「新型デリカは“ひどい”って本当?」と気になって、購入判断が止まっていませんか?
デリカD:5は“アウトドア最強ミニバン”と言われる一方で、デザイン・燃費・乗り心地・価格・内装に不満の声が出やすい車でもあります。
ただし結論から言うと、批判の多くは「普通のミニバン基準」で見たときのミスマッチが原因です。
この記事では、新型デリカが“ひどい”と言われる理由を事実ベースで整理し、どんな人が向く/向かないのか、買うなら何を確認すべきかまで具体的にまとめます。
読了後には「買う・見送る」の判断がスッと固まります。
この記事でわかること!
- 「ひどい」と言われる原因が、欠陥なのか“好み・用途のズレ”なのかを切り分けできる
- 燃費・乗り心地・内装など、購入後に後悔しやすいポイントの“許容ライン”が判断できる
- あなたがデリカ向きか(アウトドア派)/向かないか(街乗り快適派)が自己診断できる
- 買うなら試乗・見積もり・下取りで“損しない動き方”が具体的にわかる
まずは自分の車の“現在価格”を知ること。これだけで交渉は有利になります。
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「買う・買わない」どちらの結論になっても、この記事を読んだあなたは後悔しない判断ができるはずです。最後までお付き合いください。
新型デリカが「ひどい」と言われる5つの理由

まず正直に向き合いましょう。「ひどい」という声には、確かに根拠があります。ここでは5つの主要な不満点を、感情論ではなく事実ベースで整理します。
①デザインが「ダサい・やりすぎ」問題
結論から言えば、新型デリカのデザインは「好きか嫌いかがはっきり分かれる」デザインであり、嫌いな人には確かに「ひどい」と映ります。
2019年の大規模改良でデリカD:5に採用されたのが「ダイナミックシールド」と呼ばれるフロントデザインです。縦型に配置されたLEDデイタイムランニングライト、大型のメッキグリル、そして横に大きく広がるバンパー。一言で言えば、「とにかく主張が強い」デザインです。

正直、展示場でこの顔を初めて見たとき「…これはないわ」と思いました。旧型の精悍なシンプルさが好きだっただけに、ちょっとショックでしたね。
SNSや口コミサイトを見渡すと、「ギラギラしすぎて下品」「ゴツくて威圧感がある」「フロントがダサい」という声が多数見受けられます。特に旧型(2007〜2018年)の落ち着いたデザインを知っているファンからの失望は大きく、「なぜあの顔に変えたんだ」という声が今でも絶えません。
ただし、ここで重要な事実があります。三菱がこのデザインに変えた理由は明確です。「存在感で勝負するために、あえて賛否両論を生み出す個性を選んだ」という戦略的判断です。実際、「かっこいい」「他の車と被らない」「オラオラ感が好き」という肯定的な声も同じくらい多い。デザインは完全に好みの問題であり、嫌いな人には「ひどい」、好きな人には「最高」という二極化を意図的に作り出しているのです。
つまり「デザインがひどい」という評価は正確ではなく、「自分の好みに合わない」が正しい表現です。これが第一の真相です。
②燃費が「時代遅れ」問題
これは事実として認めるべき問題です。新型デリカD:5の燃費は、現代のハイブリッドミニバンと比べると明らかに見劣りします。
WLTCモードの公式カタログ燃費は約12.6km/Lとされていますが、実際の街乗り環境では8〜9km/L程度まで落ちるケースが多く報告されています。ストップ&ゴーの多い都市部ではさらに悪化することもあります。
主要ライバル車との燃費を比較してみましょう。
| 車種 | WLTCモード燃費 | 街乗り実燃費目安 | 駆動方式 |
| 三菱 デリカD:5 | 12.6km/L | 8〜9km/L | 4WD ディーゼル |
