「子供が3人になって、さすがにミニバンに乗り換えようか…」
そんな言葉を奥さんから言われた瞬間、心のどこかで「いや、でも…」と抵抗を感じた方はいませんか?
ランドクルーザー300は憧れるけど、納期がいつになるか読めない。レクサスLXはちょっと予算オーバー。アルファードは快適だけど、あれに乗ってしまったら「完全にミニバン族」になってしまう気がする――。
そんなジレンマを抱えていた方に、今まさに「答え」が現れようとしています。それが、トヨタ ハイランダーです。
2025年12月19日、トヨタはハイランダーを含む米国生産車の2026年からの日本導入を公式発表しました。約19年ぶりの復活となるこのモデルは、「ミニバンは嫌だけど家族全員が乗れるSUVが欲しい」というニーズにドンピシャで応えてくれる一台です。
この記事では、SUV好きのパパとして車を20年以上追い続けてきた筆者が、以下の内容をすべて解説します。
- ハイランダーは日本でいつ・いくらで買えるのか(2026年最新情報)
- 今すぐ欲しい方向けの並行輸入・総費用シミュレーション
- ランクル300・アルファード・LXとの徹底比較
- 4代目最新スペック(サイズ・燃費・室内・安全装備)の全解説
- 年間維持費シミュレーション
読み終わったあとには、「ハイランダーについて日本で一番詳しくなった」と感じていただけるはずです。そして、「次に何をすればいいか」が明確に見えてくる。そんな記事を目指しました。さっそく始めましょう。
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トヨタ ハイランダーは日本で買えるの?【2026年最新情報】
結論から言います。ハイランダーは2026年中に日本で正規販売される予定です。
2025年12月19日、トヨタ自動車は米国インディアナ工場(TMMI)で生産するカムリ・ハイランダー・タンドラの3車種について、「2026年から順次、日本市場への導入を目指す」と公式に発表しました(トヨタ自動車グローバルニュースルーム)。
これは日米貿易交渉の成果を受けた戦略的な動きで、国土交通省が検討している「米国安全基準適合車の国内販売制度」を活用することで、日本の認証取得プロセスを大幅に簡略化できる見込みです。これまで米国仕様車を日本で販売するには、日本独自の基準への適合が大きなハードルでしたが、この新制度によってその障壁が取り除かれます。

発売時期は2026年中盤〜後半が有力視されています。具体的なグレード・価格・発売日は2026年初頭〜中頃に順次発表される見込みです。
約19年ぶりの復活!クルーガーとハイランダーの関係
実は、ハイランダーは日本にとってまったく新しい車ではありません。2000年から2007年まで、「クルーガー(KLUGER)」という車名で日本で販売されていたモデルの後継にあたるのです。
クルーガーは2.4Lガソリンと3.0LのV6を搭載し、当時の日本市場で「ちょっと大きめのSUV」というポジションを確立していました。しかし2007年に販売終了。その後、日本ではRAV4やハリアーなどのミドルサイズSUVが主力となり、フルサイズ3列シートSUVはランクル一強の時代が続いていました。
それから約19年。日米の貿易環境が変わり、ハイランダーは「クルーガー」の名前を捨て、グローバルモデルとして日本に戻ってきます。オーストラリアでは今も「クルーガー(KLUGER)」として販売されており、右ハンドル生産の実績があることも、日本導入をスムーズにする要因のひとつです。
ハイランダーの歴代モデルを知りたい方はこちら
【初代 XU20型(2000〜2007年)】日本名「クルーガー」。2.4L・3.0L搭載。日本での販売はこの代のみ。
【2代目 XU40型(2007〜2013年)】北米・中国のみ。3.5L V6搭載。
【3代目 XU50型(2013〜2019年)】TNGA前世代プラットフォーム。ハイブリッド追加。
【4代目 XU70型(2019年〜現行)】TNGA-Kプラットフォーム採用。2.5Lハイブリッド・2.4Lターボを設定。2026年の日本導入はこの4代目の最新モデルとなる見通し。
「今すぐ乗りたい」なら並行輸入という選択肢もある
正規販売を待てない、という方には並行輸入という道があります。実際、現時点でもハイランダー(または豪州名クルーガー)を並行輸入で入手しているオーナーは存在します。
ただし、正規販売と並行輸入には明確な違いがあります。下の表で整理しておきます。
| 比較項目 | 正規販売(2026年〜) | 並行輸入(今すぐ) |
| 入手時期 | 2026年中盤〜後半 | 今すぐ(数ヶ月以内) |
| 総費用目安 | 650〜850万円(予想) | 900〜1,100万円超 |
| ハンドル | 右ハンドル | 左(北米)or 右(豪州) |
| メーカー保証 | あり(国内正規保証) | なし(業者保証のみ) |
| アフターサービス | 全国トヨタディーラー | 並行輸入業者に依存 |
| 車検対応 | 問題なし | 対応可能だが手間あり |
| リコール対応 | 正規ルートで対応 | 遅延または対応困難な場合あり |
正規販売まであと1年前後待てる方であれば、コスト・保証・安心感の面で圧倒的に正規販売が有利です。ただし「今すぐ希少性のある一台を手に入れたい」「豪州仕様の右ハンドルが欲しい」という方には並行輸入も選択肢になります。詳しい費用・手順は後述します。
【最新スペック完全解説】トヨタ ハイランダー(4代目・2026年モデル)
では、実際のハイランダーはどんな車なのか。4代目(XU70型)の最新スペックを徹底的に解説します。
| 項目 | スペック |
| 全長 | 4,950mm |
| 全幅 | 1,930mm |
| 全高 | 1,730mm |
| ホイールベース | 2,850mm |
| 乗車定員 | 7名 or 8名 |
| プラットフォーム | TNGA-K |
| パワートレイン | 2.4Lターボ / 2.5Lハイブリッド / 2.4Lハイブリッドマックス |
| ハイブリッド燃費(EPA) | 約15.3km/L相当 |
| ガソリン燃費(EPA) | 約10.2km/L相当 |
| 最低地上高 | 約220mm |
| 牽引能力(ガソリン) | 最大2,268kg |
ボディサイズ:日本の道路でも乗れる?
