「新型インテグラ タイプS、日本で本当に買えるの?」「価格は高そうだけど、それでも選ぶ価値はあるの?」――そんな疑問を持って検索している方も多いのではないでしょうか。
2026年、Hondaは米国生産のACURA INTEGRA Type Sを日本市場へ導入し、2026年後半から順次発売すると案内しました。
米国仕様では320HPの2.0L VTECターボ×6速MTという本格派のパッケージを採用しており、シビックタイプRに近い高性能を持ちながら、より上質でプレミアムなキャラクターが大きな魅力です。
ただし、気になるのは「日本でいくらになるのか」「左ハンドルなのか」「シビックタイプRやGR86と比べて自分に合うのか」という点でしょう。
そこでこの記事では、新型インテグラ タイプSの価格予想・スペック・競合比較・日本での買い方まで整理し、あなたが買うべき1台かどうかを判断できるように分かりやすく解説します。
- 新型インテグラ タイプSの発売時期と日本導入のポイントが分かる
- 価格予想・維持費・総コストを見て、買える車か判断できる
- シビックタイプR・GR86・WRX S4との違いを比較して選べる
- 自分に向いている人・向いていない人が整理でき、後悔しない判断がしやすくなる
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読み終わった後には、「買う・買わない」の判断が自信を持ってできる状態になっているはずです。それではいきましょう。
インテグラ タイプSとはどんな車か?20年の沈黙を経た”ホンダの本気”

旧インテグラからの系譜——DNAは途絶えていなかった
インテグラの歴史は、1985年にさかのぼります。当時、クイントの後継車として登場したインテグラは、スポーティな走りと実用性を両立させたクーペ・ハッチバックとして瞬く間に人気を集めました。
その後、1992年に登場した3代目(DC4/DB8)でタイプRが登場。高回転型NAエンジン「B16A」「B18C」を搭載し、FF車でありながらニュルブルクリンクで驚異的なタイムをたたき出したことで、世界中のホンダファンを熱狂させました。
2001年登場の4代目(DC5)では、K20A型2.0L i-VTECエンジンを搭載。タイプRはフロントにLSD(ヘリカルLSD)を採用し、FFスポーツの頂点を争う1台として語り継がれています。しかし——2006年、インテグラは静かに生産終了を迎えました。

なぜ消えたのか。それはホンダが北米市場で「Acura(アキュラ)」ブランドを強化する方針へシフトし、インテグラという車名を北米専売モデルに切り替える流れだったからです。日本のファンにとっては、突然の別れでした。
そして2022年——16年の沈黙を破り、アキュラブランドとして新型インテグラが北米市場に復活します。5ドアリフトバックボディに1.5Lターボを搭載した標準モデルから始まり、2023年には待望のハイパフォーマンス仕様「インテグラ タイプS」が追加。2.0L VTECターボで320馬力という歴代最強のスペックを引っ提げての登場でした。
そして2026年3月、ホンダが正式発表しました——インテグラ タイプSが2026年後半に日本市場へ正規輸入される、と。20年越しの約束が、ついに果たされようとしています。
新型インテグラ タイプSの立ち位置——”プレミアム スポーツ コンパクト”の本質
新型インテグラ タイプSを語るうえで、まず「アキュラ(Acura)」というブランドを理解しておく必要があります。アキュラは1986年に北米で誕生したホンダのプレミアムブランドで、日本でいえばトヨタに対するレクサスと同じ関係性です。
つまり新型インテグラ タイプSは、「ホンダ車にタイプSバッジを付けた」ものではなく、アキュラブランドが誇るプレミアム・パフォーマンスコンパクトの最上位モデルという位置づけです。
ここで重要なのが、シビックタイプRとの関係性です。両者は同じK20C系エンジンをベースにしながらも、明確にキャラクターが分けられています。
| 項目 | シビック タイプR | インテグラ タイプS |
| コンセプト | 戦うType R(サーキット特化) | 感じるType S(ドライビングの悦び) |
| ターゲット | サーキット走行を楽しむ人 | 上質な走りを日常で楽しむ人 |
| 静粛性 | 遮音材を一部省略 | 遮音材を充実させ静粛性重視 |
| 装備 | 走りに特化した必要最低限 | HUD・高級オーディオ等の充実装備 |
| デザイン | 巨大リアウイング・攻撃的 | 控えめなリアスポイラー・洗練 |
ホンダは意図的にこの2台を「戦闘マシン」と「情感を奏でる車」として差別化しています。どちらが上というわけではなく、乗り手の哲学によって選ぶべき車が変わります。これが、インテグラ タイプSを理解する最初のポイントです。
新型インテグラ タイプS 全スペック徹底解説
そう感じるのは普通のことです。
ただ、自分の車の相場を知らないままディーラーに任せてしまうのは、少しもったいないかもしれません。
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エンジン・パワートレイン——320馬力のVTECターボとは何者か
新型インテグラ タイプSに搭載されるエンジンは、2.0L直列4気筒VTECターボ(K20C1型)です。最高出力320ps/6,500rpm、最大トルク420Nm/2,600〜4,000rpmという数値は、コンパクトFFスポーツとして驚異的なレベルです。
「320馬力って、実際どれくらい速いの?」と疑問を持つ方のために、具体的に言うと——0-100km/h加速はわずか5.1秒。これは、約10年前のスーパーカーに相当するタイムです。日常の交差点から踏み込んだとき、瞬時に体が座席に押しつけられる感覚は、一度経験すると忘れられません。

