「新型レクサスISが出たらしいけど、フルモデルチェンジなの?」
そう思って「レクサスIS 新型」と検索した方も多いのではないでしょうか。
2026年1月8日、レクサスはISの2026年モデルを発表しました。しかし今回のモデルはフルモデルチェンジではなく、3度目のビッグマイナーチェンジです。
SNSでは
「54万円値上げは高すぎる」
「EPS変更で走りがかなり変わった」
といった賛否の声が広がっています。
この記事では、新型レクサスISの変更点・価格・残念ポイントを感情ではなく事実ベースで整理します。
読み終えるころには、
「このクルマは自分に合うのか」
「今買うべきか、待つべきか」
それを判断できる状態になるはずです。
初心者ユーザー新型IS出ましたね!フルモデルチェンジですか?ずっと待ってたんですよ!
自動車専門家 Mr.K残念ながらフルモデルチェンジではありません。3度目のビッグマイナーチェンジです。ただ「マイナーチェンジだから大した変化がない」とも言い切れない。そこをきちんと整理しましょう。
この記事でわかること!
- 新型レクサスIS(2026年モデル)はフルモデルチェンジではなく3度目のビッグマイナーチェンジ
- 最大の進化はEPS刷新・新世代マルチメディア・アドバンストドライブ採用
- SNSで話題の「54万円値上げ」は事実だが、実質値上げは約25万円
- 本革シート廃止・HUD非採用など購入前に知るべき残念ポイントも整理
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新型レクサスIS(2026年モデル)とは?まず「新型」の正体を知ろう
フルモデルチェンジではなく「3度目のビッグマイナーチェンジ」
結論から言います。2026年モデルの新型レクサスISは、フルモデルチェンジではありません。
現行の第3世代ISは2013年にデビューしたモデルです。それから13年。2020年・2022年と2度のビッグマイナーチェンジを経て、今回の2026年モデルが「3度目のビッグマイナーチェンジ」にあたります。
「じゃあ大した変化じゃないんだ」と思うのは早合点です。今回の変更内容を見ると、電動パワーステアリングの刷新、新世代マルチメディアシステムの全面採用、先進安全装備の大幅拡充——これらは「顔を変えただけ」のマイナーチェンジとは別次元の内容です。
一方で「フルモデルチェンジ」を期待していた方には、正直に言わなければなりません。パワートレインは旧型と同じ2.5L旧世代ハイブリッドシステムのまま。プラットフォームも変わっていません。そこへの正直な評価は、後ほど詳しく触れます。
2026年モデルは「3度目のビッグマイナーチェンジ」。フルモデルチェンジではないが、EPS・マルチメディア・安全装備という核心部分が刷新されており、単なる顔替えとは大きく異なる。
2026年モデルのグレード構成と価格一覧
新型レクサスIS(2026年モデル)は2026年1月8日に発売。グレード構成と税込価格は以下のとおりです。
| グレード | 税込価格 | 主な特徴 |
| IS300h | 580万円〜 | スタンダード。上質な乗り心地重視 |
| IS300h F SPORT | 675万円〜 | スポーツ走行特化。AVS・専用サス・専用ホイール |
| F SPORT Mode Black Ⅴ(特別仕様) | F SPORTベース | ブラック外装パーツ・専用内装 |
| PROMINENCE(特別仕様) | IS300hベース | 上質感を極めた特別仕様 |
なお、IS500(V8自然吸気、479万円という驚愕のスペック)は北米市場向けで日本には導入されていません。国内向けはすべてIS300h(2.5Lハイブリッド)です。この点は混同しやすいので注意してください。
何が変わった?2026年モデルの主要変更点5つ
「どこが変わったのか」——これが最も知りたいことのはずです。整理すると、大きく5つのアップデートがあります。
①電動パワーステアリング(EPS)刷新——ラック平行式バリアブルギヤへ
私が「2026年モデルの変更で最も重要」と位置づけているのが、この電動パワーステアリング(EPS)の刷新です。