全長4,950mm・全幅1,930mmというサイズを聞いて、「日本で運転できるの?」と不安に感じる方も多いと思います。でも、意外と大丈夫です。
その理由は、全長が5mを切っていることにあります。たとえばランドクルーザー300の全長は4,985mm・全幅は1,980mmで、ハイランダーよりも横幅は50mm広いのです。つまり、ランクル300に乗れる人ならハイランダーにも乗れる、と考えて差し支えありません。
また、全高1,730mmという数字は、アルファードの1,850mmより実に12cmも低い。これは機械式立体駐車場(一般的に高さ制限1,550mm〜2,000mm)との相性にも影響します。もちろん機械式駐車場には全幅の制限もあるため必ず確認は必要ですが、全高だけで言えばアルファードより選択肢が広がります。

私が以前、北米でハイランダーをレンタカーで運転したとき、「大きいけど不思議と怖くない」と感じました。前後の見切りが良く、ピラーが細め設計なのが理由だと思います。日本の立体駐車場だけは注意ですが、幹線道路や高速では本当に扱いやすい。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
| ハイランダー | 4,950mm | 1,930mm | 1,730mm |
| ランクル300 | 4,985mm | 1,980mm | 1,925mm |
| アルファード | 4,995mm | 1,850mm | 1,850mm |
| レクサスLX | 5,100mm | 1,990mm | 1,890mm |
パワートレイン:ガソリン vs ハイブリッド どっちを選ぶ?
日本に導入されるハイランダーは、ハイブリッドモデルが主力になる可能性が高いです。その理由は、日本の燃費意識の高さと、トヨタの電動化戦略の方向性にあります。
現行4代目には3つのパワートレインが存在します。それぞれの特徴を整理しましょう。
①ガソリン(2.4Lターボ)
最高出力265PS・最大トルク430Nmを発揮。牽引能力は最大2,268kgと、ボートやトレーラーを引く需要には最適です。燃費はEPA基準で約10.2km/L相当と、フルサイズSUVとしては標準的なレベル。力強い加速感を楽しみたい方や、アウトドアで牽引を行う方向け。
②ハイブリッド(2.5L+モーター)
システム出力243PS。燃費はEPA基準で約15.3km/L相当(WLTCモード換算では12〜13km/L台が見込まれます)。電動モーターによる発進のスムーズさと静粛性は、ファミリーユースに最適。年間走行距離が多い方には、燃費差によるランニングコストの節約効果も大きい。日本のファミリー層には最もおすすめのパワートレインです。
③ハイブリッドMAX(2.4Lターボ+モーター)
システム出力362PS・0-100km/h加速は約6秒台というハイパフォーマンス仕様。北米では最上位グレード「Platinum」に設定。ただし日本への導入は現時点では未定とされており、まずはスタンダードハイブリッドからスタートする見込みです。

日本導入の主力は「2.5Lハイブリッド+AWD」の組み合わせになると予想されています。TNGA-Kプラットフォームを使ったハイブリッドSUVは、RAV4 HybridやカムリHVと同じ心臓部を拡大した形で、信頼性の高さも折り紙付きです。
室内・シートアレンジ:3列7人・8人のリアルな使い心地
ハイランダー最大の魅力のひとつが、この「ファミリーSUVとして本当に使える3列シート」です。
ランドクルーザー300の3列目が「緊急用・短時間専用」と割り切った設計なのに対し、ハイランダーの3列目は大人が乗っても膝前に余裕があり、長距離移動にも耐えうるクオリティです。これはモノコックボディ採用(ランクル300はラダーフレーム)によるフロア設計の自由度の違いが大きく影響しています。
シートアレンジは以下の2パターンから選択可能です。
- 2-2-3配列(7人乗り):2列目がキャプテンシート。通路を通って3列目へのアクセスが容易。チャイルドシートを2列目に設置しやすい。
- 2-3-3配列(8人乗り):2列目がベンチシートで最大定員8名。大人数での移動に対応。
荷室容量は圧巻の数字を誇ります。
- 3列目使用時(7名乗車):332L
- 3列目格納時(5名乗車):658L
- 2・3列目全格納時(2名乗車):1,909L
週末の家族キャンプでも、チャイルドシート2つ+荷物をフルで積んだ状態でも、まだ余裕があるのがハイランダーの実力です。
安全装備・先進技術
ハイランダーには全グレードにToyota Safety Sense(TSS)が標準装備されています。その内容は以下のとおりです。
- プリクラッシュセーフティ(歩行者・自転車・夜間対応)
- レーントレーシングアシスト(LTA)
- レーダークルーズコントロール(全車速追従)
- ロードサインアシスト(標識認識)
- オートマチックハイビーム
