【実写比較】ルーミーとソリオどっちがいい？試乗でわかった違いと2025年最新おすすめポイント

「ルーミーとソリオ、結局どっちが自分に合っているの？」
2025年の今、この2台で迷っている方は少なくありません。

カタログや口コミでは分からない「実際の室内の広さ」「走りの違い」「燃費のリアル」など、判断材料が多くて悩むのも当然です。

筆者は10月8日にルーミー1000、10月17日にソリオ ハイブリッドをカーシェアで借り、市街地と高速道路で試乗・撮影を実施。
さらにウエインズトヨタ神奈川 トレッサ横浜オートモールでルーミー展示車を現地取材しました。

この記事では、実車取材＋実走データをもとに、2025年最新の「ルーミーとソリオの違いとおすすめポイント」を徹底比較します。

トヨタ ルーミー試乗撮影：© Premium Cars Life（2025年10月撮影）
スズキ ソリオ試乗撮影：© Premium Cars Life（2025年10月撮影）

記事のポイント！

実写で見るルーミーとソリオの外観・デザイン・走行比較

外観デザインの印象差｜ルーミーは親しみやすく、ソリオは上品で実用的

実際に撮影して比較すると、ルーミーは柔らかく親しみやすい印象で、街中での取り回しやすさが際立ちます。
一方ソリオは直線基調のシャープなデザインで、軽自動車から乗り換える人にも満足できる質感です。

ルーミーは全高が高く室内に余裕がありますが、そのぶん風の影響を受けやすい設計。
ソリオは安定性を重視し、高速域でも落ち着いた挙動と静粛性を確保しています。

室内の広さとシート快適性

実際に後席に座ってみると、ルーミーは開放感のある空間設計で、家族向けの使いやすさが光ります。
スライドドアの開口部も広く、小さな子どもでも乗り降りがしやすい点は大きな魅力です。

一方ソリオは、クッション性に優れた厚めのシートと良好なホールド感が特徴。
高速移動中の疲労も少なく、リアクーラーの効きも安定していました。
荷室の使い勝手では、ソリオが低床設計で圧倒的に有利です。

高速道路での安定性・静粛性

試乗で高速道路を走った印象では、ルーミーはステアリングが軽く、街中に特化したチューニング。
100km/h前後ではエンジン音が高めですが、取り回しの良さは抜群です。

一方ソリオはハイブリッドによるモーターアシスト効果で静粛性が高く、安定した加速を実現。
高速巡航でも回転数が抑えられ、快適な長距離ドライブを楽しめる仕上がりです。

ルーミー実写ギャラリー

画像：トヨタ ルーミー（正面/側面/斜め後ろ/後ろ/側面（助手席側）/斜め後ろ　
トヨタ ルーミー試乗撮影：© Premium Cars Life （2025年撮影）

ソリオ実写ギャラリー

画像：スズキ ソリオ ハイブリッド（正面／側面／斜め後ろ／後ろ／助手席側）
試乗撮影：© Premium Cars Life（2025年撮影）

価格・維持費・リセール比較【2025年版】

購入コストと燃費の差

エントリー価格ではルーミーがやや安く、初期費用を抑えたい人に魅力的です。
一方でソリオはハイブリッド専用設計により、燃費効率で明確な差をつけています。

実際の試乗燃費は以下の通り：

走り方によって4〜5km/Lの差が出るため、通勤距離が長い人はソリオが有利。
リセールは両車とも安定していますが、ハイブリッド中心のソリオが長期的に強い傾向です。

ルーミーとソリオ徹底比較2025｜結論と選び方のポイント

ルーミーとソリオ、どちらを選ぶべきか——。
この疑問は、多くのコンパクトカー購入検討者が直面する悩みです。

「荷室の広さを重視したい」「高速でも静かな走りが理想」「維持費をできるだけ抑えたい」など、重視するポイントは人それぞれ。
そこで本章では、目的別に最適な選び方を提示しながら、2025年の最新事情を踏まえた結論をわかりやすくご紹介します。

最後まで読むことで、あなたにぴったりの一台がきっと見えてくるはずです。

新型ルーミーとソリオ どっちがいい？用途別おすすめ【2025年】

2025年時点でルーミーとソリオを比較するなら、最初に考えるべきは「用途」です。
街乗り中心で短距離移動がメインの方には、取り回しの良さと価格面で優れるルーミーが向いています。最小回転半径4.6mの小回り性能や1.0Lエンジンによる低維持費が魅力です。