従来のラック同軸式から、ラック平行式バリアブルギヤ比ステアリングへと変更されました。バリアブルギヤ比とは、ステアリングの切り始め(中立付近)と大きく切った領域でギヤ比を変えることで、直進時の安定性と交差点での取り回しを両立させる機構です。
なぜこれが重要か。スペックシートを眺めているだけでは気づきません。しかし実際にステアリングを握ると、中立付近の「手の内感」とリニアリティが明らかに変化しています。わずかな入力に対するクルマの反応が、より素直で、よりダイレクトになっているのです。
これはBMW 3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスが長年評価されてきた「EPS越しのフィードバック感」に、国産プレミアムカーとして初めて本気で近づいた変化だと感じます。「走りのIS」というキャラクターを守るために最も重要なアップデートです。
自動車専門家 Mr.KこのEPS変更こそ、2026年モデル最大のハイライトだと私は思っています。カタログには書いてあっても、その意味が伝わりにくい。だからこそ、試乗して最初のコーナーで「あ、変わってる」と気づいてほしいんです。
②新世代マルチメディアシステム——「リモートタッチ」との決別
旧型ISの最大の弱点として、長年ユーザーから不満の声が上がり続けていたのが、インフォテインメントシステムでした。
タッチパッドを使った「リモートタッチ」コントローラー——これが「使いにくい」「直感的でない」「レスポンスが遅い」と批判されてきた元凶です。2013年のデビュー当時はともかく、スマートフォンのタッチ操作に慣れた現代のユーザーには、どうしても時代遅れに感じられてしまう存在でした。
2026年モデルでは、この旧来のシステムを全面刷新。新世代マルチメディアシステム(新世代UI)が採用されました。タッチスクリーン操作に対応し、画面のレスポンス・デザイン・直感性が大幅に向上。Apple CarPlay / Android Autoへの対応も強化されています。
「インテリアの古さが旧型の最大の弱点だった」という声があるとすれば、その弱点が今回ついに解消されました。旧型に乗ってきたオーナーにとっては、この変化だけで「乗り換えたい」と感じるかもしれません。それくらいのインパクトがあります。
③Lexus Safety System+の機能拡充とアドバンスト ドライブ初採用
先進安全装備も大幅に強化されています。特に注目は、アドバンスト ドライブ(高速道路渋滞時ハンズオフ)のレクサスIS初採用です。
高速道路の渋滞区間で、一定条件下においてハンドルから手を離した状態でのドライブが可能になります。これは長距離移動や首都高・東名といった渋滞頻発路線での疲労軽減に直結する機能です。「ISで長距離を快適に」という使い方が、2026年モデルからリアルになりました。
また、Lexus Safety System+(LSS+)のアップグレードにより、プリクラッシュセーフティの検知範囲が拡大。交差点での対向車・歩行者への対応精度も向上しています。都市部での日常使いでも、安心感が大きく増しています。
④デザイン刷新——「引き締まった顔」の新スピンドルグリル
外観の変化についても触れておきましょう。フロントフェイスは新スピンドルグリルデザインへと刷新。より立体的で彫りの深い造形が施されており、「引き締まった顔」という印象を持つ方が多いようです。
アルミホイールも新デザインへ。ダーククリア塗装と切削光輝を組み合わせた仕上げで、存在感が増しています。「ほぼモデルチェンジ並み」という声が出るほどの外観変化は、主にこのフロントデザインの刷新に依るところが大きいです。
ボディカラーには「ソニッククロム」などの新色も追加。スポーティかつ落ち着いた印象のカラーラインナップが充実しています。
⑤「Forged bamboo」——市販車初採用の内装新素材
内装に関して、2026年モデルの大きな見どころの一つが「Forged bamboo(フォージド バンブー)」です。