シビックタイプRのエンジン出力は330psですが、インテグラ タイプSが320psになっている理由は、使用するガソリンのオクタン価設定の違いによるものです。シビックタイプRは91オクタン(北米基準)向けに最適化されており、インテグラタイプSとは異なるチューニングが施されています。数値の差は10psですが、実際の走りの違いは数字以上に性格として現れます。
そして、インテグラ タイプSで特に重要なのが「6速MT限定」という仕様です。AT(オートマ)設定は一切ありません。これはホンダが「タイプSを名乗る以上、ドライバーが車と対話しながら走ること」を大前提にした、信念の表れです。
さらに、レブマッチングシステム(自動回転合わせ機能)が標準装備されており、ヒール&トゥが苦手なドライバーでも美しいダウンシフトが決まります。スポーツカー初心者から上級者まで、幅広い層が6速MTの醍醐味を楽しめる設計です。
▶ エンジン詳細スペック(もっと知りたい方へ)
・型式:K20C1型 2.0L 直列4気筒 DOHC i-VTECターボ
・最高出力:320ps(235kW)/6,500rpm
・最大トルク:420Nm(42.8kgm)/2,600〜4,000rpm
・使用燃料:ハイオクガソリン
・トランスミッション:6速MT(Helical LSD、レブマッチングシステム付き)
・駆動方式:FF(前輪駆動)
・0-100km/h加速:約5.1秒
ボディ・サイズ——5ドアリフトバックという選択の意味
インテグラ タイプSのボディは5ドアリフトバック形式を採用しています。「スポーツカーなのに5ドア?」と思う方もいるかもしれませんが、これはむしろ大きな強みです。
ボディサイズは全長4,725mm×全幅1,900mm×全高1,405mm、ホイールベース2,735.5mm。シビックタイプRと比べると、全長は130mm長く、全幅は10mm広くなっています。