| トヨタ ヴォクシー(HV) | 23.0km/L | 18〜20km/L | FF ハイブリッド |
| ホンダ ステップワゴン(HV) | 23.0km/L | 17〜19km/L | FF ハイブリッド |
| トヨタ アルファード(HV) | 17.7km/L | 14〜16km/L | FF ハイブリッド |
年間走行距離が1万5,000kmの場合、ガソリン代(レギュラー170円/L想定)での年間コスト差を計算すると、ヴォクシーHVとの差は年間約10〜15万円にもなります。10年乗れば100万円以上の差です。これは無視できない現実です。
それでもディーゼルを選ぶ理由(もっと知りたい方へ)
燃費だけを見るとデメリットに思えるディーゼルエンジンですが、実はデリカの用途を考えると合理的な選択でもあります。ディーゼルエンジンの最大の特徴は「低回転域での力強いトルク」です。デリカのディーゼルエンジン(2.2Lターボ)の最大トルクは360N・m。これはガソリン2.5LのアルファードのV6エンジン(267N・m)を大きく上回ります。このトルクの厚さが、重い4WD車体での悪路走破性や、長距離高速走行での安定感につながっています。また、軽油はガソリンより燃料単価が安い(約20〜30円/L安)という点も実際のコストに影響します。用途がアウトドア・長距離メインなら、燃費の悪さは意外と気にならないかもしれません。
③乗り心地が「普段使いに向かない」問題
新型デリカD:5の乗り心地に不満を感じるオーナーが多い理由は、「ミニバンとして購入したのにミニバンのように乗れない」というギャップにあります。
デリカD:5はその設計の根幹に「リブボーンフレーム」と呼ばれる堅牢な環状骨格構造を持ちます。これは悪路での車体の捻じれを防ぐためのもので、一般的なミニバンのモノコック構造よりもはるかに高い剛性を誇ります。しかしこの剛性の高さが、舗装路では路面の凹凸を車内にダイレクトに伝えやすいという副作用をもたらします。
また、サスペンションの設定も悪路走行を意識して硬めになっているため、市街地での段差や速度バンプを越えるときの突き上げ感が、ヴォクシーやステップワゴンに比べて明らかに大きいと感じるでしょう。長時間の街乗りドライブの後に「なんか疲れた」と感じるオーナーが多いのも、この特性が原因です。

「ミニバンと思って乗ると後悔、SUVと思って乗ると納得」——これ、デリカを語る上で最もよく聞く言葉です。
デリカD:5は分類上はミニバンですが、その本質はオフロード対応のSUVです。この認識のズレが「ひどい乗り心地」という評価を生んでいます。ヴォクシーと同じ感覚で運転すると違和感を覚えますが、プラドやランクルと同じ感覚で乗ると「むしろ快適」と感じるはずです。
④価格が「コスパ悪い」問題
新型デリカD:5の価格は、同クラスのミニバンと比べて明らかに高く、「この価格で、この装備・内装なの?」という疑問が生まれやすい構造になっています。
2025年時点のデリカD:5の主要グレード価格帯は以下の通りです。
| グレード | メーカー希望小売価格 | 諸費用込み乗り出し目安 |
| M(エントリー) | 約408万円 | 約450〜460万円 |
| G(スタンダード) | 約445万円 | 約490〜500万円 |
| P(上位グレード) | 約490万円 | 約540〜560万円 |
| BLACK Edition | 約520万円 | 約570〜600万円 |
人気グレードのGや上位のPを選ぶと、諸費用・オプションを含めた乗り出し価格は500〜560万円になります。この価格帯はトヨタ・アルファードの下位グレードや、ランドクルーザー250の一部グレードと競合します。「なぜデリカがそこまで高いのか」には明確な理由があります。
- 4WD専用設計:全グレード4WDのため、コスト削減ができない