これは2023年のジャパンモビリティショーでコンセプトカー「Bamboo CMF Concept」として発表された素材を、市販車として世界初採用したもの。コンソール上面とスタートスイッチベゼルに使用されており、竹繊維を鍛造加工(フォージド)した独自素材です。
写真で見ても十分に美しいのですが、実物はさらに印象が強い。竹繊維の陰影と光の当たり方が、ウッドとも金属とも違う独特の質感を生み出しています。「これはISにしかない」と思わせる内装の個性として、価値ある素材です。
こういった素材へのこだわりは、BMW・ベンツが大量生産的なアプローチをとる中で、レクサスが「クラフトマンシップ」の方向へ個性を磨こうとしていることを示しています。
気になる価格アップの真実——「54万円値上げ」をどう見るか
「54万円」は事実、しかし文脈が重要
SNSで最も拡散されたのが「54万円値上げ」というフレーズです。これは事実です。IS300h F SPORTの旧型と新型の車両本体価格を単純に比較すると、確かに約54万円の差があります。
しかし、この数字だけを見て判断するのは早合点です。
新型モデルでは、旧型ではメーカーオプション(MOP)扱いだった装備が標準化されています。アドバンスト ドライブ(高速渋滞ハンズオフ)、LSS+のアップグレード、新マルチメディアシステムといった装備が標準化されている分、旧型で「同等装備を揃える」場合と比較すると、実質的な値上がり幅は大きく変わります。
具体的には、以前はオプションとして設定されていた装備を加味して計算し直すと、実質的な値上がり幅は約25万円前後というのが現実的な見方です。
「54万円値上げ」は車両本体価格の差額として事実。ただし、標準化された装備(アドバンスト ドライブ・LSS+・新マルチメディア等)を加味すると、実質的な値上がりは約25万円前後。「54万円」という数字は文脈なしには判断できない。
「25万円の値上がり」は高いのか、妥当なのか
車購入検討者25万円の値上がりって、結局どう評価すればいいんですか?
自動車専門家 Mr.K何が変わったかを知れば、そのコスト感覚が変わります。EPS刷新・マルチメディア全面一新・アドバンスト ドライブ初採用、これらが「マイナーチェンジとして」同時に実現された代価として、25万円は決して高くない、と私は評価しています。
ここ数年、プレミアムカー全般で価格上昇が続いています。輸入車(BMW・ベンツ)は為替の影響もあり、同クラスで100万円以上の値上がりが珍しくありません。そうした市場環境の中で、IS300h F SPORTが675万円という価格帯に収まっているのは、むしろ抑制的ともいえます。
「マイナーチェンジなのに高い」という批判への私の見方は一貫しています——「確かに高い。でも何が変わったかを正確に把握すれば、その価格に合理性がある」。感情的な批判は正当な部分もありますが、数字の文脈を無視した批判は公平ではありません。
正直に言う——2026年モデルの「残念なポイント」
変更点を紹介したあとで「残念なポイント」に触れるのは、ある意味で逃げではありません。むしろこれがなければ、この記事は「レクサスの宣伝記事」になってしまいます。Premium Cars Lifeは、メーカーではなく読者の側に立つメディアです。だから、正直に書きます。
本革シート廃止——Lテックスへの全面移行
最も批判を受けているのが、本革シートの廃止です。
旧型のversion L(最上級グレード)には、セミアニリン本革シートが設定されていました。本革の質感・肌触り・高級感が、version Lを選ぶ大きな理由になっていた方も多かったはずです。その本革が、2026年モデルでは全グレードでLテックス(ウルトラスエード組み合わせ)に統一されました。
「価格が上がって素材が下がる」——この批判は、感情的には十分に理解できます。
ただ、ここで一点補足します。F SPORTグレードは旧型から元々Lテックスが主体だったため、F SPORTオーナーには「大きな変化ではない」という声もあります。本革廃止への反発が特に強いのは、旧型version Lに乗っていたオーナーです。