一方で、高速道路での走行や長距離移動を想定する方には、ソリオが安心。1.2Lの4気筒エンジンはパワーと静粛性に優れ、乗員全体の快適性も確保されています。マイルドハイブリッドを選べば、燃費も22.3km/Lと優秀です。

このように、ルーミーは都市型、ソリオは郊外・長距離型と住み分けができる車です。
自分のライフスタイルに合った選び方を意識すると、後悔のないカーライフにつながるでしょう。

ソリオとルーミーはどっちが人気？最新販売動向とユーザー層

ソリオとルーミー、どちらがより人気かというと、販売台数ベースではルーミーが優勢です。2023年時点でルーミーは年間約10万台を売り上げ、コンパクトミニバン部門で上位に入っています。一方、ソリオは約4.8万台と半数にとどまっています。

この差の背景には「価格のわかりやすさ」と「デザインの親しみやすさ」があります。ルーミーはトヨタブランドの信頼性と、200万円以下から選べるコスパの良さが支持されているといえるでしょう。

ただし、ソリオは安全性や後席空間を重視するファミリー層に根強い人気があります。マイルドハイブリッドの選択肢もあり、維持費を重視する層からの支持も継続中です。

人気の傾向はあるものの、自分のニーズに近い層がどちらを選んでいるかを参考にすると、納得感のある選択ができます。

ソリオが売れない理由は何ですか？

ソリオは安全性や室内空間の広さで高い評価を受けている一方、販売面では伸び悩んでいます。
その理由のひとつは、軽自動車との差別化の難しさです。軽のスーパーハイトワゴンと比べて価格が高く、日常使いでの体感差が少ないと判断されがちです。

さらに、ルーミーなどのトヨタ系ライバル車が、ブランド力や価格帯で強い存在感を放っています。とくに街乗り重視のユーザーにとっては、ルーミーの小回りや価格のわかりやすさが選ばれる要因となっています。

装備面ではソリオの方が優れているケースもありますが、その魅力がユーザーに届きづらいのが現状です。
今後は燃費や安全機能など、”数字で比較しやすい魅力”をどう伝えていくかが鍵になるでしょう。

ルーミーの生産終了理由は何ですか？

2025年5月現在、ルーミーは生産終了していません。一部でそのような噂が広まりましたが、これは次期モデル（フルモデルチェンジ）の開発情報と混同された可能性があります。

現在のルーミーは2016年発売モデルがベースとなっており、そろそろ新型への移行が見込まれる時期です。すでに一部ディーラーでは現行モデルの在庫調整が始まっており、「終了」と誤認された要因とも考えられます。

また、ダイハツの生産体制見直しやOEM事情も、ユーザーの不安を招いた背景にあります。ただし、トヨタ側では現時点で公式な生産終了の発表は出ておらず、継続供給が前提となっています。

不安がある場合は、販売店や公式発表をこまめに確認しながら、納期や在庫状況をチェックするのがおすすめです。

ソリオとルーミー 乗り心地の違いと実際の評価

乗り心地で比較するなら、ソリオは「しっとりとした快適性」、ルーミーは「機敏でコンパクトな操作感」が特徴です。
ソリオは4気筒エンジンとしなやかなサスペンションにより、振動の少ない上質な乗り心地が実現されています。特に段差の吸収性や静粛性に優れており、長時間乗っていても疲れにくい設計です。

一方のルーミーは、街中の細道や狭い駐車場などでも取り回ししやすく、運転が軽快に感じられます。3気筒エンジンならではの振動はあるものの、短距離メインであれば気になりにくい範囲です。

乗り心地に対する評価は、「どこを重視するか」で変わります。
ゆったり移動したい方にはソリオ、操作感を重視する方にはルーミーがおすすめといえるでしょう。

ソリオとルーミー 高速道路での走行性能・静粛性

高速道路での違いは、走行中の安定性と静粛性に現れます。ソリオは4気筒エンジンを搭載しており、エンジン音が低く、加速時のスムーズさが魅力です。とくにハイブリッドモデルでは、静かに伸びる加速感が得られます。

ルーミーはターボモデルであれば合流や追い越しもこなせますが、登坂やフル加速時にはやや唸りを感じる場面もあります。風切り音の遮音性はソリオの方が一歩リードしており、高速長距離移動に向いた設計といえるでしょう。