- ディーゼルエンジン:クリーンディーゼル技術の製造コストが高い
- 独自プラットフォーム:他車種との部品共用が少なく、スケールメリットが出にくい
- 安全装備の充実:MI-PILOT(ミツビシ版ADAS)の搭載コスト
コスパが悪いと感じる人は、デリカをミニバンとして評価しているからです。「4WD対応ミニバン型SUV」として評価すると、むしろこの価格は妥当、という見方もできます。同等の悪路走破性を持つプラドやランクル(600〜800万円超)と比べれば、3列シート付きの本格4WDとして相当なコスパだという意見も多くあります。
⑤内装が「価格に見合わない」問題
500万円近い車なのに、室内の質感が「安い」と感じる——これはデリカD:5を巡る最も根強い不満のひとつです。
ダッシュボードやドアトリムにはプラスチック素材が多用されており、同価格帯のアルファードや輸入車と比べると見劣りするのは事実です。特に助手席・後席から見たときのダッシュボード周りの質感差は、乗り換えユーザーほど気になるポイントです。

正直、アルファードの内装と比べたら差は歴然です。でも、デリカはその「質感」にお金をかけていないのではなく、「走破性」にお金をかけている車なんです。どこに価値を置くかの違いです。
また、3列目シートについても不満の声が多く聞かれます。左右跳ね上げ式の格納方式のため、3列目を収納するとラゲッジスペースの横幅が狭くなります。大型のキャンプ用品を積もうとすると、思ったより収まらないという経験をするオーナーも少なくありません。
ただし、2019年の改良以降は本革シートの採用、2024年のBLACK Editionでは黒を基調にした内装が導入されるなど、少しずつ改善は進んでいます。「アウトドア・車中泊ベースとして割り切る車」と考えれば、プラスチックが多い=汚れを気にせず使えるという実用的なメリットにもなります。
実は「ひどい」だけじゃない?新型デリカの隠れた実力
そう感じるのは普通のことです。
ただ、自分の車の相場を知らないままディーラーに任せてしまうのは、少しもったいないかもしれません。
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ここまで「ひどい」と言われる5つの理由を整理しました。確かに弱点はある。でも、デリカがこれだけ長く愛され続けているのには、それを上回る「他では得られない価値」があるからです。
悪路走破性は国産ミニバンで唯一無二
新型デリカD:5が圧倒的に他のミニバンを引き離している点、それが「どこにでも行ける走破性」です。
デリカD:5に搭載されているS-AWC(Super All Wheel Control)は、前後左右4輪への駆動力配分を電子制御でリアルタイムに最適化するシステムです。雪道での発進、ぬかるんだ未舗装路、急な傾斜——これらを国産ミニバンの中で唯一、本格的にこなせるのがデリカだけです。
最低地上高は185mmを確保しており、ヴォクシー(約145mm)やステップワゴン(約150mm)と比べて約4cm高い。この差が実際のフィールドでは非常に大きく、夏のキャンプ場のわだちや、冬の圧雪路の盛り上がりをクリアできるかどうかの分かれ目になります。

私の友人がデリカで行った北海道の林道ドライブ。ヴォクシーで来た別の友人グループは途中で引き返したそうです。デリカは何事もなく走り切った、と興奮気味に話してくれました。
「ミニバンの乗車定員・荷室の広さ」と「SUVの悪路走破性」を同時に持つ車は、日本市場では事実上デリカD:5しかありません。これはデリカの最大のアイデンティティであり、この一点だけで選ぶ価値がある、というファンが多いのも納得です。
車中泊・アウトドアベース車として最強クラス
デリカD:5は、車中泊・キャンプカーベース車として国内最高水準の使いやすさを誇ります。