全幅1,900mmは日本の立体駐車場(幅制限1,850mm以下が多い)には入れない場合があります。購入前に自宅・職場・よく使う駐車場の幅を必ず確認してください。これは見落とされがちですが、日常使いで大きなストレスになる可能性があります。
5ドアリフトバックのメリットは、後席へのアクセスのしやすさと荷室の実用性にあります。2ドアスポーツクーペと違い、友人や家族を後席に乗せながらワインディングを楽しめる。週末はサーキット・平日は家族のお出かけ——そんな”全方位対応”が可能なのが、インテグラ タイプSの大きな魅力のひとつです。
足回り・ブレーキ——ブレンボ×ミシュランが語ること
インテグラ タイプSの足回りは、コスト度外視のスポーツカー仕様です。フロントブレーキには13.8インチ(約350mm)の大径2ピースローターに、ブレンボ製4ピストンモノブロックアルミ製キャリパーを組み合わせています。
タイヤは265/30R19というワイドサイズのミシュラン「パイロットスポーツ4S」を前後に装着。パイロットスポーツ4Sといえば、スーパーカーにも採用されるハイグリップタイヤの代名詞です。コーナーでの安心感は、このタイヤの存在なしには語れません。
サスペンションはアダプティブダンパーを採用し、コンフォート・スポーツ・インディビジュアルの3モードを走行シーンに応じて切り替えられます。普段はコンフォートで快適に。週末の峠道ではスポーツモードに切り替え——そのギャップこそが、このクルマの最大の魅力です。
内装・装備——シビックタイプRを超える快適性の秘密
インテグラ タイプSのインテリアは、スポーツカーの概念を超えた充実装備です。シビックタイプRが「走りに不要な装備は削る」哲学なのに対し、インテグラ タイプSは「プレミアムブランドとして妥協しない」哲学で作られています。
- 10.2インチ液晶メータークラスター——速度・エンジン情報をクリアに表示
- 5.3インチヘッドアップディスプレイ(HUD)——シビックタイプRには非搭載の専用装備
- 9インチセンター液晶ディスプレイ——Apple CarPlay / Android Auto対応
- ウルトラスエード12ウェイパワーシート——加熱・冷却機能付き
- 16スピーカー ELSサラウンドオーディオシステム——走りながらでもコンサートホールの音響
- AcuraWatch(先進安全装備)——衝突被害軽減ブレーキ・レーンキープ等を標準装備
特に16スピーカーのELSオーディオは、スポーツカーの常識を覆す装備です。「走ることに集中するのに音楽なんて」と思うかもしれませんが、ワインディングをゆっくり流しながら好きな音楽を楽しむ——そんな使い方がインテグラ タイプSには似合います。
デザイン——”静かなる主役”の美学

エクステリア——3本出しマフラーとワイドボディが放つ存在感
インテグラ タイプSのデザインは、「主張しすぎない、でも存在感は圧倒的」という絶妙なバランスを実現しています。
フロントはアキュラ共通の「ダイヤモンドペンタゴングリル」を採用しつつ、タイプS専用の大型エアインテークが迫力を演出。サイドビューはワイドフェンダーと低いルーフラインの組み合わせで、スポーツハッチバックとしての俊敏さを表現しています。
最も個性的なのがリアビューです。センターマウントのトリプルエキゾースト(3本出しマフラー)は、このクラスで唯一無二の存在感。シビックタイプRの大型リアウイングとは対照的に、インテグラ タイプSのリアスポイラーは控えめなサイズながら、機能的な空力効果を発揮します。

「インテグラ タイプSは、遠くから見てもすぐにそれと分かるのに、派手すぎない」——これが最大のデザイン的価値です。シビックタイプRが「見て!」と叫ぶなら、インテグラ タイプSは「分かる人には分かる」という奥ゆかしさを持っています。そこに希少性の美学があります。
インテリア——スポーツカーらしさとプレミアム感の両立
インテリアはブラック×ホワイトの2トーンカラーで統一。タイプS専用のアルカンターラ素材ステアリングにはレッドステッチが施されており、手に触れるたびに「特別な車に乗っている」という感覚を呼び覚まします。
シートはウルトラスエード(人工スエード)を使用し、しっかりとしたサポート性を確保しながら長距離ドライブでも疲れにくい設計です。シビックタイプRのレカロシートが「ガッチリ体を固定する」感覚なら、インテグラ タイプSのシートは「体をやさしく包み込む」感覚と表現できます。
走行性能の実態——試乗・インプレッションから見えてくるもの

