2026年10月24日時点で、日産ローグ(北米向け2027年型ローグ ハイブリッド)の日本発売日・日本仕様・国内価格は、日産の公式発表では確認できません。日本で販売されている関連車種は「エクストレイル」で、現行型は2026年9月3日に一部仕様変更されたばかりです。
2026年9月21日に日産が出した発表は、題名からして「米国向け」の新型ローグ ハイブリッドで、日本での発売には触れていません。この記事では、日産の公式発表と、ネットで見かける「年内発売」「2027年発売」といった報道の予想を分けて整理します。今後の発表で状況が変わる可能性はあるため、確認日もあわせて記載しています。
この記事でわかること!
- 日産ローグの日本発売が、2026年10月24日時点で公式に発表されているか
- 北米のローグと、日本で売られているエクストレイルの関係
- 「年内」「2027年」など報道の時期予想と、公式発表の見分け方
- 待つか、販売中のエクストレイルを検討するかの判断軸と確認先
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公式発表で確かめる:ローグの日本発売は発表されているか

日本向けの発売日・価格・仕様は、2026年10月24日時点の日産公式発表には見当たりません。話題になっている2026年9月21日の発表は、日産自身が「米国向け」と明記したものです。
2026年10月24日時点の答え:日本向けの発売日・価格・仕様は未発表
日産の日本語ニュースルームを確認した範囲では、日本向けの新型エクストレイル/ローグについて、発売日・価格・仕様の発表はありませんでした。確認した場所と結果は次のとおりです。
- 確認した場所:日産自動車ニュースルーム「エクストレイル e-POWER」の発表一覧と、2026年9月9日〜10月23日の日本語ニュースリリース全件の題名
- 確認日:2026年10月24日
- わかったこと:最新の関連発表は10月14日(新型ローグ ハイブリッドのe-POWERが米国ワーズ社の賞に選出)と9月21日(米国向け新型ローグ ハイブリッド発表)。国内向けは9月3日のエクストレイル一部仕様変更が最新で、新型の国内発売に関する発表はない
9月21日の日本語リリース「日産自動車、米国向け新型「ローグ ハイブリッド」を発表」に書かれている発売予定は、「2026年秋に米国で発売」「2027年初頭に全グレードの販売を開始」の2点です。価格もドル建ての米国メーカー希望小売価格だけで、日本での発売や価格には一言も触れていません。
自動車専門家 Mr.K「発表されていない」と「日本では出ない」は別の話です。現時点で言えるのは前者だけなので、ここは分けて読んでおきましょう。
名前は日米で分かれる:北米はローグ、日本はエクストレイル
ローグとエクストレイルは、日産が地域ごとに名前を使い分けてきた同じ系統のSUVです。現行の4代目(T33)は、北米では「ローグ」として2020年に、日本では「エクストレイル」として2022年に発売されています。
根拠は日産グローバルの公式記事「25 Years of Adventure: Tracing the Nissan X-Trail’s journey」(2025年10月20日)で、4代目について「北米ではローグとして2020年、日本では2022年に発売」と説明しています。3代目(T32)も北米ではローグとして販売されていました。
| 区分 | 北米 | 日本 |
| 車名 | ローグ(Rogue) | エクストレイル(X-TRAIL) |
| 現行4代目の発売 | 2020年 | 2022年 |
| 2026年の新しい発表 | 9月21日:米国向け新型ローグ ハイブリッド(2026年秋〜2027年初頭に米国で発売予定) | 9月3日:現行エクストレイルの一部仕様変更(同日発売) |
| 新型の発売日・価格 | 米国向けは発表済み(ドル建て) | 発表なし(2026年10月24日時点) |
なお、現行型は日米で発売時期に約2年の差がありました。ただし、これは過去の事実で、次の世代も同じだけ遅れるという根拠にはなりません。日米で仕様や装備がどう違うかは、別記事「日産ローグとエクストレイルの違い|日米公式仕様と日本での買い方を照合」で詳しく比べています。
公式発表を日付順に照合する:日本向けの発表はどれか
2025年8月から2026年10月までの関連発表を並べると、日本向けに発売が告知されたのは現行エクストレイルの改良・追加モデルだけです。新型を日本で発売するという発表は、この期間にありません。
