ベンツGクラス電気自動車の価格・航続距離・充電を公式データで徹底比較

ベンツGクラス電気自動車の価格・航続距離・充電を公式データで徹底比較

「あの無骨なゲレンデに、電気自動車があるらしい」。そう聞いて、少し驚いた人もいるのではないでしょうか。エンジン音とともに悪路を蹴り上げる姿こそGクラスだと思っていた身からすると、電動化はどこか意外な組み合わせに感じられます。

この記事の主役は、メルセデス・ベンツ Gクラスの電気自動車、正式名称「G 580 with EQ Technology」です。ただ、結論から言えば、価格やカタログ上の航続距離だけを眺めても、この車が自分に合うかどうかは判断できません。むしろ公式情報を一つひとつ見比べていくと、本当に確認すべきなのは、スペックの大きさよりも「自宅で充電できるか」「普段どう使うか」だと見えてきます。

Gクラスらしいデザインと走破性を残しながら、4モーター制御や静粛性というEVならではの魅力を加えた新しい選択肢。その実像を、公式データをもとに冷静に整理していきましょう。

この記事でわかること!

  • G 580 with EQ Technologyの正式な位置づけと、標準グレード/Edition 1の価格・航続距離・充電方法
  • ガソリン・ディーゼル・マイルドハイブリッド(G 450 d)のGクラスとの違い
  • 自宅充電・長距離移動・車両重量を踏まえた「自分に向いているか」の判断軸
  • 中古車(ゲレンデEV)を探す際に確認すべき注意点と、在庫・相場の調べ方

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本記事では、メルセデス・ベンツ日本公式サイトの複数ページ(価格・航続距離・充電・保証など)を横断的に確認・比較した検証をもとに、購入前に押さえておきたい判断軸を整理します。実際に試乗したり見積もりを取ったりした体験談ではなく、あくまで公式情報・公開データをもとに、数字を突き合わせて見えてきた事実を軸にお伝えします。

目次

メルセデス・ベンツ Gクラスの電気自動車とは?正式名称と現在の位置づけ【G 580 with EQ Technology】

メルセデス・ベンツ Gクラスの電気自動車とは?正式名称と現在の位置づけ【G 580 with EQ Technology】

「Gクラス EQ」「ゲレンデEV」といった通称で検索してたどり着いた方も多いと思いますが、まず名称を正確にしておきましょう。Gクラスの電気自動車の正式名称は「G 580 with EQ Technology」です。国内では標準グレードと「Edition 1」の2グレード構成で展開されています。

初心者ユーザー

ゲレンデって、電気自動車もあるんですか!?初めて知りました。

自動車専門家 Mr.K

はい。正式名称は「G 580 with EQ Technology」。単に外観へEV機構を載せたのではなく、Gクラスらしさを残しながら電動化で再構築したモデルなんです。

発売の経緯も押さえておきましょう。メルセデス・ベンツ日本は、2024年10月23日に正規販売店網を通じて注文受付を開始したことを公式発表し、納車は2024年11月から順次始まっています。執筆時点(2026年7月16日)でも、公式プライスリストに標準グレードとEdition 1の両方が現行モデルとして掲載されていることを確認しました。

ここで一つ、大切な前置きをしておきます。この記事全体を通してお伝えしたいのは、「Gクラスの外観にEV機構を載せただけの車ではない」ということ。そして同時に、「話題性や先進性だけで飛びつくと後悔しかねない」ということです。この両面を、これから順に見ていきます。

なお、在庫状況・納期は変動します。最新の取り扱い状況は、必ず正規販売店に確認してください。

G 580 with EQ Technologyの新車価格・グレード比較(標準/Edition 1)

G 580 with EQ Technologyの新車価格・グレード比較(標準/Edition 1

結論から言えば、G 580 with EQ Technologyは2,000万円を超える価格帯の車です。冷静に数字で見てみましょう。執筆時点(2026年7月16日)の公式プライスリストで確認できた価格は以下のとおりです。

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グレード型式時期価格(税込)
G 580 with EQ Technology(標準)MP20260122,370,000円
G 580 with EQ Technology Edition 1MP20250126,350,000円

