Honda eに乗っているあなた、あるいはHonda eの中古購入を検討しているあなたへ。
令和8年5月15日、ホンダは「Honda e」の一部車両について、普通充電コネクターに関するリコールを開始しました。対象台数はわずか59台と限定的ですが、もし対象車両のオーナーであれば、知っておくべき重要な情報です。
「自分の車は対象なのか」「普通充電が使えなくなるのか」「修理費用はかかるのか」——そんな疑問が頭をよぎった方、まさにこの記事はあなたのために書きました。
ひとつ、最初に申し上げておきます。リコールは「危険な車だから廃車にしろ」という話ではありません。メーカーが問題を自主的に開示し、無料で点検・修理する誠実な制度です。焦らずに、まず情報を整理して、適切に行動してください。
この記事でわかること!
- Honda eリコール(届出番号5818)の対象車台番号と自分で確認する方法
- 普通充電コネクターの不具合内容と、充電・走行への具体的な影響
- 修理内容・費用・販売店への連絡と入庫の流れ
- 中古でHonda eを購入するときのリコール確認ポイントと販売店への聞き方
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【まず確認】Honda eリコールの基本情報を整理する

まず、今回のリコールの全体像を把握しておきましょう。公式文書を噛み砕いて整理すると、以下のとおりです。
リコールの概要(届出番号5818)
今回のリコールは、国土交通省に届け出られた正式なリコールです。以下が基本情報です。
| リコール届出番号 | 5818 |
| 届出日 | 令和8年5月14日(2026年5月14日) |
| リコール開始日 | 令和8年5月15日(2026年5月15日) |
| 不具合部位 | 電動機用電源装置(普通充電コネクター) |
| 対象車名 | Honda e |
届出日の翌日にリコール対応が開始されるというスピード感は、メーカーとして迅速な対応姿勢の表れです。
自動車専門家 Mr.Kリコールという言葉に過剰反応する必要はありません。ホンダが自主的に問題を開示し、無料で修理してくれる制度です。むしろ「ちゃんと対応してくれている」と受け取ってください。
対象車と対象台数
次に、対象となる車両の情報を確認しましょう。
| 車名 | Honda e |
| 型式 | ZAA-ZC7 |
| 車台番号の範囲 | ZC7-1100263 〜 ZC7-1100321 |
| 製作期間 | 令和5年5月26日〜令和5年7月18日(2023年) |
| 対象台数 | 59台 |
| オーナーへの通知方法 | ダイレクトメール等 |
対象台数は59台と、非常に少数です。Honda eの総販売台数から考えると、ごく一部の車両に限られています。
ただし、重要な注意点があります。
車台番号がZC7-1100263〜ZC7-1100321の範囲に含まれていても、すべての車両が対象とは限りません。対象外の車両も含まれる場合があります。最終的な確認は、Honda公式のリコール検索または販売店への問い合わせで行ってください。
車購入検討者車検証を見たら車台番号が範囲内にありました。これって絶対対象なんですか?
自動車専門家 Mr.K範囲内でも対象外の場合があります。車台番号の範囲はあくまで目安で、最終的な確認は公式の検索システムまたは販売店に直接確認するのが確実です。
自分の車台番号を確認する方法
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「自分のHonda eが対象かどうか」——これが最も気になるところですよね。確認の流れを順を追って説明します。
車検証で車台番号を確認する
まず、車検証(自動車検査証)を手元に用意してください。車検証には「車台番号」という欄があり、そこに記載されている番号を確認します。
Honda eの場合、車台番号は「ZC7-」から始まる英数字です。たとえば「ZC7-1100280」のような形式で記載されています。
- 車台番号が「ZC7-1100263〜ZC7-1100321」の範囲内であれば、対象候補に入ります
- この範囲に入っていても対象外の場合があるため、必ず公式確認を行うこと
- 範囲外であればリコール対象外です
Honda公式・国土交通省のリコール検索で確認する
車台番号を確認したら、公式のリコール情報検索システムで照合しましょう。国土交通省が運営する「自動車のリコール・不具合情報」サービスでは、車台番号を入力して対象かどうかを調べることができます。
検索の流れは以下のとおりです。
「ZC7-」から始まる番号を正確にメモしておきましょう。
「国土交通省 自動車のリコール・不具合情報」で検索すると公式サービスにたどり着けます。ホンダのお客様相談センター(0120-112010)でも確認できます。
「対象」と表示された場合は、最寄りのHonda販売店に連絡しましょう。「対象外」と表示された場合は、今回のリコールは関係ありません。
Honda販売店で直接確認する
オンラインでの確認が難しい場合や、より確実に確認したい場合は、Honda販売店に直接電話するのが最も確実な方法です。
販売店に電話する際は、以下の情報を手元に準備してから連絡するとスムーズです。
- 車台番号(車検証記載の番号)