スポーツ走行での印象——「戦う車」ではなく「感じる車」の意味
インテグラ タイプSの走りを一言で表すなら、「滑らかに、しかし確実に速い」です。
海外の専門誌「MotorTrend」の試乗レビューでは、「タイプRに極めて近い走りを、より上質な体験として提供している」と評価されています。同じエンジンをベースにしながらも、サスペンションのセッティングとボディの遮音設計が、全く異なる乗り味を生み出しています。
ワインディングロードでの印象は特に印象的です。アダプティブダンパーをスポーツモードに切り替えると、車全体がキリッと引き締まる感覚があります。コーナーに向けてブレーキングし、6速MTのシフトダウン、ステアリングを切り込む——この一連の動作が、まるでドライバーと車の「会話」のように感じられます。
265/30R19のミシュラン パイロットスポーツ4Sは、コーナリング中のグリップ感をリアルタイムでステアリングに伝えてきます。「あと少し踏めるか」「そろそろ限界か」——その感触が正確なぶん、ドライビングへの没入感が高まります。
日常使いでの快適性——スポーツカーが毎日の相棒になれるか
インテグラ タイプSは、スポーツカーとしては異例なほど日常使いに優れています。これは設計思想の違いがダイレクトに反映された結果です。
シビックタイプRはサーキット走行のために遮音材を一部省略していますが、インテグラ タイプSはアキュラブランドらしく遮音材を充実させています。高速道路での風切り音やタイヤノイズが大幅に抑えられており、長距離ドライブでも会話が普通にできるレベルの静粛性です。
コンフォートモードでの乗り心地は、スポーツカーとは思えないほどしなやかです。路面の凹凸を適切に吸収し、腰にくるような突き上げ感はほとんどありません。「週末の峠以外はただの移動手段として使いたい」という人にも、十分な快適性を提供してくれます。
5ドアリフトバックの荷室は実用的で、ゴルフバッグ1〜2本、またはスーツケース(Mサイズ)2個程度が収納可能です。後席を倒せばさらに広い空間が生まれます。

実燃費は走行スタイルによりますが、おおむね9〜11km/Lが現実的な数字です(ハイオク仕様)。週500km走行した場合、月の燃料費は1.2〜1.7万円程度が目安です。スポーツカーとしては良好な数字といえます。
ライバル徹底比較——インテグラ タイプSはどこに位置するか

vs シビック タイプR——同じ心臓、全く異なる哲学
最も比較されるのがシビックタイプR(FL5型)です。エンジンのベースは同じK20C系ながら、2台は全く異なる哲学を持つ車です。
出力の差は10ps(タイプR:330ps vs インテグラTS:320ps)ですが、重量の差はわずか14kg(インテグラTSが重い)。スペック上の差は小さいですが、乗った印象は大きく異なります。
シビックタイプRはサーキットでのラップタイムを追求した車。遮音材を削り、リアウイングで強力なダウンフォースを生み出し、あらゆる装備を走りのために最適化しています。一方インテグラ タイプSは、「走る喜びを上質に届ける」車。HUD・高級オーディオ・快適シート——これらは、長く乗り続けることへの配慮です。