2列目・3列目シートをフラットに展開した際の荷室スペースは、長さ約1,850mm、幅約1,200mm。身長175cm程度の成人男性が足を伸ばして横になれる十分なスペースが確保できます。車高の高さ(全高1,875mm)もあいまって、車内での着替えや食事が余裕を持ってできるのも大きなポイントです。
また、デリカはアフターパーツのエコシステムが非常に充実しています。専用の車中泊マット、ルーフキャリア、サイドオーニング、インテリアパネルなど、デリカ専用設計の製品が市場に豊富にそろっており、自分だけの「移動基地」を作り上げる楽しさがあります。車中泊コミュニティやSNSでのデリカオーナーのカスタム例を見ると、その創造性と愛着の深さに驚かされます。
2025〜2026年の最新改良で何が変わったか
「ひどい」と言われてきた部分に対して、三菱は着実に改良を重ねています。最新モデルは以前の批判に対するアンサーが随所に盛り込まれています。
- 安全装備の強化:MI-PILOT(ミツビシ・インテリジェントパイロット)の精度向上。高速道路での渋滞追従・車線維持がより自然に
- 内装の質感アップ:BLACK Editionの導入により、黒基調の引き締まった内装が選択可能に
- インフォテイメントの改善:大型ディスプレイオーディオへの対応強化、スマートフォン連携の安定化
- 騒音・振動の低減:防音材の追加・改良によりディーゼル特有の振動が若干緩和
デリカD:5の歴史と進化の年表(もっと知りたい方へ)
【2007年】デリカD:5デビュー。ガソリン・ディーゼル両展開でスタート。シンプルで精悍なフロントフェイスが好評。
【2012年】マイナーチェンジ。内外装をリフレッシュ。
【2019年】大規模改良。現行の「ダイナミックシールド」フロントデザインに刷新。2.2Lクリーンディーゼルターボへ換装。全グレードディーゼル4WDに統一。先進安全装備を大幅強化。
【2022年】デリカミニ(軽自動車版)登場。
【2024年】BLACK Editionを設定。内装・装備を刷新。
【2025〜2026年】ADAS・インフォテイメントの継続改良。次期フルモデルチェンジ(デリカD:6?)の開発が進行中との情報も。
【自己診断】新型デリカが「向く人・向かない人」チェックリスト
欠点も強みも整理できました。次は最も重要な問いです——「あなたはどっちのタイプか?」
以下のチェックリストで、正直に自分の状況と照らし合わせてみてください。
デリカを買うと後悔しやすい人の特徴5つ
- ☐ 主な使用目的が街乗り・通勤・買い物がメインで、アウトドアは年に数回以下
- ☐ 燃費・維持費を最重視しており、ランニングコストの差が家計に影響する
- ☐ ラグジュアリーな内装・静粛性を重視しており、車内の上質感にこだわりがある
- ☐ 生活圏に狭い道・立体駐車場・機械式駐車場が多く、大きい車体が不安
- ☐ 3列目を大人5名以上でフル活用する機会が多い大家族
3つ以上当てはまった方へ:デリカはあなたの使い方に向いていない可能性が高いです。ヴォクシー、ステップワゴン、セレナなどのハイブリッドミニバンの方が、日常生活での満足度は高くなるでしょう。無理にデリカを選ぶと後悔します。
デリカを買って大正解だった人の特徴5つ
- ☐ 週末にキャンプ・登山・釣り・サーフィンなどアウトドアを楽しむライフスタイル
- ☐ 雪道・山道・林道・未舗装路を走る機会が定期的にある(スキー場通い含む)
- ☐ 車中泊・長距離旅行が好きで、車を「走る基地」として使いたい
- ☐ 個性的なデザインで他の車と被りたくない。存在感のある車が好き
- ☐ 車を10年以上長く乗り続ける派で、長期的なコスパを重視している
3つ以上当てはまった方へ:デリカはあなたのための車です。欠点はすでに把握できました。それを上回る喜びがあなたのカーライフを豊かにしてくれるはずです。自信を持って検討を進めてください。