Lテックスについての実態も整理しておきましょう。Lテックスは「人工皮革」の一種ですが、レクサスが採用するグレードは品質が高く、本革にはない利点もあります——夏場の蒸れにくさ、冬場の冷たさのなさ、清潔感の維持、耐久性。本革への郷愁は否定しませんが、「実用性で見れば悪い選択ではない」という評価も一定の正当性があります。
最後は、実物を触って判断してください。「写真では伝わらない」のは、Forged bambooだけではありません。Lテックスの質感も同様です。
まだある惜しい点——HUD・デジタルインナーミラー・リアウインカー問題
本革廃止以外にも、「残念」と感じるポイントが複数あります。これも事実として整理します。
- HUD(ヘッドアップディスプレイ)非採用:BMW 3シリーズ・メルセデス・ベンツCクラスには設定があるが、2026年モデルでも採用されなかった
- デジタルインナーミラー非採用:リアビジョンカメラを使ったデジタルミラーは現代の安全装備として普及しているが、IS2026には未設定
- リアウインカーが豆球タイプを継続:フロントはLEDが採用されているにもかかわらず、リアは旧来の電球タイプのまま。このギャップはプレミアムカーとして正直「惜しい」
- AHS(アダプティブハイビームシステム)非採用:夜間走行でのドライバー支援機能として各社が普及を進めているが、IS2026では未設定
これらを見ると「ドイツ勢との装備差が広がっているのでは」という批判は、正直認めます。装備の充実度という軸で比較すれば、BMW 3シリーズやCクラスに後れをとっている部分があるのは事実です。
ただ、私が言いたいのはこうです。ISはスペックや装備の充実度で勝負している車ではありません。それはISというクルマが、どんな価値で選ばれてきたかの話です。その核心は次のセクションで説明します。
それでも「FRハイブリッドスポーツセダン」として唯一無二の理由
そう感じるのは普通のことです。
ただ、自分の車の相場を知らないままディーラーに任せてしまうのは、少しもったいないかもしれません。
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この世に「FRハイブリッドセダン」はレクサスISしかない
少し立ち止まって、考えてみてください。
現在、市場で購入できるFR(後輪駆動)ハイブリッドセダンは、世界中を見渡してもレクサスISだけです。BMW 3シリーズはFF/AWDのマイルドハイブリッドまたはプラグインハイブリッド。メルセデス・ベンツCクラスも横置きFF/AWDのPHEVが主流。純粋なFRレイアウトにハイブリッドシステムを組み合わせたFRハイブリッドスポーツセダンは、ISにしか存在しません。
FRレイアウトが何をもたらすか。前後50:50に近い理想的な重量配分です。そしてそれが生み出す、コーナー進入時の素直な挙動、後輪で路面を蹴り出す感覚、スポーツドライビングにおける圧倒的な解放感。これはFFやAWDのハイブリッドでは体験できない、FRならではのドライビングプレジャーです。
さらに、ハイブリッドのモーターが加わることで、発進・低速域での力強いトルク感が得られます。この「静かで、力強く、しなやかに曲がる」という体験——これが「FRハイブリッドのIS」を選ぶ唯一無二の理由です。
自動車専門家 Mr.Kスペックシートを見て判断するのではなく、一度ステアリングを握ってみてください。FRハイブリッドの走りは、数字では伝わらない体験です。
26年間磨き続けた「走りの哲学」とEPS刷新の意味
初代IS(1998年・旧名アルテッツァ)から数えると、ISは26年以上の歴史を持つモデルです。その間、一貫して守られてきたのは「走りのIS」というキャラクターです。
SUVブームが席巻し、セダンが次々と市場から消えていく中で、レクサスはISというFRスポーツセダンを守り続けてきました。それは単なる意地ではなく、「FRスポーツセダンにしかできない体験がある」という哲学に基づいた判断です。
そして2026年、ラック平行式バリアブルギヤ EPSへの刷新という形で、その哲学が技術的にアップグレードされました。エンジン(パワートレイン)は変わっていません。しかしドライバーとクルマを繋ぐ「インターフェース」の最も重要な部分——ステアリングフィール——が、より精密で豊かな対話ができるように進化しました。