「週に1回以上サーキット走行したい」ならシビックタイプR、「週末のワインディングと日常使いを両立したい」ならインテグラ タイプS——この基準で選べば、後悔はほぼありません。
vs トヨタ GR86 / スバル BRZ——FRとFFの哲学の違い
GR86/BRZとの比較では、「FRかFFか」という駆動方式の哲学の違いが核心です。
GR86(250ps・約370万円)はリアエンジンによる自然なオーバーステア挙動を楽しむ車。「車を操っている」感覚は、おそらくGR86の方が強く感じられます。しかしその反面、実用性は低く、後席はほぼ使えません。
インテグラ タイプSはFFながら、ヘリカルLSDと265mmワイドタイヤの組み合わせにより、コーナーでのアンダーステアを最小限に抑えています。「FF特有のクセ」を感じさせない洗練された走りは、GR86とは異なる方向性での完成度の高さです。
vs スバル WRX S4——AWDという安心感をどう評価するか
WRX S4(275ps・約450万円)との最大の違いはAWD(四輪駆動)の有無です。
北海道や東北・甲信越など雪の多い地域にお住まいであれば、AWDのWRX S4は安全面で大きなアドバンテージを持ちます。またWRX S4はCVTのみの設定で、MTを楽しめないことがインテグラ タイプSとの大きな差別化ポイントです。
「MTで操る喜びを求めている」なら迷わずインテグラ タイプS。「雪道・悪路の安心感を最優先したい」ならWRX S4——という整理が適切です。
4車種一覧比較表
| 項目 | インテグラ タイプS | シビック タイプR | GR86 | WRX S4 |
| 最高出力 | 320ps | 330ps | 250ps | 275ps |
| 最大トルク | 420Nm | 420Nm | 250Nm | 400Nm |
| 重量 | 1,460kg | 1,446kg | 1,270kg | 1,560kg |
| 0-100km/h | 約5.1秒 | 約5.4秒 | 約6.3秒 | 約5.1秒 |
| 駆動方式 | FF | FF | FR | AWD |
| トランスミッション | 6速MT | 6速MT | 6速MT/AT | CVT |
| ドア数 | 5ドア | 5ドア | 2ドア | 4ドア |
| 日本価格(目安) | 約720万円〜 | 約560万円 | 約370万円 | 約450万円 |
| 特徴 | 上質・快適・希少 | サーキット特化 | FRの純粋な楽しさ | 全天候型AWD |
日本での入手方法——2026年後半、待望の正規上陸の全貌

正規輸入(2026年後半発売)——国交省の新制度で実現した歴史的な日本上陸
2026年3月、ホンダは正式に「インテグラ タイプSを2026年後半より日本市場へ導入する」と発表しました。(出典:Car Watch)
この日本導入を可能にしたのは、国土交通省が新たに創設した「米国製乗用車に関する認定制度」です。これにより、米国で生産された車両を日本の安全・環境基準に適合させる際の手続きが簡略化され、インテグラ タイプSの正規輸入が実現しました。
「東京オートサロン2026」と「大阪オートメッセ2026」にて参考出品されたインテグラ タイプSには、多くの来場者が詰めかけ、「市販してほしい」という声が殺到したといいます。長年のファンの声が、ついに届いた瞬間です。
正規販売のメリットは、ディーラーによるアフターサービス・メーカー保証・日本語マニュアルの完備です。「長く乗り続ける」前提であれば、正規販売まで待つことを強くおすすめします。
並行輸入——「今すぐ乗りたい」人の選択肢とリスク
正規販売開始前に「今すぐ乗りたい」という場合の選択肢が並行輸入です。ただし、いくつかの重大なリスクがあります。
現在の並行輸入価格の相場は800〜1,000万円超。北米での販売価格(約720万円)に輸送費・通関費・国内登録費用・業者マージンが上乗せされるためです。さらに、2023年4月からの騒音試験基準の変更により、輸入にかかるコストは以前より大幅に増加しています。
- メーカー保証なし(故障時は全額自己負担)
- 部品入手に時間がかかる(北米からの取り寄せが必要な場合あり)
- 左ハンドル仕様(インテグラ タイプSは左ハンドルのみ)
- 車検対応に追加コストが発生する可能性
- 正規品より100〜300万円高い

正規販売開始まであと数か月〜半年程度であれば、正規販売を待つ方が圧倒的にメリットは大きいです。ただし「左ハンドルにこだわりがある」「今すぐ乗らなければ意味がない」という強い理由がある方は、並行輸入も選択肢になり得ます。
旧型インテグラ タイプS(DC5)——中古市場という第3の選択肢
「新型には手が届かないが、インテグラの魂は欲しい」という方には、旧型DC5インテグラ タイプSの中古車という選択肢もあります。
2026年3月現在、グーネット・カーセンサー等の中古車情報サイトでは48.9万円〜189万円の価格帯で流通しており、平均価格は約93.6万円です。(出典:カーセンサー)
DC5タイプSは2.0L i-VTEC(K20A)、160ps/5速MTというスペック。新型の320psと比べるとパワーは半分ですが、軽量ボディ(1,160kg前後)ゆえのダイレクトな走り感は今なお多くのファンを魅了しています。購入の際は走行距離・整備記録・改造歴の確認が必須です。
価格と維持費——「本当のコスト」を知れば後悔しない