標準グレードとEdition 1の差額は約400万円。Edition 1は限定的な専用装備・専用カラーなどを備えた特別仕様という位置づけです。装備の細部はグレードや時期によって変わるため、どこに差があるのかは正規販売店で最新の仕様書を確認するのが確実です。

忘れてはいけないのが、公式サイトにも明記されている一文です。メーカー希望小売価格はあくまで参考価格であり、実際の販売価格は各正規販売店に要確認とされています。価格は改定される可能性もあるため、検討を本格化させる段階では、必ず最新の価格を公式サイトと販売店の両方で押さえておきましょう。

航続距離・バッテリー・充電方法を徹底整理

高額なEVを検討するうえで、価格の次に気になるのが航続距離と充電まわりでしょう。ここは意外と盲点になりやすいところなので、公式情報を一つずつ整理します。

WLTC航続距離530kmの実力と注意点

公式サイトによれば、一充電走行距離はWLTCモードで530kmです。数字だけを見れば十分に長く感じられます。ただし、これはあくまでカタログ値である点に注意が必要です。実際の走行では、車重・速度・気温・エアコン使用状況などによって航続距離は変動します。特に高速巡航や冬場の低温時には、カタログ値どおりの余裕を常に期待できるわけではない、と考えておくのが現実的です。

バッテリー容量(正味116kWh/参考値120kWh)

バッテリーは大容量です。公式プレスリリースではバッテリー容量116kWhと明記されています。加えて、複数の第三者専門媒体では「総容量120.0kWh/正味使用可能容量116.0kWh」という数値が一致して報じられています。ただし、総容量120kWhについては公式サイトの諸元表から同一の数値を直接確認できなかったため、執筆時点で確認できた参考情報として扱い、断定は避けておきます。

充電時間の目安(普通充電・急速充電)

ここが、この車の使い勝手を大きく左右するポイントです。公式サイト(finance)に記載の充電時間の目安を整理します。

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充電方式出力充電時間(10%→80%)
普通充電AC200V約14時間
急速充電(CHAdeMO)50kW約106分
急速充電(CHAdeMO)90kW約55分
急速充電(CHAdeMO)150kW約41分
車購入検討者

自宅に充電設備がない場合は、どうすればいいんですか?

自動車専門家 Mr.K

普通充電は10%から80%で約14時間かかります。自宅充電ができない環境だと、日常使いのハードルはかなり上がりますね。ここは価格以上に大事な判断軸です。

普通充電で約14時間ということは、夜間に自宅でゆっくり充電できる環境があれば、翌朝には十分な残量で走り出せる計算です。逆に言えば、その環境がないと運用の難易度は一気に上がります。急速充電(CHAdeMO方式)を使う手もありますが、150kW出力でも10%から80%まで約41分。給油の感覚とは異なる時間軸で付き合う必要があります。

4モーター制御・G-TURN・オフロード性能——EVで進化したGクラスの走破性

4モーター制御・G-TURN・オフロード性能——EVで進化したGクラスの走破性

「電動化でGクラスらしさは失われないのか」。多くの人が引っかかるのがこの点でしょう。結論を先に言えば、失われた部分と、むしろ進化した部分の両方があるというのが公式情報から見えてくる実像です。

まず走行性能。G 580 with EQ Technologyは、メルセデスのEVとして初採用となる4輪独立式モーターを搭載します。公式発表値では、システム最高出力432kW(587PS相当)、最大トルク1,164Nm、0-100km/h加速4.7秒。3トンを超えるとされる巨体を、これだけのトルクで押し出すわけです。なお最高速度180km/hは複数媒体で報じられている参考値で、公式サイト上での直接確認は限定的なため、参考程度に留めておきます。

オフロード性能を象徴するのが、EVならではの制御機能です。主な装備を整理します。

  • G-TURN:左右輪を逆回転させ、その場で方向転換を可能にする機能
  • G-STEERING:オフロードでの旋回性能を高める機能
  • オフロードコックピット:傾斜角・ステアリング角などをリアルタイム表示
  • トランスペアレントボンネット:ボンネット下の路面状況をカメラで表示し障害物確認を補助
  • カーボンスキッドプレート:バッテリーを守るアンダーガード
  • ELECTRIC DYNAMIC SELECT:Trail/Rockなどオフロード向けモードを含む走行モード切替