| 日付 | 日産の発表内容 | 対象市場 | 新型の日本発売への言及 |
| 2025年8月21日 | エクストレイルをマイナーチェンジ、ROCK CREEK追加。エクストレイル NISMO発表 | 日本 | なし(現行型の改良) |
| 2026年1月7日 | ROCK CREEK マルチベッド発表(NMC) | 日本 | なし(現行型ベース) |
| 2026年4月14日 | 長期ビジョン発表。新型「エクストレイル/ローグ e-POWER」を初公開 | グローバル | なし(発売時期の記載なし) |
| 2026年9月3日 | エクストレイルを一部仕様変更、同日発売 | 日本 | なし(現行型の改良) |
| 2026年9月10日 | 日本事業の再構築。日産自動車九州の第2工場でローグ/エクストレイルを生産 | 生産体制 | なし |
| 2026年9月21日 | 米国向け新型ローグ ハイブリッド発表 | 米国 | なし |
| 2026年10月7日 | Japan Mobility Show Bizweek 2026 出展概要(新型エルグランド、e-POWERカットモデルほか) | 日本 | なし(新型ローグ/エクストレイルの展示記載なし) |
| 2026年10月14日 | 新型ローグ ハイブリッドのe-POWERがワーズ社「10ベストエンジン&推進システム」に選出 | 米国 | なし |
読み違えやすいのは2つの発表です。4月14日の長期ビジョンでは、次の世代が「エクストレイル/ローグ e-POWER」と2つの車名を並べて公開されました。日本でも次期型がエクストレイルの名前で出る可能性を示す材料ではあるものの、日本の発売日や価格は書かれていません。
もう1つは「日本で作られる」という点です。9月21日の発表には、新型ローグ ハイブリッドを日産自動車九州で生産すると明記されています。9月10日の日本事業の再構築に関する発表でも、同社の第2工場でローグ/エクストレイルを生産すると説明されました。ただ、これは生産拠点の話です。日本の工場で作ることと、日本で発売することは別の決定です。
報道の時期予想を仕分けて、待つか今のエクストレイルにするかを決める

「年内」「2027年」といった日本発売の時期は、どれも報道や予想記事の見立てで、日産の公式発表ではありません。判断は、日本向けの公式発表が出たかどうかと、自分がいつ車を必要としているかで分けられます。
「年内」「2027年」は予想:報道の時期予想を並べて見る
Motor-Fanは日本発売を「最速で2026年内」と予想し、car-repo.jpは「2026年12月に日本で正式発表、2027年に発売」と予想しています。どちらも日産の公式発表ではなく、予想同士の時期も一致していません。
車購入検討者「年内に日本でも出る」って記事を見たんですけど、あれは違うんですか?
2026年10月24日にBingで「日産 ローグ 日本発売」を検索し、上位に表示された記事から日本発売の時期に触れたものを抜き出しました。
| 媒体・掲載日 | 日本発売についての記載 | 情報の性質 |
| Motor-Fan(2026年4月21日) | 次世代エクストレイルの日本発売は「最速で2026年内」 | 予想 |
| car-repo.jp(2026年5月19日) | 「2026年12月の日本正式発表、2027年に発売」 | 予想 |
| carview!(2026年10月16日) | 見出しは「日本はまだ?」。国内導入への期待を紹介 | 報道(時期の明言なし) |
| 日産 公式(2026年10月24日確認) | 日本向けの発売日・価格・仕様の発表なし | 公式 |
予想記事の数字をそのまま信じにくい理由もあります。4月のMotor-Fanの記事は、次世代型の最高出力を300ps(4WDで330ps)と予想していました。一方、9月に日産が発表した米国向けローグ ハイブリッドのシステム最高出力は225馬力でした。発表前の予想は、後から出た公式の数値と食い違うことがあるという実例です。
同じ理由で、米国のドル価格を円に換算した金額も、日本での予想価格としては扱いません。米国の希望小売価格(SV AWD 35,490ドル〜Platinum AWD 43,490ドル)は、税金・登録費・配送料(1,575ドル)を含まない米国向けの価格です。為替、日本の税金、日本仕様の装備と認証が決まるまで、国内価格は見積もれません。
補足:米国向けの燃費も「確定値」ではありません