「変えなかった走りの魂」と「変えた走りのインターフェース」。その両方が組み合わさることで、2026年モデルの走りが完成しています。
BMW 3シリーズ・メルセデス・ベンツCクラスとの比較
同価格帯で何が違うか——スペック・装備・価格の整理
IS300h F SPORTと同価格帯のドイツ勢を並べて比較してみましょう。
| 車種 | IS300h F SPORT | BMW 320i M Sport | ベンツ C200 Avantgarde |
| 価格(目安) | 675万円〜 | 590万円〜 | 595万円〜 |
| 駆動方式 | FR(後輪駆動) | FR(後輪駆動) | FF/4WD |
| パワートレイン | 2.5Lハイブリッド | 2.0Lガソリン(マイルドHV) | 1.5Lガソリン(マイルドHV) |
| HUD | なし | オプション設定あり | オプション設定あり |
| デジタルミラー | なし | オプション設定あり | オプション設定あり |
| 維持費(税金) | 国産のため有利 | 輸入車税負担あり | 輸入車税負担あり |
| ディーラー対応 | 全国に充実 | 都市圏中心 | 都市圏中心 |
価格だけ見れば、BMW 3シリーズ・Cクラスの方がIS300h F SPORTより安く設定されています。装備の充実度(HUD・デジタルミラー等)も、ドイツ勢に一日の長があります。
しかし価格差には理由があります。IS300hのハイブリッドシステムは本格的な電動アシストを持つフルハイブリッドであり、燃費性能と日常の静粛性において優れています。また、輸入車には部品代・整備費・サービス費用など、維持コスト面での差が長期保有時に影響してきます。
輸入車から乗り換えを検討している人へ——どう選ぶか
BMW・ベンツからISへの乗り換えを考えている方へ、正直に言います。
ドイツ勢の強みは「装備の充実度」「最新技術の採用速度」「グローバルスタンダードな操縦性」です。もしHUD・デジタルミラー・最新ADASが絶対条件なら、現時点ではBMW・ベンツが一歩リードしています。
一方、ISを選ぶ合理的な理由もあります。FRハイブリッドの走り体験(BMW 3シリーズとは性格が異なる)、国産プレミアムカーとしての維持費の安定感、全国のレクサスディーラーによるサービス品質、そしてリセールバリューの安定性。
「どちらが優れているか」ではなく、「何を優先するかで決まる」——これが正直な回答です。
現在の愛車の価値を把握しながら乗り換えを検討したい方は、まず愛車の現在の買取相場を確認することをお勧めします。カービューでは複数の買取業者に一括査定依頼ができ、愛車の相場を把握するのに便利です。また、カーセンサーでは新型IS・BMW・ベンツの在庫検索や価格比較も行えます。
グレード選び——IS300h?F SPORT?どちらを選ぶべきか
IS300hとIS300h F SPORTの違いを整理
「IS300hにするかF SPORTにするか」——これは多くの方が最初に直面する選択です。約95万円の価格差(580万円 vs 675万円)をどう見るか、具体的に整理します。
| 比較項目 | IS300h | IS300h F SPORT |
| 車両本体価格 | 580万円〜 | 675万円〜 |
| エクステリア | 標準グリル・ホイール | F SPORT専用グリル・20インチホイール |
| サスペンション | 標準 | F SPORT専用チューニング+AVS(アダプティブバリアブルサスペンション) |
| ブレーキキャリパー | 標準 | レッドキャリパー(MOP) |
| シート | スタンダードシート(Lテックス) | F SPORT専用スポーツシート(Lテックス) |
| メーター | 標準 | F SPORT専用スポーツメーター |
| 乗り心地 | しっとり上質 | 引き締まった路面フィードバック |
あなたにはどちらが向いているか
初心者ユーザーF SPORTにしたいけど95万円差はデカいですね……。IS300hじゃダメなんでしょうか?