後悔しない新型デリカの選び方・買い方ガイド

「自分はデリカ向きだ」と判断できた方に向けて、購入で後悔しないための具体的な行動プランをお伝えします。
試乗で必ず確認すべき5つのチェックポイント
試乗は必ずしてください。デリカは試乗なしで買うと「思っていたのと違う」となるリスクが高い車です。以下の5点を必ず体感してきましょう。
ディーラー周辺の一般道を走り、段差・速度バンプでの突き上げ感を確認。「この程度なら許容できる」と感じるかどうかが購入判断の重要な基準になります。
アイドリング時と加速時のエンジン音を確認。「ガラガラ音」は人によって全く気にならない人と、かなり気になる人がいます。必ずエンジンをかけた状態で車外・車内の両方から確認を。
自分(および家族の中で最も背が高い人)が3列目に座り、頭上・足元の余裕を確認。また、3列目を跳ね上げてラゲッジ状態にして荷室の広さも体感する。
自宅の駐車場・よく使うスーパーの駐車場のサイズを事前にメモしておき、デリカのボディサイズ(全長4,800mm・全幅1,795mm)と照らし合わせる。可能であれば、ディーラーの駐車場でバック駐車を実際にやってみる。
「内装がチープ」という評価は、写真ではわかりにくい部分があります。実際に触れて、見て「この質感で500万円は納得できるか」を自分の感覚で判断する。割り切れる人は全く問題ありません。
新型デリカを賢く値引き交渉する方法
結論から言えば、新型デリカの値引き相場は20〜40万円程度が現実的なラインです。ただし、交渉の仕方次第でこの幅は大きく変わります。
デリカは三菱の看板車種であり、且つ競合が少ない独自ポジションの車のため、「他のミニバンと比較してください」という交渉が通りにくい面があります。しかし、全く値引きできないわけではありません。効果的な交渉テクニックをお伝えします。

私自身が交渉で30万円引きを勝ち取ったときの話をします。競合車(ヴォクシーの見積書)を持参して「こちらは35万値引きしてもらっています」と伝えたとき、担当者が奥に引っ込んで戻ってきたら値引き額がぐっと上がっていました。競合車の見積もり持参は本当に効きます。
- 競合見積もりの持参:ヴォクシー、ステップワゴン等の他社見積もりを持参することで交渉の根拠になる
- 決算期を狙う:3月・9月(三菱の決算期)は販売目標達成のため値引き幅が広がりやすい
- 月末・四半期末の来店:月末は担当者の個人目標達成のプレッシャーが高まる
- オプション・付属品での上乗せ:本体値引きが難しい場合、フロアマット・ETCなどの付属品を無料にしてもらう交渉も有効
- 下取り査定の事前調査:買取店(カーセンサーやBIGMOTOR等)で事前査定を取り、ディーラーの下取り額と比較する
購入後に「ひどい」と感じた点を改善する方法
すでにデリカを購入して「やっぱりひどいな」と感じている方へ。諦める前に試してほしい改善策があります。
- 乗り心地の改善:タイヤを乗り心地重視のコンフォート系(ブリヂストン・レグノ等)に変えるだけで体感が変わることがあります。また、サードパーティのショックアブソーバー交換でオンロードの乗り心地を改善する選択肢もあります
- ディーゼル騒音の低減:デッドニング施工(ドア・床・天井への防音材貼付)は効果的。専門ショップで施工すると費用は3〜8万円程度ですが、体感できる差があります
- 燃費の改善:エコドライブ(急加速・急ブレーキを控える、適切な空気圧管理)の徹底で1〜2km/L程度の改善が期待できます
- 内装の質感アップ:インテリアパネルのラッピングやシートカバーの装着で、見違えるほど雰囲気が変わります。デリカ専用品も豊富に販売されています
デリカD:5オーナーが実施している人気カスタム5選
