【2027年型】新型ローグ ハイブリッドの性能・米国価格・日本発売

【2027年型】新型ローグ ハイブリッドの性能・米国価格・日本発売

新型ローグ ハイブリッドは、日産が2026年9月21日に米国で発表した2027年型SUVで、エンジンを発電だけに使いモーターで走る「第3世代e-POWER」と、前後2モーターのAWDを全車に搭載しています。米国では2026年11月に「SR AWD+SR Technology Package(41,490ドル)」から販売が始まる見込みで、ほかのグレードは2027年1月見込み、価格はSV AWDの35,490ドルからです。一方、日本向けの発売日・価格・仕様は、2026年10月24日時点で発表されていません。

この記事では、日産の日本語・英語の公式リリース、米国のプレスキットと公式モデルページを照らし合わせ、発表済みの数値を「米国仕様」として整理しました。外部充電が必要な「ローグ プラグインハイブリッド」との違いや、燃費の数字がどの段階の値なのかもあわせて確認できます。

この記事でわかること!

  • 新型ローグ ハイブリッドの何が新しいのか(第3世代e-POWERと全車AWD)
  • 出力・燃費・サイズなど公式スペックと、燃費の数字の正しい読み方
  • 米国のグレード別価格と発売時期、内外装と運転支援の要点
  • ローグ プラグインハイブリッドとの違いと、日本発売の公式状況

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まずは、2026年10月24日時点で「発表済みのこと」と「未発表のこと」を一覧にしておきます。

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項目状況(2026年10月24日時点)出典
パワートレイン発表済み:第3世代e-POWER、システム225hp、全車デュアルモーターAWD日産リリース(9/21)・米国プレスキット
燃費日産の推定値のみ:SRで41/36/38mpg。EPAの正式値は未掲載日産リリース(10/14)・プレスキット・fueleconomy.gov
米国価格発表済み:35,490〜43,490ドル(配送料1,575ドル別)日産リリース(9/21)
米国発売時期予定:SR Technology Packageが2026年11月、他グレードは2027年1月見込み米国公式モデルページ
日本向けの発売日・価格・仕様未発表日産日本語ニュースルーム
目次

新型ローグ ハイブリッドはどんな車?第3世代e-POWERの米国向け2027年型SUV

新型ローグ ハイブリッドはどんな車?第3世代e-POWERの米国向け2027年型SUV

新型ローグ ハイブリッドは、北米で日産の主力SUVである「ローグ」に、日産独自のハイブリッド「e-POWER」を初めて組み合わせた2027年型モデルです。日産によると、e-POWERを米国市場に投入するのはこれが初めてで、生産は日本の日産自動車九州が担います。

新しいのは「エンジンで発電しモーターだけで走る」第3世代e-POWER

最大の新しさは、タイヤを回すのが常にモーターで、ガソリンエンジンは発電専用という第3世代e-POWERを積んだ点です。エンジンが車輪とつながらないため変速機がなく、加速は電気自動車に近い滑らかさになると日産は説明しています。

日産の2026年10月14日のリリースによると、システムはエンジン・発電機・インバーター・減速機・モーターを一体化した「5-in-1」構造です。エンジンは電池に十分な電力があれば完全に止まり、前後2基のモーターがタイヤを直接駆動します。e-POWERは2016年の初投入から3世代目で、世界68市場・約200万台の販売実績があり、ローグ用には北米の速度域や路面に合わせた専用チューニングが施されました。

  • 外部充電は不要:給油だけで使うハイブリッド。米国公式ページも「プラグをつなぐ必要はない」と明記
  • 発電用1.5Lターボ:e-POWER専用に開発され、熱効率42%
  • e-Pedal+スムースストップ:アクセルペダルだけで完全停止まで減速でき、停止直前のブレーキ圧を自動調整して頭の揺れを抑える
  • 評価:米ワーズ社「2026年 10ベストエンジン&推進システム」に選出(2026年10月13日・米国時間)
初心者ユーザー

ハイブリッドって、エンジンとモーターが一緒にタイヤを回すんじゃないんですか?