自動車専門家 Mr.K乗り心地と走りの優先度次第ですね。「スポーティに走りたい」「走りの個性を楽しみたい」ならF SPORT。「上質な移動体験を楽しみたい」「街乗りメインで快適さ重視」ならIS300hで十分です。試乗で両方乗り比べることをおすすめします。
IS300h(スタンダード)に向いている方:
- 上質な移動体験・乗り心地を最優先にしたい
- ビジネスシーンでの品格・落ち着いた佇まいを重視
- 長距離を快適に走りたい・高速道路メインの使用
- 装備内容は同等で価格を抑えたい
IS300h F SPORTに向いている方:
- ワインディングや峠道でも走りを楽しみたい
- スポーティな外観・20インチホイールの存在感を求めている
- 路面からのフィードバックを感じながら運転したい
- ISのスポーツカー的な個性を最大限に楽しみたい
なお、特別仕様車の「F SPORT Mode Black Ⅴ」はブラック外装パーツを組み合わせたスタイリッシュな仕様で、発売と同時に受注が集中したモデルです。「PROminence」はIS300hベースで上質感を極めた特別仕様で、最高級の乗り味を求める方向けです。
買うべきか、待つべきか——読者タイプ別の判断軸
「結局、今買うべきなのか?」——この問いに一律の答えはありません。あなたが今どういう状況にいるかで、答えが変わるからです。タイプ別に整理します。
現行IS(2020〜2025年モデル)に乗っているオーナーへ
今の愛車に満足しているなら、急いで乗り換える必要はありません。
ただし、「リモートタッチのインフォテインメントに不満がある」「先進安全装備をもっと使いたい」「アドバンスト ドライブが欲しい」という方には、2026年モデルへの乗り換えを検討する価値があります。パワートレインは同じですが、日々使うインターフェース部分(マルチメディア・安全装備)が大幅に進化しているからです。
乗り換えを検討する際は、まず現在のISの買取相場を確認することを忘れずに。ISはリセールバリューが安定しているモデルですが、タイミングによって相場が変わります。カービューで複数社に一括査定を依頼し、現在の愛車の価値をまず把握しましょう。
結論:マルチメディアに不満があった方は検討する価値あり。なければ次のフルモデルチェンジを待っても悔いなし。
初めてレクサスを検討している人へ
「初めてのレクサス」にISを選ぶのは、実は大きな決断です。国産プレミアムカーの中で最も「スポーツカー的な個性」を持つモデルを、最初の一台に選ぶということですから。
もしあなたが「走ることそのものを楽しみたい」「FRならではの運転感覚を体験したい」という気持ちを持っているなら、今がそのタイミングかもしれません。
なぜなら——次の第4世代ISがいつ登場するか、そしてそこでもFRレイアウトが維持されるかどうかは、現時点では未発表です。電動化の波が押し寄せる中、「FRハイブリッドスポーツセダン」という存在がいつまで続くかは誰にも分かりません。
結論:FRハイブリッドの走りに興味があるなら、今が唯一のタイミングかもしれない。次の世代でもFRが維持されるかは未知数。
BMW 3シリーズ・ベンツCクラスからの乗り換えを検討している人へ
輸入車からの乗り換えで「なぜ今、ISを選ぶのか」に正直に答えます。
ドイツ車への未練がまだあるなら、ISを選ぶのは難しいかもしれません。HUD・デジタルミラー・最新ADASの充実度では、現時点でドイツ勢が一歩リードしているのは事実です。
しかし「FRハイブリッドの走り体験」「国産プレミアムとしての安心感・維持費の安定性」「全国のレクサスディーラーによるサポート体制」——これらを重視するなら、ISには確かな価値があります。
現在乗っている輸入車の価値をまず確認しましょう。カービューやカーセンサーで、現在の買取相場を複数社に比較してもらうことで、乗り換えの判断材料になります。
「まだ待つ」という選択肢について
「次のフルモデルチェンジを待つ」という選択も、決して間違いではありません。
ただ、一つ伝えたいことがあります。「待つ」を選ぶなら、感情的な理由(「本革廃止が嫌」「パワートレインが変わらないから嫌」)ではなく、論理的な理由(「フルモデルチェンジで全面刷新されたものを見てから判断したい」「今のクルマでまだ十分満足している」)で待ってほしいのです。
次の第4世代ISがいつ出るかは未発表です。2〜3年後かもしれないし、5年後かもしれない。そしてそこでFRレイアウトが維持されるかどうかも不明です。「待てば必ず良いものが来る」という保証はどこにもありません。