インフォテインメントは12.3インチ大型ディスプレイを搭載し、Apple CarPlay・Android Auto・Amazon Alexaに対応。後席エンタメ用のリアシートディスプレイをオプションで追加できるグレードもあります。長距離ドライブで子供たちが静かにしていてくれる環境が整っているのも、ファミリー向けとして高ポイントです。
グレードラインナップ(XLE / XSE / Limited / Platinum)
2026年モデルの北米仕様は4グレード構成です。
| グレード | 特徴 | 北米価格(目安) | 日本円換算(参考) |
| XLE | エントリー。実用装備が充実 | 約$46,000〜 | 約690万円〜 |
| XSE | スポーティ外装・ブラックアクセント | 約$49,000〜 | 約735万円〜 |
| Limited | 本革シート・パノラマルーフ・JBLサウンド | 約$54,000〜 | 約810万円〜 |
| Platinum | 最上位。HybridMAX搭載・全装備標準 | 約$57,000〜 | 約855万円〜 |
2026年モデルからは全車AWDが標準化され、2WDの設定が廃止されました。日本導入時はどのグレードが選択できるか未発表ですが、スタンダード〜ミドルグレードを中心とした展開になると予想されます。
そう感じるのは普通のことです。
ただ、自分の車の相場を知らないままディーラーに任せてしまうのは、少しもったいないかもしれません。
結果的に、先に知っておいて本当に助かりました。
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【徹底比較】ハイランダー vs ランクル300 vs アルファード vs レクサスLX
「ハイランダーが良さそうなのはわかった。でも、他の選択肢と比べてどうなの?」という疑問にお答えします。
ここでは「ミニバンは嫌だけど家族全員が乗れるSUVが欲しい」というテーマで、主要4車種を徹底比較します。
| 比較項目 | ハイランダー | ランクル300 | アルファード | レクサスLX |
| 価格帯(日本) | 650〜850万円(予想) | 600〜1,000万円超 | 780〜1,000万円超 | 1,100万円〜 |
| 全長 | 4,950mm | 4,985mm | 4,995mm | 5,100mm |
| 3列目の快適性 | ◎ 大人OK | △ 緊急用 | ◎◎ 最強 | △ やや狭め |
| 燃費(HV) | 約12〜13km/L | なし(HVなし) | 約13.6km/L | なし(HVなし) |
| 悪路走破性 | ○ AWD標準 | ◎◎ 最強クラス | △ 舗装路向け | ◎ ランクル系 |
| 希少性・独自性 | ◎◎ 国内最希少 | △ 人気すぎる | △ よく見る | ○ |
| SUVらしい外観 | ◎ | ◎◎ | △ ミニバン感 | ◎ |
| ディーラー保証 | ◎(2026年〜) | ◎ | ◎ | ◎ |
| 納期 | ◎ 比較的早い見込み | △ 長期待ち | ○ | △ 長期待ち |
ランドクルーザー300との比較
「本格オフロードを極めたいならランクル300、家族との日常使いを極めたいならハイランダー」——これが正直な結論です。
ランクル300は「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」をコンセプトに開発されたラダーフレーム構造の本格クロスカントリーSUVです。3.5L V6ツインターボで415PSを叩き出し、最低地上高225mmの悪路走破性は圧巻。その信頼性と耐久性は世界中の過酷な環境で実証済みです。
しかし、ファミリーカーとして使うとなると話は少し違ってきます。ラダーフレームゆえにフロア高が高く、3列目シートは「体育座り気味」と表現されることも多い。室内長もアルファードと比べると約520mm短く、子供3人を長時間乗せるには少々シビアです。
加えて現在のランクル300は人気が高すぎて、新車の納期が読めない状態が続いています。「今年中に乗りたい」という方には現実的な選択肢とは言いにくい状況です。

知人がランクル300を注文して「2年以上待った」と言っていました。その間にハイランダーの正規販売が始まってしまうかもしれない——そんなタイミングになってきています。
アルファードとの比較
3列目の快適性だけを比べるなら、アルファードはほぼ無敵です。それでもハイランダーを選ぶ理由は、「感情の問題」だと思っています。
アルファードの2列目は「地上を走るビジネスクラス」と称されるほどの豪華さ。3列目も国内ミニバン最高水準の広さと快適性を誇ります。純粋な「乗る人全員が快適」という点では、アルファードに敵う車はなかなかありません。
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