①ルーフキャリア・ルーフテント搭載:デリカの高い車体を活かした定番カスタム。Thule(スーリー)やINNO(イノー)の専用キャリアが人気。②リフトアップキット:30〜50mm程度の車高アップで最低地上高をさらに稼ぎ、より本格的な悪路走破性を実現。見た目の迫力も増す。③アルミホイール換装:純正から社外ホイール(BF Goodrich MT等のオフロードタイヤとのセット)に変えることで走行性能・見た目両方を変える。④デッドニング施工:ドア・フロア・天井への防音材施工でディーゼル音を大幅低減。乗り心地も向上する一石二鳥のカスタム。⑤LED打ち換え:室内照明のフル LED化。特に3列目・荷室の照明を改善すると車中泊時の快適性が大幅アップ。
新型デリカD:5と他ミニバン・SUVを徹底比較

「デリカじゃなくて他の車の方が良いのでは?」という疑問に、正直に答えます。
デリカD:5 vs トヨタ・アルファード(ラグジュアリー派向け比較)
| 比較項目 | デリカD:5 | トヨタ アルファード |
| 価格帯 | 約408〜520万円 | 約520〜900万円 |
| 燃費(WLTCモード) | 約12.6km/L | 約17.7km/L(HV) |
| 内装の質感 | △(実用重視) | ◎(ラグジュアリー) |
| 悪路走破性 | ◎(本格4WD) | ×(FF主体) |
| 乗り心地(街乗り) | △(やや硬め) | ◎(静粛・快適) |
| 3列目の快適性 | △ | ◎ |
| 車中泊・アウトドア適性 | ◎ | △ |
判断軸:「快適さ・ラグジュアリー感・人を乗せる機会が多い」→ アルファード。「アウトドア・悪路・個性・コスト」→ デリカ。両者は全く異なる車です。
デリカD:5 vs トヨタ・ヴォクシー(コスパ派向け比較)
| 比較項目 | デリカD:5 | トヨタ ヴォクシー(HV) |
| 価格帯 | 約408〜520万円 | 約320〜400万円 |
| 燃費(WLTCモード) | 約12.6km/L | 約23.0km/L |
| 維持費(年間差) | 高い | 約10〜15万円安い |
| 3列目の使い勝手 | △ | ◎(格納しやすい) |
| 悪路走破性 | ◎ | × |
| 雪道・悪天候安心感 | ◎ | △(FF中心) |
| 総合コスパ(街乗り) | △ | ◎ |
判断軸:「日常使い・燃費・コスパ・3列フル活用」→ ヴォクシー。「雪道・悪路・アウトドア・個性」→ デリカ。用途が決定的に違います。
デリカD:5 vs トヨタ・ランドクルーザー250(本格SUV派向け比較)
| 比較項目 | デリカD:5 | ランドクルーザー250 |
| 価格帯 | 約408〜520万円 | 約650〜850万円 |
| 悪路走破性 | ◎(高水準) | ◎(最高水準) |
| 乗車定員 | 8名(3列シート) | 5〜7名 |
| 荷室の広さ | ◎(ミニバン級) | ○ |
| 車中泊適性 | ◎ | ○ |
| 価格の現実性 | ◎(入手しやすい) | △(納期・価格が問題) |
判断軸:「本格的な悪路走破性・ブランド力・リセールバリュー」→ ランクル250。「大人数・荷物・車中泊・価格のリアリティ」→ デリカ。
新型デリカがひどいについてのよくある質問(Q&A)
- 新型デリカは旧型より品質が落ちた?
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ファンの間でよく聞かれる質問です。デザインについては好みが分かれますが、機械的な品質(エンジン、安全装備、快適装備)は2019年以降の新型の方が向上しています。2.2Lクリーンディーゼルへの換装、MI-PILOTの搭載、内装の一部刷新など、客観的なスペックでは旧型を上回っています。「ひどくなった」と感じるのは主にデザインの変化に対する感情的な評価であることがほとんどです。
- デリカのリコール・故障率は高い?