日産の日本語リリースは新型ローグ ハイブリッドの燃費を「市街地40mpg、高速道路36mpg、総合38mpg(認証前の社内測定値)」と記載しています。一方、日産米国の英語リリースは市街地を「41mpg(日産推定値)」と表記。どちらも米国の認証を受ける前の数値で、日本のWLTCモード燃費とは試験方法も違います。日本仕様の燃費の目安としては使えません。
日本で今買える関連車種は、販売中のエクストレイル
日本で新車として買える関連車種は、現行のエクストレイル(全車e-POWER)です。2026年9月3日に一部仕様変更され、メーカー希望小売価格(消費税込)はX(2WD)の409万2,000円からです。
主なグレードの価格と燃費は、日産のエクストレイル車種ページと2026年9月版の諸元表で確認できます。
| グレード | 価格(税込) | WLTC燃費 |
| X(2WD・5人) | 4,092,000円 | 19.4km/L |
| X e-4ORCE(5人) | 4,389,000円 | 18.1km/L |
| X e-4ORCE(7人・3列) | 4,521,000円 | 18.0km/L |
| G(2WD) | 4,653,000円 | 19.4km/L |
| G e-4ORCE | 4,950,000円 | 18.1km/L |
ROCK CREEK、NISMO、AUTECHといった派生モデルの価格は、公式サイトで最新の設定を確認してください。納期や工場出荷の時期は時期や仕様で変わるため、販売店で確認するのが確実です。
北米のローグそのものは、日産の国内ラインアップにありません。どうしてもローグを日本で乗りたい場合は並行輸入になりますが、JETRO「乗用車の輸入手続き」が説明するとおり、1台ごとに日本の保安基準に適合するかの確認が必要です。現実的な選択肢かどうかは、前出のローグとエクストレイルの違いの記事で検証しています。
待つか今検討するか:発表がない今の判断軸と確認先
車が必要な時期が決まっているなら、販売中のエクストレイルを基準に比べるのが現実的です。急がないなら、日産の公式発表を確認しながら待つという選び方ができます。
新型の日本発売日が決まっていない以上、「いつまで待てば買えるか」は誰にも計算できません。そこで、次の3つで考えると迷いにくくなります。
車検や家族構成の変化で時期が決まっているなら、発売日が未発表の新型は計画に入れにくいでしょう。その場合は、現行エクストレイルの見積もりと納期を販売店で確認するのが先です。
現行型も全車e-POWERで、7人乗りや4WD(e-4ORCE)を選べます。新型に期待しているのが第3世代e-POWERなど新しい世代の中身なのか、今の仕様で十分なのかを書き出すと、待つ意味がはっきりします。
待つなら、報道ではなく日産の公式発信で確認すると決めておくと、予想記事に振り回されません。確認先は下にまとめました。
- 日産自動車ニュースルーム「エクストレイル e-POWER」:国内の新型発表が出れば、まずここに日付付きで載ります
- 日産 エクストレイル公式車種ページ:販売中のグレード・価格
- 日産の販売店:現行型の見積もり・納期
自動車専門家 Mr.K新しいニュースを見かけたら、まず「発表したのは誰か」「日付はいつか」「対象は米国か日本か」の3点を確認してください。それだけで、予想と公式の取り違えはかなり防げます。
新型ローグに使われている第3世代e-POWERの中身が気になる人は「第3世代 e-POWERで後悔しない。7つの進化ポイントと購入判断軸」を、現行エクストレイルを検討する人は「エクストレイル 新型 ひどいと言われる理由と購入前の注意点まとめ」もあわせて読んでみてください。
まとめ:2026年10月24日時点で言えること

日産ローグの日本発売は、2026年10月24日時点で公式には発表されていません。整理すると次のとおりです。
- 2027年型ローグ ハイブリッドは米国向けの発表で、米国では2026年秋から順次発売予定。日本の発売日・価格・仕様は未発表
- 日本で販売されている関連車種はエクストレイル(2026年9月3日に一部仕様変更、409万2,000円から)
- 「年内」「2027年」などの日本発売時期は報道の予想で、日本の工場で生産されることも国内発売の決定ではない
- 時期が決まっているなら現行エクストレイルを基準に、急がないなら日産ニュースルームで公式発表を確認しながら待つ
日本向けの新型について日産から発表があれば、この記事の内容も最新の公式情報に合わせて更新します。(情報確認日:2026年10月24日)
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