2026年9月10日、ダイハツ工業は現行「ムーヴ」のリコールを国土交通省へ届け出ました(届出番号5874)。対象は型式5BA-LA850S・5BA-LA860SのLグレードとXグレードの一部、合計9,503台です。対象車はシートカバーや前席ドアアームレストを無料で交換します。
自分のムーヴが対象かどうかは、購入時期だけでは判断できません。車検証に記載された車台番号を、ダイハツ公式の対象車両検索へ入力するのが確実です。この記事では、対象範囲、不具合、無料修理の流れ、売却を予定している場合の進め方を、2026年9月13日時点の公式情報に沿って整理します。
この記事でわかること!
- 自分のムーヴがリコール対象かどうかの調べ方
- 対象となる型式・グレード・車台番号・台数
- 不具合の内容と無料修理の方法
- 売却・乗り換えを予定している場合の進め方
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ムーヴのリコール2026は現行型9,503台が対象

今回の対象は、2025年5月19日から8月29日までに製作された現行ムーヴの一部です。届出日は2026年9月10日、リコール開始日は9月11日、届出番号は5874となっています。
国土交通省の届出資料では、同じ不具合の対象にスバル「ステラ」588台も含まれ、届出全体では2車種10,091台です。このうちダイハツ「ムーヴ」は9,503台で、すべての年式・グレードが該当するわけではありません。
2026年9月13日時点で、不具合件数は0件、事故の報告もありません。発見の動機は仕入先からの情報です。届出の原文はダイハツ公式「ムーヴのリコールについて(届出番号5874)」と、国土交通省のリコール届出一覧表で確認できます。
自動車専門家 Mr.K去年ムーヴを買ったばかりなんだけど、うちの車も対象なのかな。
対象型式・グレード・車台番号・台数一覧
対象となるのは、5BA-LA850Sと5BA-LA860SのLグレードおよびXグレードの一部です。車台番号の範囲、製作期間、台数は次のとおりです。
| 型式 | 車台番号の範囲 | 製作期間 | 対象台数 | 改善区分 |
| 5BA-LA850S | LA850S-2000056~LA850S-2013394 | 2025年5月19日~2025年7月23日 | 4,887台 | ① |
| 5BA-LA850S | LA850S-2013396~LA850S-2021413 | 2025年7月22日~2025年8月29日 | 3,191台 | ② |
| 5BA-LA860S | LA860S-2000057~LA860S-2002901 | 2025年5月19日~2025年7月22日 | 850台 | ① |
| 5BA-LA860S | LA860S-2002902~LA860S-2004772 | 2025年7月22日~2025年8月29日 | 575台 | ② |
4区分の合計が9,503台です。表の「製作期間」は工場で車両が作られた時期であり、購入日や登録日とは一致しません。2025年秋以降に納車された車でも、製作時期と車台番号が対象範囲に入る可能性があります。
2026年3月26日の別リコールと混同しない
2026年には、3月26日にも旧型ムーヴなどを対象とする別のリコール(届出番号5791)が公表されています。こちらはカウルルーバーの止水シールとブレーキブースターに関する内容で、今回の内装材のリコールとは別件です。
LA850S・LA860Sではないムーヴの所有者も、「現行型ではないから対象外」とは限りません。未実施のリコールやサービスキャンペーンを車台番号でまとめて確認してください。
自分のムーヴが対象か車台番号で確認する方法