自動車専門家 Mr.K

一般的なハイブリッドはそうですね。e-POWERはエンジンが発電に専念して、走りはモーターだけが担当します。ここが意外と盲点で、「ハイブリッド」という名前でも中身の考え方がかなり違うんですよ。

第3世代e-POWERそのものの進化点(従来世代との違い)をもっと詳しく知りたい方は、「第3世代 e-POWERで後悔しない。7つの進化ポイントと購入判断軸」で整理しています。

公式スペック:システム225hp・全車AWD・SRの推定燃費は38mpg

主要スペックは、システム最高出力225hp、全グレードがデュアルモーターAWD、SRグレードの推定燃費が市街地41・高速36・複合38mpgです。ただし燃費は日産が公表した推定値で、2026年10月24日時点では米国EPAの正式な数値はまだ公開されていません。

下の表は、米国プレスキット(2026年9月21日付、諸元は2026年8月時点の情報)の数値です。インチ・ポンドのmm・kg換算は、筆者が1インチ=25.4mm、1ポンド=0.4536kgで計算した参考値です。

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項目2027年型ローグ ハイブリッド(米国仕様)
発電用エンジン1.5L 直列3気筒ターボ(ZR15DDTe)148hp/171lb-ft、レギュラー
前モーター/後モーター202hp・243lb-ft/134hp・144lb-ft
システム最高出力225hp
駆動用バッテリー1.67kWh リチウムイオン
駆動方式全車デュアルモーターAWD(e-4ORCE)
ドライブモードStandard/Eco/Sport/Off-Road/Snow/Personal
全長×全幅×全高183.1×72.8×67.7インチ(約4,651×1,849×1,720mm)
ホイールベース106.5インチ(約2,705mm)
車両重量SV 4,065/SR 4,107/Platinum 4,167ポンド(約1,844/1,863/1,890kg)
乗車定員5人
荷室容量2列目使用時31.1立方フィート、2列目格納時65.9立方フィート
タイヤSV 235/60R18、SR・Platinum 235/55R19
推定燃費(市街地/高速/複合)SV 41/35/37、SR 41/36/38、Platinum 41/35/37mpg

燃費は「どの資料の、どの段階の値か」を分けて読む必要があります。資料によって表記が少しずつ違うためです。

  • 米国プレスキット(9/21):SR 41/36/38mpg。脚注に「発表時点でEPAデータはなく、日産社内試験に基づく目標値。EPAの確認待ち」とある
  • 日産日本語リリース(9/21):市街地40・高速36・総合38mpg(認証前の社内測定値)。市街地だけ他資料と1mpg違う
  • 日産日本語リリース(10/14):「SRのEPA推定燃費」として41/36/38mpg

筆者が2026年10月24日に米国EPAの燃費サイト「fueleconomy.gov」の2027年型日産車の一覧を確認したところ、ローグ ハイブリッドはまだ掲載されていませんでした。このため本記事では「SRで41/36/38mpg(日産公表の推定値)」として扱い、EPAの正式値が出たら更新します。

38mpgはkm/Lでどのくらい?日本の燃費と比べられる?

単位だけを換算すると、1mpg≒0.425km/Lなので、複合38mpgは約16.2km/Lです。ただし米国の燃費試験は日本のWLTCモードと走行パターンや算出方法が違うため、日本で売られている車の燃費カタログ値と並べて優劣を判断することはできません。換算値は「単位のイメージ」程度にとどめてください。

外観・内装・運転支援:12.3インチ画面標準、ローグ初の装備も

内外装は「Refined and Tough(洗練とタフさ)」がテーマで、全車に12.3インチのタッチスクリーンが付き、ベンチレーションシートや64色のアンビエントライトといったローグ初の装備も用意されます。運転支援は、レーダーとカメラを新しくした最新のProPILOT Assistに進化しました。

外観は六角形のハニカム柄グリルとLEDヘッドライトを一体化した顔つきで、SR・Platinumはテールゲートを横切る全幅LEDテールランプを備えます。デザイン解説のリリースでは、ランプの「2と3」の並びや、Cピラー(後席窓の後ろの柱)の三角形が富士山をイメージしていることが紹介されています。ボディカラーは8色、ブラックルーフの2トーンは5種類です。