- 型式(ZAA-ZC7)
- 車両の購入時期・購入先の販売店名
- リコール届出番号(5818)
「リコール届出番号5818の対象車両かどうか確認したいのですが」と伝えれば、担当者がすぐに照会してくれます。
普通充電コネクターの不具合とは何か?わかりやすく解説
公式文書を読むと「製造工程の不適切」「異品端子」「保安基準不適合」といった言葉が並びますが、正直なところ、これだけではどういう問題なのかピンとこない方も多いはずです。
ここでは、できるだけわかりやすく解説します。
普通充電コネクターの役割
Honda eには、大きく分けて2つの充電方式があります。
| 充電方式 | 使用場面 | 充電速度の目安 |
| 普通充電(AC充電) | 自宅・コンビニ・スーパーなどの普通充電器 | 6〜8時間程度でフル充電 |
| 急速充電(DC充電) | 高速道路SA・急速充電スタンド | 30分程度で約80%まで充電 |
今回リコールの対象となっているのは、このうち「普通充電コネクター」です。自宅の充電設備や、街中の普通充電スタンドで使う側の充電口に関わる部品です。
急速充電器側のコネクター(CHAdeMO等)は今回のリコールの対象外です。「急速充電も使えなくなるのでは」という心配は不要です。
今回の不具合の原因
公式発表によれば、今回の不具合の原因は「普通充電コネクターの製造工程が不適切だったことにより、異品の端子が組み付けられている可能性がある」とされています。
わかりやすく言えば、こういうことです。
普通充電コネクターを製造する際の工程に不備があり、本来取り付けるべき端子(部品)ではなく、異なる仕様の端子(異品端子)が一部の車両に組み付けられてしまった可能性があります。
この異品端子は、正しい端子と比べて充電時の接触精度が低く、接触不良を起こすリスクがあります。また、端子の先端部が適切に保護されていないため、保安基準に適合していない状態となっています。
放置した場合に起こりうること
対象車両のリコール対応を受けずに使い続けた場合、以下の問題が起こるおそれがあります。
- 普通充電ができなくなるおそれ:端子の接触不良により、普通充電器に接続しても正常に充電が行われない可能性があります。
- 保安基準不適合の状態になる:端子先端部が適切に保護されていないことで、保安基準に適合しない状態が続くことになります。
ただし、ここで明確にしておきたい点があります。今回の不具合は普通充電コネクターに限定された問題であり、急速充電系統、高電圧バッテリー本体、モーター、走行系には影響しません。「Honda e全体が危険な車」ということではありません。
初心者ユーザー充電できなくなるって、EVオーナーにとってはかなり困りますよね……
自動車専門家 Mr.KEVにとって充電は命綱ですから、その気持ちはよくわかります。だからこそ早めに販売店へ連絡し、点検・修理を受けることが大切です。対応は無料ですし、いざという時に「充電できない」という事態を防ぐための行動です。
修理内容・費用・入庫の流れを確認しよう
対象車両のオーナーがまず気になるのは「何をされるか」「費用はかかるか」でしょう。結論から言えば、費用は一切かかりません。
修理内容(何をするか)
今回のリコールで行われる作業は以下のとおりです。
技術者が普通充電コネクターの端子を目視・器具で点検し、異品端子が取り付けられているかどうかを確認します。
異品端子が確認された場合は、インレットケーブルアッセンブリー(充電口の内部にある部品ユニット)を良品と交換します。
点検の結果、異品端子でないことが確認された場合は、交換は不要で点検のみで作業完了です。
費用はかかるか
費用は完全無料です。リコールに基づく点検・修理は、メーカーが費用を全額負担します。オーナー側は一切費用を払う必要はありません。
なお、入庫中の代車・レンタカーの対応については、Honda販売店によって異なる場合があります。入庫予約の際に「代車の用意はありますか?」と確認しておくと安心です。
入庫前に準備すること・販売店への連絡手順
実際に販売店へ連絡する際の手順と、準備しておくべきことをまとめました。
車検証から車台番号(ZC7-XXXXXXX)と型式(ZAA-ZC7)を確認しておきましょう。
「リコール届出番号5818の件で点検・修理をお願いしたいのですが」と伝えれば、担当部署につないでもらえます。
作業時間の目安は点検のみであれば比較的短時間で済む場合もありますが、交換が必要な場合は部品調達を含めて数日かかる可能性があります。代車が必要かどうかも事前に確認しておきましょう。
予約日に販売店へ入庫し、点検・必要に応じて交換を受けます。完了後は通常どおり普通充電が使えるようになります。
中古でHonda eを購入するなら——リコール確認の方法と聞き方
「Honda eの中古を検討しているが、リコールが気になる」という方も多いと思います。結論を言えば、購入前に確認さえすれば、リコールがあること自体は購入を躊躇する理由にはなりません。正しく確認して、正しく判断してください。
中古車購入前にリコール実施済みかを確認する
中古のHonda eを検討している方がまず確認すべきは、「その車両のリコールが実施済みかどうか」です。以下の方法で確認できます。
- 方法①:車台番号で公式検索——国土交通省のリコール情報サービスで、その車両の車台番号を入力して確認する