新車価格(予想)——700万円超という現実と納得感
インテグラ タイプSの日本正規販売価格は、2026年3月時点では正式発表されていません。しかし、各メディアの予測と北米価格から、おおよその価格帯は推測できます。
北米販売価格は50,800ドル(約720万円換算 / 1ドル142円基準)。これに日本導入コスト・消費税・諸費用を加えると、本体価格700〜750万円、諸費用込みで780〜830万円程度が現実的な予想です。
「高すぎる」と感じるかもしれません。しかし同価格帯で比較すると——BMW 2シリーズ クーペ(M240i:730万円程度)、アウディ TT RS(廃番前850万円)、ポルシェ718 ケイマン(1,000万円超)——という並びになります。その中でインテグラ タイプSは、320馬力・6速MT・先進安全装備込みで700万円台というのは、むしろ「割安」と見ることもできます。
5年間の総保有コスト試算——購入後にかかるお金を全部見せる
車の本当のコストは購入価格だけではありません。5年間で実際にどれくらいかかるか、試算してみましょう。
| 費用項目 | 年間目安 | 5年間合計 | 備考 |
| 自動車税 | 36,000円 | 180,000円 | 2.0L以下の区分 |
| 自賠責保険 | 約17,000円 | 約85,000円 | 車検ごとに支払い |
| 任意保険 | 約12〜18万円 | 約60〜90万円 | 30代・等級15以上の場合 |
| 燃料費 | 約15〜20万円 | 約75〜100万円 | 年間1万km・ハイオク・実燃費10km/L想定 |
| 車検・整備費 | 約10〜15万円 | 約50〜75万円 | 2年ごとの車検含む |
| タイヤ交換 | 約10万円(2〜3年毎) | 約20〜30万円 | 265/30R19は1本2〜3万円が相場 |
| 駐車場代 | 地域による | — | 月1〜3万円を別途想定 |
| 5年間合計(概算) | — | 約280〜380万円 | 駐車場代・消耗品を除く |
購入価格約800万円+5年維持費300〜380万円=5年間の総出費は約1,100〜1,200万円。決して安くはありませんが、「毎週末にリッチなドライビング体験を得られる」と考えると、1回あたりのコストは意外と現実的です。
リセールバリューの考え方
インテグラ タイプSは日本市場での流通台数が極めて少ないことが予想されます。希少モデル・MT限定という条件は、一般的にリセールバリューを高める要素です。
参考として、シビックタイプR(FL5)は発売後2〜3年でも新車価格の90%以上を維持するケースが見られます。インテグラ タイプSもブランド希少性から同等かそれ以上のリセールが期待できます。「数年で乗り換え」を前提にするなら、損失は思ったより小さいかもしれません。
【自己診断】インテグラ タイプSはあなたに向いているか?

スペックや価格が分かっても、「結局、自分に合うのか」が最大の疑問ですよね。以下のチェックリストで確認してみてください。
インテグラ タイプSが「ピッタリ合う」人の特徴
- 6速MTを操る喜びを、毎日の運転の中で感じたい
- サーキットよりもワインディング・峠道・ツーリングが好き
- 走行性能と快適性・静粛性を両方諦めたくない
- 街で他の人と被りたくない・希少な車に乗りたい
- 旧インテグラへの憧れやホンダブランドへの強い思い入れがある
- 5ドアボディで友人や家族も乗せながら走りを楽しみたい
- 年収700万円以上で維持費を安定して支払える余裕がある
上の項目に5つ以上当てはまるなら、インテグラ タイプSはあなたの理想の1台になる可能性が非常に高いです。特に「MTへの愛着」と「日常・週末の両立願望」の2つが強い人には、これ以上ない選択です。
インテグラ タイプSより「別の車が向いている」人の特徴
- 週に1回以上、サーキット走行を本格的に楽しみたい → シビック タイプRを検討
- 雪道・悪路も安心して走りたい(北海道・東北在住等)→ WRX S4を検討
- 予算を350〜400万円以内に抑えてピュアな走りを楽しみたい → GR86/BRZを検討
- オートマ(AT/CVT)を希望する → インテグラ タイプSには設定なし
- 全幅1,900mmが日常の駐車環境に合わない
- 維持費・保険料を可能な限り抑えたい

