ジャストロー車以外 | 同上。アルミホイールに付けるとホイールに傷がつくおそれ |
| 15インチアルミホイールセット(モデリスタ) | 合金鋼チェーン059・スチールチェーン060付車を除く | 純正チェーンとは組み合わせられない設定 |
| GR 15インチアルミホイール&タイヤセット(15×6.0J・195/80R15・インセット35) | ジャストロー、キー付ホイールナット・純正チェーン付車を除く | 同じ15インチ・同じインセットでも組み合わせ制限がある |
初心者ユーザーチェーンって、タイヤのサイズさえ合えば付けられるんだと思ってました。
自動車専門家 Mr.Kメーカーの純正用品ですら、ホイールの種類で組み合わせが制限されています。ホイールを替えている車なら、チェーンの適合はあらためて確認が必要です。
市販のチェーンを選ぶときは、タイヤサイズに加えて、装着輪(後2輪)、車体とのすき間、装着するホイールの種類、チェーンメーカーの車種別適合表の4点をそろえて確認します。100系ハイエース向けとして販売されている製品は、タイヤサイズの前提が200系と違うため、200系に適合するものとは扱えません。スタッドレスとホイールのセットを買う場合も、タイヤの表記(サイズ・LI・速度記号・LT)とホイールの諸元を、ここまでの表と一つずつ照らし合わせてください。
「ハイエース用」の商品を買う前に確認するチェックリスト
「ハイエース用」と書かれた商品を買う前は、車両・タイヤ・ホイール・用品の4つの側から照合すると、間違いを防げます。商品名だけで適合を判断せず、商品の規格表示と自分の車の条件を、公式資料と適合表で突き合わせることが大切です。
- 車両:200系か100系か、バン・ワゴン・コミューターのどれか、年式と型式、ジャストローかどうか
- 空気圧ラベル:指定サイズと指定空気圧(バンはグレード・積載量で値が違う)
- タイヤ:195/80R15(ジャストローは185/75R15)、LIが純正以上、速度記号が純正以上、LT表記がある
- 4本の統一:同じメーカー・銘柄・パターンで、サマーと冬用を混ぜない
- ホイール:15×6J相当、PCD139.7・6穴、インセット・ハブ径・ナット座面・耐荷重が適合表に合う
- チェーン:後2輪用、車種別適合表に200系の自分の仕様がある、装着するホイールで使える
- 車検:負荷能力・溝・はみ出し・速度計の4点で問題がないか、販売店・整備事業者に確認した
このチェックリストの項目を、車検証・空気圧ラベル・タイヤ側面の写真と一緒に販売店やタイヤ店へ持っていけば、相談がスムーズになります。年式の違いによる装備の変化を知りたい場合は、ハイエース8型のレビュー記事も参考になります。
まとめ|ハイエースのタイヤは車検証とタイヤ刻印を持って照合してから選ぶ

ハイエースのタイヤサイズは、現行では195/80R15 107/105S LT(ジャストローは185/75R15 106/104S LT)ですが、年式で速度記号が違い、初期のワゴンは前後でロードインデックスも違います。検索で見つけたサイズだけで注文せず、車側の指定を出発点に、商品側の適合表で照合してから選ぶのが確実です。
- 純正サイズ:車検証→空気圧ラベル→タイヤ刻印→公式の早見表の順で確定する
- 表記:107/105・速度記号・LTは寸法とは別の条件。純正と同じか、それ以上を選ぶ
- 車検:負荷能力・溝と損傷・はみ出し・速度計を確認。ハイエースは「はみ出し10mm」緩和の対象外
- ホイール・冬用品:純正は15×6J・PCD139.7・6穴・インセット35。冬用タイヤは4輪、チェーンは後2輪で、ホイールの種類によっては組み合わせられない
自動車専門家 Mr.K迷ったら、車検証とタイヤ側面の写真を持って販売店へ。照合の順番さえ守れば、「ハイエース用」の文字に振り回されずに済みます。
ハイエースのタイヤサイズでよくある質問
Q. ハイエースのバンとワゴンでタイヤサイズは同じですか?
A. 2024年1月以降の現行モデルは、ジャストロー以外のバンとワゴン・コミューターが同じ195/80R15 107/105S LTです。バンDXのジャストロー車だけは185/75R15 106/104S LTです。年式によって速度記号が違い、2004〜2007年ごろのワゴンは前後でロードインデックスも違うため、自車の空気圧ラベルと刻印で確認してください。
Q. 195/80R15と書いてあれば、どのタイヤでも使えますか?
A. 使えるとは限りません。195/80R15は寸法を示すだけで、ロードインデックス、速度記号、LT(小形トラック用)かどうかは別の条件です。ハイエースでは純正と同じか、それ以上のロードインデックスと速度記号で、LT表記のあるタイヤを選ぶのが基本です。
Q. 100系ハイエース向けのチェーンや用品は200系に使えますか?
A. 使えるものとして扱わないでください。100系のワゴンは205/70R15 95Hなど200系とは違うタイヤサイズで、前提となる条件が異なります。200系に付ける場合は、商品の車種別適合表に200系の自分の仕様が載っているかを確認しましょう。
売却方法によって、査定額や手続きの進め方は異なります。
まずは現在の査定相場を確認して、売却価格を比較してみましょう。
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◆関連記事・参照リンク
・トヨタ ハイエース バン | トヨタ自動車WEBサイト
・海外で発表されたハイエース300系についてのトヨタ公式
・トヨタ自動車WEBサイト
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