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装備設定(米国仕様)
12.3インチタッチスクリーン(ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto)全車標準
14.3インチ画面(Google built-in:Googleマップ・Google Gemini等)+14.3インチメーターSR Technology Package/Platinum
Bose 10スピーカーPlatinum
15W Qi2ワイヤレス充電全車(Platinumは2台分)
ハンズオフ渋滞支援・自動車線変更SR Technology Package/Platinum
3D表示のアラウンドビューモニター(車体透過表示など)SR Technology Package/Platinum

室内は、前席の頭上空間がクラスのハイブリッドで最大、前席足元もクラストップ級と日産は説明しています。エアコン操作は物理スイッチを残し、遮音ガラスやドアシールの改良で静かさも高めました。家族向けには、後席ドアが約90度まで開く点や、後席中央を含む5か所にチャイルドシート用のLATCHアンカーがある点が挙げられています。

ProPILOT Assistは、新しい前方レーダーと視野が20%広いカメラで制御を見直し、停止車両の検知は従来より33%早くなったとされます。ハンズオフ渋滞支援は中央分離帯のある道路の低速渋滞時、自動車線変更は時速37〜85マイルの範囲で作動する機能です。なお、これらは米国の装備と条件で、日本の道路や法規でそのまま使えるとは限りません。

※本記事に写真は掲載していません。メーカーサイトの画像は閲覧できても転載の許可を意味しないため、実車の外観・内装は日産米国の公式モデルページで確認してください。

米国の発売時期と価格、日本での扱いを区別する

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米国の発売時期と価格、日本での扱いを区別する

米国の価格と発売時期は公表済みですが、それはあくまで米国市場の話です。日本向けについては、発売日・価格・仕様のいずれも発表されていません。

米国は2026年11月にSR Technology Packageから、ほかは2027年1月見込み

米国では、最初にSR AWD+SR Technology Package(41,490ドル)が2026年11月に限られた台数で販売店に並ぶ見込みで、SV・SR・Platinumは2027年1月見込みです。最も安いのはSV AWDの35,490ドルですが、最初に買えるのは41,490ドルの仕様という点に注意が必要です。

日産の9月21日の日本語リリースは「2026年秋」「2027年初頭」と表現し、米国公式モデルページ(2026年10月24日確認)はより具体的に「2026年11月」「2027年1月」の見込みと案内しています。価格と時期を1つの表にまとめると次のとおりです。

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グレード(米国)MSRP販売開始の見込み
SV AWD35,490ドル2027年1月
SV AWD+SV Premium Package37,590ドル2027年1月
SR AWD37,490ドル2027年1月
SR AWD+SR Technology Package41,490ドル2026年11月(数量限定)
Platinum AWD43,490ドル2027年1月

MSRPはメーカー希望小売価格で、配送料・取扱手数料1,575ドル、税金、登録料、オプションは含まれず、実際の販売価格は販売店が決めます。プレスキットの価格表では、SR Technology Packageが4,000ドル、SV Premium Package(パノラミックムーンルーフや合成皮革シートなど)が2,100ドルのオプションです。

車購入検討者

「35,490ドルから」なら、最初からその値段で買えるわけじゃないんですね。

自動車専門家 Mr.K

そうなんです。冷静に数字で見てみましょう。先行発売の仕様は41,490ドルで、最安のSVより6,000ドル高い計算です。「いつ・どのグレードが買えるか」はセットで確認しておきましょう。

2026年型ローグ プラグインハイブリッドやガソリン版ローグとは別モデル

新型ローグ ハイブリッドは、外部充電できる「2026年型ローグ プラグインハイブリッド(PHEV)」とも、従来のガソリン車「ローグ」とも別のモデルです。米国では2027年型のガソリン版ローグも継続して販売されるため、ハイブリッドは置き換えではなく追加の選択肢という位置づけになります。

米国の日産公式資料で、名前が似た3つのローグを並べると違いがはっきりします。燃費はいずれも各プレスキットの推定値で、試験の段階が同じとは限らないため、参考値として見てください。