だからこそ、まずは試乗してください。走りを体験してから「今買うか待つか」を判断する。それが車購入で後悔しないための、唯一の方法です。
まとめ——新型レクサスIS(2026年モデル)を冷静に評価すると
この記事で伝えてきたことを、最後に整理します。
- 2026年モデルはフルモデルチェンジではなく、3度目のビッグマイナーチェンジ
- 変わったこと:EPS刷新(ラック平行式バリアブルギヤ)、新世代マルチメディア、アドバンスト ドライブ初採用、新スピンドルグリル、Forged bamboo内装
- 変わらなかったこと:パワートレイン(2.5L旧世代ハイブリッド)、プラットフォーム、FRレイアウト
- 価格上昇の実態:「54万円値上げ」は事実だが、実質の値上がりは約25万円前後
- 正直な残念ポイント:本革シート廃止(Lテックス化)、HUD/デジタルミラー非採用、リアウインカー豆球継続
- 唯一無二の価値:FRハイブリッドスポーツセダンは世界中でISだけ
新型レクサスIS(2026年モデル)は、完璧な一台ではありません。惜しい点があるのも事実です。しかし「FRハイブリッドスポーツセダンとして唯一無二」という事実は変わりません。
「完璧な新型を待つか」「今のISの走りを選ぶか」——それはスペックで決めるのではなく、あなたがクルマに何を求めるかで決まります。
正しい情報を手にしたなら、次は行動です。まずは試乗予約を入れてください。ステアリングを握ったとき、あなたの答えが見えてくるはずです。
乗り換えや売却を検討している方は、現在の愛車の相場確認から始めましょう。カービューでは無料で一括査定が依頼でき、車選びドットコムでは新型ISの詳細スペックや口コミも確認できます。
新型レクサスIS 2026年モデルは買いか?についてのよくある質問(FAQ)
- 新型レクサスIS(2026年モデル)はフルモデルチェンジですか?
-
フルモデルチェンジではありません。2013年デビューの第3世代ISを継続する、3度目のビッグマイナーチェンジです。外観・インフォテインメント・安全装備・EPS等が大幅刷新されていますが、プラットフォームとパワートレインは旧型と同一です。
- 価格はいくらですか?旧型からどのくらい上がりましたか?
-
IS300hが580万円〜、IS300h F SPORTが675万円〜です(税込)。旧型と比較した車両本体価格の差額は約54万円ですが、標準化された装備を加味した実質の値上がり幅は約25万円前後と見るのが適切です。
- 本革シートは本当に廃止されたのですか?
-
はい、2026年モデルでは全グレードでLテックス(人工皮革)へ統一されました。旧型のversion Lに設定されていたセミアニリン本革シートが廃止されています。Lテックスは夏の蒸れにくさ・耐久性・清潔感に優れており、品質は向上していますが、本革を好む方への影響は避けられません。
- パワートレインは変わっていますか?
-
変わっていません。旧型と同じ2.5L直列4気筒ハイブリッドシステム(フルハイブリッド)を継続しています。ダイナミックフォースエンジンへの換装は行われていないため、燃費の劇的な向上は期待できません。ただし、パワートレイン据え置きでもFRハイブリッドセダンとしての走りの個性は変わらず、EPS刷新により操縦感覚は大きく向上しています。
- BMW 3シリーズと比べてどちらがおすすめですか?
-
優劣ではなく「何を優先するか」で決まります。装備の充実度(HUD・デジタルミラー)ではBMW 3シリーズが一歩リード。FRハイブリッドの走り体験の唯一性・国産プレミアムの維持費安定性・全国ディーラー対応ではISが優位。ドライビングを楽しみたい方にはIS、最新技術・装備重視ならBMWを検討ください。
- 納期はどのくらいかかりますか?
-
2026年1月発売時点での情報によると、IS300h F SPORT通常グレードで約3〜4ヶ月待ち、特別仕様車(F SPORT Mode Black Ⅴ)は受注集中のため4〜5ヶ月以上になる可能性があります。最新の納期情報は必ず最寄りのレクサスディーラーに直接確認ください。
車の購入を検討している方は、自動車税の仕組みも知っておくと判断がしやすくなります。
特に話題になっている「13年超の自動車税は本当に廃止されるのか?」については、最新の税制動向を以下の記事で詳しく解説しています。

査定は無料ですが、サービスによっては複数社とやり取りが発生します。
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