構造面でも、Gクラスの象徴であるラダーフレーム構造を継承しつつ、重いバッテリーを低い位置に配置して低重心化を図っています。つまり、Gクラスの骨格やオフロードのDNAは受け継がれているわけです。

一方で、失われるものもあります。V8やディーゼルが生むエンジン音・鼓動・給油の手軽さは、EVには存在しません。代わりに加わるのが、圧倒的な静粛性と、アクセルに対する即座のトルク応答です。どちらが優れているという話ではなく、「何を魅力と感じてGクラスを選ぶのか」によって評価が分かれる、という整理が正確でしょう。

ガソリン・ディーゼル・マイルドハイブリッドのGクラスとの違いを徹底比較

「ベンツ Gクラス ハイブリッド」で検索してきた方に、特にお伝えしたいセクションです。ここには、混同されやすい落とし穴があります。

初心者ユーザー

G 450 dってハイブリッドですよね?G 580と同じ電動車じゃないんですか?

自動車専門家 Mr.K

そこ、よく混同されるんです。G 450 dはあくまでディーゼル+マイルドハイブリッド。フル電動はG 580だけなんですよ。

G 450 d(マイルドハイブリッド/ISG)との違い

G 450 dは、3.0L直列6気筒ディーゼルエンジンにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッドです。あくまでエンジンが主役で、モーターがそれを補助する仕組み。外部から充電して電気だけで走るフルEVのG 580とは、パワートレインが根本的に異なります。「ハイブリッド」という言葉が同じでも、中身は別物だと理解しておきましょう。

Mercedes-AMG G 63(マイルドハイブリッド/ISG)との違い

ラインナップ最上級のMercedes-AMG G 63は、4.0L V8ツインターボにISGを組み合わせたマイルドハイブリッドです。こちらもフルEVではありません。強烈なV8サウンドと動力性能が魅力の、内燃機関の頂点に位置するグレードです。

価格・パワートレイン比較表

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グレードパワートレイン価格(税込)
G 450 d(ISG)3.0L直6ディーゼル+マイルドハイブリッド18,570,000円
G 580 with EQ Technology(標準)フルEV(4輪独立モーター)22,370,000円
G 580 with EQ Technology Edition 1フルEV(4輪独立モーター)26,350,000円
Mercedes-AMG G 63(ISG)4.0L V8ツインターボ+マイルドハイブリッド28,620,000円

この表から読み取れる重要な事実が一つあります。フルEVのG 580(標準)と、マイルドハイブリッドのG 450 dの価格差は約380万円。つまり、EVはベースグレードであっても、内燃機関モデルより高額なのです。「電動化=お手頃」というイメージは、少なくとも新車価格に関しては当てはまりません。ここを判断材料として、冷静に受け止めておきましょう。

保証内容——一般保証と高電圧バッテリー特別保証

高額なEVで誰もが気にするのが、バッテリーの寿命と交換リスクです。ここは保証がどこまでカバーするかを、正確に押さえておく必要があります。公式サイトの「EQケア」ページで確認できた内容を整理します。

  • 一般保証:新車登録日から5年間、または走行距離100,000kmのいずれか早い方まで(一般保証・メンテナンス保証・24時間ツーリングサポートを含む)
  • 高電圧バッテリー特別保証:8年間、または走行距離160,000kmのいずれか早い方まで。診断でバッテリー残容量が70%未満と判定された場合は無償交換の対象

ここで一点、注意が必要です。G 580 with EQ Technologyのバッテリー特別保証は、EQA・EQB・EQCと同じ区分の「8年/160,000km」です。EQE・EQS・EQE SUV・EQS SUVといった上位EQモデルは「10年/250,000km」と保証区分が異なります。同じメルセデスのEVでも保証年数が違うため、上位モデルの情報とG 580の情報を混同しないよう気をつけてください。

なぜバッテリー保証の区分を確認しておくべきか

高電圧バッテリーは、EVの中でも最も高額な部品の一つです。保証期間内に残容量が規定を下回れば無償交換の対象になりますが、期間や距離を過ぎると自己負担になり得ます。特に中古車を検討する場合は、この特別保証が「あと何年・何km残っているか」が、実質的な価値を大きく左右します。詳細や延長保証の有無は、正規販売店で必ず確認しておきましょう。