最短で確実なのは、車検証の車台番号をダイハツ公式の検索ページへ入力する方法です。車台番号の範囲には対象外車両も含まれるため、グレードや購入時期だけで判断しないでください。
自動車検査証の「型式」と「車台番号」欄を見ます。電子車検証の場合は、車検証閲覧アプリでも確認できます。今回の対象型式は5BA-LA850Sまたは5BA-LA860Sです。
画面の案内に従い、車台番号を半角英数字で入力します。誤入力すると「対象項目なし」と表示される場合があるため、車検証と照らし合わせてください。
対象と表示されたら、案内の差出し店または最寄りのダイハツ販売会社へ連絡します。車台番号を伝え、交換部品の在庫、作業時間、代車の有無を予約時に確認しておくとスムーズです。
車台番号の範囲内でも対象外車両がある
公式一覧の車台番号の範囲には、今回のリコール対象ではない車両も含まれます。最終判断はダイハツ公式の対象車両検索、または販売会社で行ってください。修理後も検索結果へ反映されるまで2週間以上かかる場合があります。
不具合は内装材の延焼速度が保安基準を超えるおそれ
不具合があるのは、シートカバーと前席ドアアームレストに使われている特定の内装材です。表皮の加工方法の検討が不十分だったため、燃焼試験で基準より速く延焼するものがあり、保安基準に適合していないおそれがあります。
エンジンやブレーキの制御に関する不具合ではありませんが、「通常走行中に自然発火する」という意味でもありません。内装材の燃えにくさに関する基準適合性の問題です。対象車であれば、事故報告がないことを理由に放置せず、販売店の案内に従って無料修理を受けてください。
改善措置は2種類、点検・修理費用は無料

全対象車の車台番号を確認し、改善区分①または②のどちらかを実施します。点検・修理費用はかかりません。
- 改善区分①:シートカバーを対策品に交換し、ドアアームレストを良品に交換
- 改善区分②:ドアアームレストを良品に交換
前掲の表で改善区分の目安は確認できますが、実際の作業内容は車両ごとに販売店が判断します。販売会社からはダイレクトメール等で通知されます。中古で購入した、転居した、名義変更直後などで案内が届かない場合は、自分から最寄りの販売店へ問い合わせてください。
ムーヴを売却するならリコール対応状況と査定額を確認する
リコール対象であることだけを理由に、ムーヴの売却を急ぐ必要はありません。改善措置は無料で、修理後は今回の不具合へ対応した状態になります。乗り続ける予定なら、まず修理予約を優先してください。
もともと乗り換えを予定している場合は、査定時に届出番号5874の対象かどうかと、修理が済んでいるかを正確に伝えます。未実施のまま査定を受けること自体はできますが、売却前に修理できるか、買取店側でどのように扱うかを確認しておくと説明が食い違いません。
査定額はリコールの有無だけで決まるものではなく、年式、走行距離、グレード、駆動方式、車両状態、修復歴、地域、査定時期などで変わります。「対象車だから必ず安くなる」「修理すれば査定額が上がる」とは断定できません。
ディーラー下取りだけで決める前に、買取店の査定額も確認しておくと比較材料になります。売却するかどうかは、リコール対応の予定と現在価格を見てから判断できます。
【PR】ムーヴの現在価格を確認する
複数社の査定額を比べたい場合は、カービューの一括査定の仕組みと注意点を確認してください。複数の買取店と比較しやすい一方、地域や申込条件によって連絡する事業者数や連絡方法が異なる場合があります。申込み画面の条件を確認してから進めましょう。
まとめ:車台番号を確認し、対象なら無料修理を予約する
2026年9月10日届出のムーヴのリコール(届出番号5874)は、5BA-LA850S・5BA-LA860SのL/Xグレードの一部、合計9,503台が対象です。シートカバーと前席ドアアームレストの内装材に保安基準不適合のおそれがあり、対象車には2種類のいずれかの改善措置が無料で行われます。
- 車検証で型式と車台番号を確認する
- ダイハツ公式の対象車両検索で未修理情報を確かめる
- 対象なら販売店へ連絡し、無料修理を予約する
- 売却予定がある場合は、対応状況を伝えて下取りと買取査定を比較する
車台番号の確認と無料修理が先です。そのうえで乗り換えを考えているなら、現在の査定額を確認してから売却時期を決めてください。査定方法の違いや申込み前の注意点は、車買取ラボで詳しく解説しています。
記載内容は2026年9月13日時点の公表情報にもとづきます。今後、対象範囲や案内が更新される可能性があるため、最終確認はダイハツ公式のリコール情報と販売会社で行ってください。
売却方法によって、査定額や手続きの進め方は異なります。
まずは現在の査定相場を確認して、売却価格を比較してみましょう。
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・新型「ムーヴ」をホームページで先行公開|ニュースリリース
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