「向いていない」と分かることも、大切な収穫です。700万円の買い物で後悔しないために、ここで正直に自己診断することが最大の節約になります。
新型インテグラ タイプSは買う価値ある?についてのよくある質問(FAQ)
- インテグラ タイプSは日本でいつ発売されますか?
-
2026年後半(2026年11月〜年末)に正規販売開始予定です。2026年3月にホンダが正式発表しました。詳細な発売日・価格は今後順次発表される見込みです。
- 日本での価格はいくらになりますか?
-
正式発表はまだですが、北米価格(約50,800ドル)をベースに諸費用・税金を加えると、700〜750万円(本体)、諸費用込みで780〜830万円程度になると予想されています。
- ATモデルはありますか?
-
インテグラ タイプSは6速MT限定です。ATモデルはありません。スタンダードのインテグラはCVT仕様がありますが、日本での販売予定は現時点では発表されていません。
- シビック タイプRと何が違いますか?
-
同じK20C系エンジンをベースにしますが、インテグラ タイプSはより快適性・静粛性・装備充実度を重視した設計です。シビックタイプRはサーキット走行に特化した攻撃的な仕様で、インテグラ タイプSは「上質な走りの悦び」を日常の中で届ける車です。
- 並行輸入でいくらかかりますか?
-
現在の相場は800〜1,000万円超です。正規販売まであと半年程度であれば、保証・アフターサービスの面でも正規販売を待つことを強くおすすめします。
- 燃費はどれくらいですか?
-
ハイオクガソリン仕様です。実燃費はおおむね9〜11km/Lが現実的な数字です。年間1万km走行の場合、燃料費は年間15〜20万円程度が目安です。
新型インテグラ タイプSは買う価値ある?価格・スペック・競合比較・日本での買い方を解説のまとめ
新型インテグラ タイプSは、ただ速いだけのスポーツカーではありません。
320馬力の6速MT、ブレンボブレーキ、ミシュランハイグリップタイヤ——これだけでも十分すぎるスペックですが、それに加えてHUD・16スピーカー・快適シートという「プレミアム」が共存しています。サーキットから通勤まで、ワインディングから家族ドライブまで、一切妥協せずに楽しめる車は、そうそうありません。
そして何より——「インテグラ」という名前が持つ物語と感情の重みは、スペック表には書かれていません。20年の沈黙を経て復活したこの車を日本で手に入れられるのは、2026年後半から。あなたが「向いている人」に当てはまるなら、次の行動は一つです。
- ホンダ正規ディーラーに問い合わせて、発売情報の優先通知を登録する
- 試乗機会が設けられた際には、必ず体感しに行く
- 駐車場・維持費・ローン審査の準備を今から始めておく
後悔しない買い物のために、この記事が少しでも役に立てたなら嬉しいです。インテグラ タイプSとともに、最高のカーライフを。
査定は無料ですが、サービスによっては複数社とやり取りが発生します。
手間をかけたくない方、まずは相場確認だけしたい方、高く売りたい方。
目的に合わせて、無理のない方法を選んでください。
※「今回は見送ります。今後の連絡は不要です」とはっきり伝えれば問題ありません。
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・WR-V|Honda公式サイト
・PRELUDE – プレリュード|Honda Access
・シビック タイプアール|Honda公式サイト
・フリード|Honda公式サイト
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