G 580 with EQ Technologyはどんな人に向いている?利用環境別の判断軸

ここが、この記事で最もお伝えしたい部分です。「EVだから先進的」「Gクラスだから間違いない」——そんな結論に飛びつく前に、いったん立ち止まってほしいのです。車は感情だけで買うと後悔します。大切なのは、自分の使用環境に照らして向き不向きを見極めること。利用シーン別に整理してみましょう。

自宅充電できる人

もっとも相性が良いのは、自宅または契約駐車場で普通充電できる環境がある人です。普通充電の約14時間は、夜間に眠っている間に完結させられます。毎朝、給油の手間なく満充電に近い状態から走り出せる——これはEVならではの快適さです。日常の使い勝手のハードルが、ぐっと下がります。

長距離移動が多い人

頻繁に長距離を走る人は、慎重な検討が必要です。WLTC530kmはカタログ値であり、高速巡航・低温時・エアコン使用時には実質的な航続距離が下がりうるからです。加えて、急速充電は150kWでも約41分。出先での充電スポットの位置、目的地での充電可否まで含めて移動計画を組み立てられるかが分かれ目になります。「どこでも給油できる」内燃機関の自由度と同じ感覚では運用できない、と理解しておきましょう。

都市部中心で走行距離が短い人

近距離利用が中心なら、航続距離への不安は相対的に小さくなります。一充電の余裕を使い切ることも少なく、静粛性やスムーズな加速という都市部で効くEVの美点を存分に味わえます。ただし、全幅1,985mmという大柄なボディと、約3,120kg(第三者媒体による参考値)とされる車両重量は、狭い道や立体駐車場では気を遣う要素です。取り回しは試乗でしっかり確かめておきたいところです。

オフロード性能を重視する人

G-TURNやG-STEERING、ラダーフレーム構造など、オフロードのための装備・構造はしっかり継承されています。その意味で走破性への期待は裏切りません。一方で、内燃機関のG 450 dより約560kg重い(第三者媒体の参考値)とされる車両重量の増加が、悪路走破性や足回りへどう影響するかは、執筆時点で確認できる範囲にとどめておくのが誠実でしょう。実際の使い方に近い条件で試乗して体感するのが確実です。

維持費で確認すべきポイント——「EVだから安い」は本当か

「電気自動車だから維持費が安い」。よく聞く話ですが、これはGクラスのような特殊な車には単純には当てはまりません。維持費は必ずチェックしてください。確認すべき項目を挙げておきます。

維持費で確認すべきポイント——「EVだから安い」は本当か
  • 充電費用:自宅充電と急速充電では単価が異なる。使い分けの想定が必要
  • タイヤ:3トン級の重量とハイパワーゆえ、摩耗や交換コストは相応にかかりうる
  • 任意保険:車両価格が2,000万円超のため、保険料の水準も高くなりやすい
  • 車検・消耗品:重量のある車体に伴う各種消耗品コストも見込んでおく

エンジンオイル交換が不要になるなど、EVならではで軽くなる費目はあります。しかし、車両重量と車両価格の大きさは、タイヤや保険といった別の費目に効いてきます。「EVだから」で片付けず、費目ごとに現実的な数字を確認するのが後悔しないコツです。

なお、長距離移動や高速道路を使う機会が多い方は、高速料金も維持費の一部として無視できません。経費として管理したい個人事業主・法人の方であれば、高速情報協同組合の法人ETCカードのような選択肢を押さえておくと、維持費の最適化に役立つ場面があります。

中古車(ゲレンデEV)を探す際の注意点と、在庫・相場の確認方法

新車価格が2,000万円超と高額なだけに、「中古のゲレンデEVはどうか」と考える人もいるでしょう。ただ、ここでも価格の安さだけで飛びつくのは危険です。

車購入検討者

中古なら、新車より安く買えますか?