- 方法②:整備記録簿・点検記録簿の確認——販売店に整備記録簿を見せてもらい、リコール対応(インレットケーブルアッセンブリー交換)の記録があるかどうかを確認する
- 方法③:販売店への直接確認——「リコール届出番号5818の対応は完了していますか?」と直接聞く
販売店への具体的な聞き方
中古車販売店への確認の際は、具体的な言葉で聞くことが大切です。以下の言い回しを参考にしてください。
「この車両(車台番号:ZC7-XXXXXXX)について、ホンダのリコール届出番号5818——普通充電コネクターに関するリコール——は実施済みですか?」
「インレットケーブルアッセンブリーの交換記録が整備記録簿に記載されていますか?」
「リコール対象外の車台番号であることを確認していただけますか?」
リコール未実施でも購入してよいか
リコールがまだ実施されていない中古車両を購入した場合でも、購入後にHonda販売店へ連絡すれば、無料で点検・修理を受けることができます。リコールは車台番号に紐づくものであり、オーナーが変わっても対応を受ける権利は引き継がれます。
ただし、購入前に確認・交渉を済ませておくと、「入庫の手間を購入前に織り込んだ上で判断できる」という安心感があります。購入後の余計なトラブルを避けるためにも、事前確認を習慣づけることをおすすめします。
中古のHonda eを探しているなら、カーセンサーで在庫を確認しながら、気になる車両の車台番号を販売店に問い合わせるのが効率的です。
Honda eのリコールに関するよくある疑問(Q&A)
読者の方からよく出そうな疑問をまとめて回答します。
- 急速充電は影響があるのか?
-
今回のリコールは普通充電コネクターのみが対象です。急速充電に使用するCHAdeMO等のコネクター側は対象外です。急速充電の利用には影響ありません。
- リコール通知のダイレクトメールが届いていないが、どうすればよいか?
-
ダイレクトメールによる通知は「等」とされており、全員に届いているわけではない可能性があります。自分で車台番号を確認し、公式検索またはHonda販売店に問い合わせることで対象かどうかを確認できます。通知が届いていないことを理由に対応が受けられないということはありません。
- 入庫前に普通充電を使ってもよいのか?
-
公式発表では使用禁止の案内は出ていません。ただし、端子の接触不良リスクがあるため、可能であれば早めに入庫予約を入れることをおすすめします。どうしても普通充電を使いたい場合は、入庫前に販売店に相談するのが安心です。
- 修理(インレットケーブルアッセンブリーの交換)にかかる時間はどのくらいか?
-
点検のみであれば比較的短時間で済む場合もありますが、交換が必要な場合は部品の在庫状況によって数日かかる可能性があります。入庫予約の際に担当者に作業時間の目安を確認しておきましょう。
- Honda eの走行(移動)には支障があるか?
-
今回の不具合は普通充電コネクターに限定したものであり、走行系統・モーター・高電圧バッテリー本体には影響しません。走行そのものへの支障はありませんが、普通充電の信頼性に関わるため、早めの対応をおすすめします。
まとめ——焦らず、まず車台番号を確認しよう

Honda eの普通充電コネクターに関するリコール(届出番号5818)について、ここまで詳しく解説してきました。最後に要点を整理します。
- 対象は型式ZAA-ZC7のHonda e、車台番号ZC7-1100263〜ZC7-1100321の範囲(製作期間:令和5年5月26日〜7月18日)、対象台数59台
- 不具合内容は「普通充電コネクターへの異品端子の組み付け」——普通充電ができなくなるおそれと保安基準不適合のリスク
- 修理内容は「端子点検→異品の場合はインレットケーブルアッセンブリーを良品交換」で、費用は完全無料
- 急速充電・走行・バッテリー本体への影響はない
- まずは車検証で車台番号を確認し、Honda公式検索または販売店へ連絡して対象か確認する
- 中古購入検討者は「リコール届出番号5818の対応は完了していますか?」と販売店に確認する
リコールはメーカーが自主的に問題を開示し、無料で修理してくれる誠実な制度です。Honda eという車そのものへの過度な不安は不要です。ただし、普通充電に関わる問題ですから、EVオーナーとして早めに対応しておくことが賢明です。
「冷静に数字で見てみましょう」——今回のリコールで影響を受ける可能性があるのは59台のみ。もし自分が対象であれば、必要な行動は明確です。車台番号を確認して、販売店に電話する。それだけです。
中古でHonda eを探している方は、カーセンサーで在庫を確認しながら、気になる車両のリコール状況を販売店に問い合わせてみてください。
自動車専門家 Mr.KHonda eは個性的で魅力あふれるEVです。リコール対応を済ませれば、安心して楽しいEVライフを送れます。まず車台番号の確認から始めましょう。
★カババなら高く売れる可能性があるのはなぜ?★
カババは、販売店を介さない独自の仕組みにより、中間コストを抑えて売却できるサービスです。
高く売れる理由や出品から入金までの流れを確認して、納得してから申込みを検討できます。

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