-
2019〜2021年モデルで冷却ファンモーターの不具合によるリコールが発生したことがあります。ただし、リコールは三菱が責任を持って無償修理対応するものであり、必ずしも「品質が悪い」とは言えません。国土交通省のリコール情報は公開されていますので、購入前に確認することをお勧めします(国土交通省リコール情報ページ)。全体的な故障率は、三菱ディーラーのメンテナンスをきちんと受けていれば大きな問題になりにくいとされています。
- ディーゼルのデリカをやめてガソリン車にする手はある?
-
現行のデリカD:5は全グレードがディーゼル4WDのみのラインアップです。ガソリン車が欲しい場合は、2019年以前の旧型(中古車市場に流通あり)を探すことになります。ただし旧型ガソリンモデルは生産から年数が経っており、コンディションの見極めが必要です。ガソリン車を希望する方には、ディーラーと相談して中古良質車の紹介を依頼するのが最も確実な方法です。
- デリカミニと新型D:5、どちらが良い?
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用途と予算で明確に分かれます。デリカミニ(軽自動車)は価格180〜240万円台と手頃で、街乗りや小規模なアウトドアに対応しますが、本格的な悪路走破性や広い荷室は持ちません。D:5は価格が高い分、本格4WD・8名乗り・広大な荷室・本格的な悪路走破性を備えます。「ファミリーで本格アウトドア」→D:5、「コンパクトで気軽にアウトドア雰囲気」→デリカミニ、という使い分けが理想です。
- 中古の旧型デリカと新型D:5、どちらを買うべきか?
-
旧型(〜2018年)の中古は価格が200〜300万円台から探せる点が魅力ですが、安全装備が現行より劣る・車齢が高くなっている点が懸念点です。新型(2019年〜)は価格は高いですが最新の安全装備・ディーゼルエンジン・内装が得られます。「予算が限られており、安全装備にそこまでこだわらない」→旧型中古、「長く乗りたい・安全装備を重視・新車保証が欲しい」→新型、という判断基準をお勧めします。
まとめ:「ひどい」を知った上で、あなたはどう判断する?
ここまで読んでくださったあなたは、もう「新型デリカがひどいと言われる理由」を全て把握しています。改めて整理すると、
- ①デザインの好みの二極化 → 「ひどい」ではなく「人を選ぶデザイン」
- ②燃費の悪さ → 事実。ただし4WDディーゼルSUVとして見ると許容範囲
- ③乗り心地の硬さ → 「ミニバン」ではなく「SUV」として乗れば納得
- ④高い価格 → 「国産唯一の4WDミニバン型SUV」としての対価
- ⑤内装のチープさ → 事実。ただし「アウトドアベース車」として割り切れるか次第
「ひどい」という評価の多くは、デリカを「普通のミニバン」として評価したときのミスマッチから生まれています。デリカは普通のミニバンではありません。「どこにでも行ける走破性と、家族を運べる広さを両立した、唯一の車」です。
アウトドア好きで、雪道も走りたくて、家族を乗せて「あの林道の先まで行ってみたい」と思う人には——デリカの欠点を知った上でなお、選ぶ価値があります。
街乗り・通勤メインで、燃費と静粛性と内装の質感を求める人には——デリカは向いていません。ヴォクシーやステップワゴンの方が、あなたのカーライフをより豊かにしてくれるでしょう。
この記事が、あなたの「後悔しない車選び」の一助になれば嬉しいです。
「買うかどうか迷っている」という方は、まず三菱のディーラーで試乗を申し込んでみてください。良い点も悪い点も、体で感じてから判断するのが一番です。試乗は無料ですし、担当者に「購入を迷っている段階です」と正直に伝えれば丁寧に対応してもらえます。百聞は一見にしかず——デリカは試乗するたびに「あ、これか」と感じる車です。
査定は無料ですが、サービスによっては複数社とやり取りが発生します。
手間をかけたくない方、まずは相場確認だけしたい方、高く売りたい方。
目的に合わせて、無理のない方法を選んでください。
※「今回は見送ります。今後の連絡は不要です」とはっきり伝えれば問題ありません。
※すでに売却済みの方はスルーしてください。
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