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項目2027年型ローグ(ガソリン)2027年型ローグ ハイブリッド2026年型ローグ PHEV
走り方1.5L VCターボ(201hp)がCVTを介して直接駆動エンジンは発電専用、前後モーターで駆動(225hp)2.4Lエンジン+前後モーター(システム248hp)
外部充電なし不要(充電口なし)可能(電池20kWh、EV走行最大38マイル)
駆動方式FWD/AWD全車AWDAWD
乗車定員5人5人7人(3列)
MSRP29,690〜39,790ドル35,490〜43,490ドル45,990〜49,990ドル
推定燃費(複合)AWD主力グレード29mpgSR 38mpg(日産推定)—

出典は、2027年型ローグ プレスキット、上記の2027年型ローグ ハイブリッド プレスキット、2026年型ローグ プラグインハイブリッド プレスキットです。AWD同士で比べると、推定燃費(複合)はガソリン版の29mpgに対してハイブリッドSRが38mpgで9mpg高く、最安グレードの価格はガソリン版S AWDの31,090ドルからハイブリッドSV AWDの35,490ドルへ4,400ドル上がる計算です(筆者計算)。

「ハイブリッド」と「プラグインハイブリッド」は名前が似ていますが、充電の要否・定員・価格帯がまったく違います。ニュースや動画で数値を見るときは、どちらのモデルの話なのかを最初に確かめてください。

日本向けの発売日・価格は未発表:米国価格を日本価格と読み替えない

2026年10月24日時点で、新型ローグ ハイブリッドの日本向けの発売日・価格・仕様・車名は発表されていません。米国のドル建て価格や発売月は、日本での価格や時期を示すものではありません。

日産の日本語ニュースルーム「エクストレイル e-POWER」の発表一覧は、2026年10月14日のワーズ社選出が最新で、9月21日の発表も題名に「米国向け」と明記されています。日本で生産される車ですが、それは生産拠点の話で、国内販売の発表ではありません。

  • 円換算しない理由:米国MSRPは税・配送料別で、日本の税込価格とは前提が違う。為替、装備、認証もそろっていない
  • 日本で今買える関連車種:現行のエクストレイル(全車e-POWER、2026年9月3日に一部仕様変更)。新型ローグの仕様がそのまま当てはまる根拠はない

日本発売に関する公式発表の時系列や報道の予想の見分け方は「【10月24日時点】日産ローグの日本発売は未発表、国内はエクストレイル」で、現行ローグとエクストレイルの日米仕様の違いは「日産ローグとエクストレイルの違い|日米公式仕様と日本での買い方を照合」で詳しく扱っています。

まとめ:新型ローグ ハイブリッドで今わかっていること

まとめ:新型ローグ ハイブリッドで今わかっていること

新型ローグ ハイブリッドは、第3世代e-POWERと全車AWDを備えた米国向けの2027年型SUVです。米国では2026年11月にSR Technology Package(41,490ドル)から販売が始まる見込みで、日本向けの情報はまだ発表されていません。

  • エンジンは発電専用で、走りは前後2モーター。外部充電は不要
  • システム225hp、SRの推定燃費は41/36/38mpg(EPA正式値は未掲載)
  • 米国価格はSV AWD 35,490ドル〜Platinum AWD 43,490ドル(配送料1,575ドル別)
  • ローグ プラグインハイブリッド(外部充電式・7人乗り)とは別モデル
  • 日本向けの発売日・価格・仕様は2026年10月24日時点で未発表

次に確認すべきは、EPAの正式な燃費と、日産の日本語ニュースルームでの国内向け発表の有無です。日本で今すぐSUVを検討しているなら、新型ローグの米国仕様を待つ材料にするのではなく、現行エクストレイルの公式の価格と装備を別に確かめて判断するのが確実です。本記事も、公式発表があり次第、日付つきで更新します。

主な出典(いずれも2026年10月24日確認):日産 2026年9月21日リリース/日産 2026年10月14日リリース/2027 Nissan Rogue Hybrid Press Kit/Nissan USA 2027 Rogue Hybrid

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