自動車専門家 Mr.K

価格だけを見るのは危険です。バッテリー保証が引き継がれるか、充電履歴は分かるか。そこを必ず確認しましょう。

まず前提として、中古車市場は流通台数も価格も変動しやすく、「◯◯万円が相場」と断定できるものではありません。相場を調べる際は、必ず確認した時点の情報として捉えてください。そのうえで、中古のG 580を検討するなら、次のポイントを順に確認していくのが安全です。

STEP
年式・グレードを確認する

標準グレードかEdition 1か、年式はいつか。基本情報を最初に押さえます。

STEP
走行距離とバッテリー保証の残りを確認する

高電圧バッテリー特別保証(8年/160,000km)が継承されるか、残存期間はどれくらいか。中古EVでは最重要のチェック項目です。

STEP
充電履歴・車両状態を確認する

急速充電の使用頻度など分かる範囲の充電履歴、外装・下回り、バッテリー診断結果を確認します。

STEP
装備・オプションを確認する

希望する装備やオプションが備わっているか。同じグレードでも仕様に差があります。

もう一つ触れておきたいのが、リセールバリューです。EVは内燃機関モデルと比べて買取価格の下落が大きい傾向がある、と公開情報では指摘されています。これは断定できる話ではありませんが、将来手放すことまで視野に入れるなら、頭の片隅に置いておきたい観点です。

実際の在庫や価格帯を調べたいなら、中古車の在庫検索・比較に強いカーセンサーで流通状況を確認してみると、現時点の相場感がつかめます。また、今の愛車から乗り換える場合は、下取りに出す前にカービューで買取相場を確認しておくと、資金計画が立てやすくなります。

よくある質問(FAQ)

Gクラスの電気自動車の正式名称は?

「G 580 with EQ Technology」です。国内では標準グレードとEdition 1の2グレード構成で展開されています。

G 580と「ベンツ Gクラス ハイブリッド」は同じもの?

別物です。G 450 dはディーゼル+ISGのマイルドハイブリッド、G 580 with EQ Technologyは外部充電するフルEVです。パワートレインが根本的に異なります。

一充電でどれくらい走れる?

WLTCモードで530kmです。ただしカタログ値であり、車重・速度・気温・エアコン使用状況によって実際の航続距離は変動します。

中古車(ゲレンデEV)は流通している?

流通はしていますが、台数・相場は変動します。固定的な相場として捉えず、確認した時点の情報として調べることが大切です。

自宅充電できない場合は購入を諦めるべき?

近隣の充電インフラ次第で選択肢はありますが、普通充電が約14時間かかるため、自宅充電がないと日常の利便性は下がります。購入前に充電環境を必ず確認しましょう。

まとめ——Gクラスの電気自動車は「話題性」ではなく「使用環境」で選ぶ

まとめ——Gクラスの電気自動車は「話題性」ではなく「使用環境」で選ぶ

G 580 with EQ Technologyは、Gクラスの象徴的なスタイルとオフロード性能を、電動化によって再構築した魅力的なモデルです。4モーター制御やG-TURN、圧倒的な静粛性は、間違いなく新しい価値をもたらしています。

一方で、2,000万円を超える車両価格、自宅充電の必要性、長距離移動時の充電計画、3トン級の車両重量など、購入前に確認すべき条件も少なくありません。「EVだから先進的」「Gクラスだから間違いない」という結論に飛びつくのではなく、自分の使用環境に合うかどうかで判断する——これが後悔を避ける近道です。

向いているのは、充電を日常の習慣として組み込める環境があり、そのうえでGクラス独自の価値に納得できる人。逆に、自宅充電が難しく長距離移動が中心なら、内燃機関モデルの方が快適という結論も十分あり得ます。公式情報と自分の生活を照らし合わせ、内燃機関のG 450 dやAMG G 63も含めて比較したうえで選ぶことが大切です。

自動車専門家 Mr.K

Gクラスの電気自動車は、間違いなく魅力的です。ただし憧れだけで決めず、まずは自分の充電環境と使い方を確認してから判断してくださいね。

次のアクションは具体的です。正規販売店で最新価格の見積もりを取り、充電環境を確認し、試乗で走行感覚と取り回しを体感する。中古車を検討するなら、保証継承とバッテリー状態を最優先で確認する。数字と事実を自分の目で確かめてこそ、この特別な一台と長く付き合えるはずです。

※本記事の価格・航続距離・充電時間・保証等の数値は、2026年7月16日執筆時点でメルセデス・ベンツ日本公式サイト等で確認した情報です。価格改定・仕様変更の可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトおよび正規販売店でご確認ください。

Mercedes-Benz | Japan – 公式サイト

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