両車ともに高速走行は可能ですが、移動の快適性を優先するならソリオの方が安心感があると感じるユーザーが多いです。
高速をよく使う方なら、静かさと直進安定性のバランスを重視して選びましょう。

ファミリーカーとしての実用性とおすすめポイント

ファミリーカーとしての実用性を比較するうえで、まず注目されるのが「使いやすさ」です。ルーミー・ソリオともに両側スライドドアを採用しており、狭い駐車場でもドアの開閉がスムーズに行えるのは大きな利点です。

ソリオは後席の足元空間が広く、チャイルドシートの設置や大人の同乗もゆとりがあります。さらに、荷室容量も大きめで、ベビーカーや買い物袋を積んでも余裕が感じられる設計です。先進安全装備の標準化も進んでおり、長距離ドライブでも安心感があります。

一方のルーミーは車体サイズがコンパクトで、運転が苦手な方でも扱いやすい点が魅力です。全高が高めに設計されているため、子どもを乗せ降ろしする際も体をかがめずに対応できます。

都市部での取り回しを重視するならルーミー、広さや安全装備を重視するならソリオが適しています。使用環境にあわせた選び方がポイントといえるでしょう。

ルーミーとソリオの比較2025｜価格・維持費・スペック徹底比較

高く売れるなら、今の愛車を手放して次の資金にしたいという方も多いはずです。
ルーミーのような人気車なら、相場を知るだけでも得られる情報は多くあります。
無料なので、試しに査定額を確認してみるのもおすすめです。

車選びで重要なのが「購入価格」と「ランニングコスト」。
いくら良い車でも、総額で予算オーバーしてしまっては意味がありません。

このセクションでは、ルーミーとソリオの価格帯、税金、自動車保険、燃費などの維持費を徹底比較。
あわせてエンジンスペックや車両サイズなどの基本性能も整理し、数字で比較できるように構成しています。

費用と性能のバランスを見極めたい方は、ぜひチェックしてみてください。

ルーミーとソリオ 価格比較｜どっちが安い？

ルーミーとソリオの価格を比べると、ベースグレードではルーミーの方が明確に安く設定されています。たとえば、ルーミーのエントリーモデル「X」は約155万円から。対するソリオは約165万円からとなっており、10万円前後の差があります。

ただし、装備や性能まで含めて検討すると見え方が変わります。ソリオはハイブリッド設定や先進安全機能、快適装備が充実しており、標準仕様でも装備が豊富です。その分、価格はやや高めでも「価格に対する満足度」が得られやすい傾向にあります。

一方、ルーミーは装備の取捨選択がしやすく、予算に合わせてグレードを選べる自由度が高い車種です。特にガソリン車の非ターボモデルは、初期費用を抑えたい方に向いています。

単純に「どっちが安いか」ではなく、装備や用途に合ったグレードを選ぶことが、後悔しない選び方につながります。

ルーミーとソリオ 税金・自動車税はいくら違う？

ルーミーとソリオの税金面を比較するうえで、最も基本となるのが「排気量」です。ルーミーは1.0Lエンジン、ソリオは1.2Lエンジンを搭載しており、これにより自動車税に差が生じます。

自家用車として所有する場合、ルーミーの自動車税は年額25,000円。一方、ソリオは1.2Lの区分となり、30,500円が課税されます。この差額5,500円は、毎年の維持費に確実に影響します。

また、エコカー減税対象かどうかで、取得税や重量税も変動します。ソリオはマイルドハイブリッドを採用しており、一部グレードで税制優遇を受けられる可能性があります。

長期的に所有するなら、こうした「固定費」の違いにも注目したいところです。とくに家計管理を重視する方にとって、自動車税の差は見逃せない比較ポイントになります。

燃費性能・エンジン・維持費の違い

燃費性能や維持費の観点から見ると、ソリオとルーミーは性格の異なるクルマといえます。ソリオは1.2Lマイルドハイブリッドを採用しており、WLTCモード燃費で22.3km/L前後の数値を記録しています。

一方、ルーミーのガソリンエンジンは自然吸気とターボの2種類。燃費性能は通常モデルで16.8km/L〜19.6km/L。ターボ仕様は加速性能に優れる反面、燃費はやや低下します。

年間1万km以上の走行がある方なら、ソリオの燃費効率は維持費に直結しやすくなります。ガソリン代やエコカー減税も含めてトータルコストを考えると、ソリオに軍配が上がるケースも多いです。

ただし、ルーミーは車両価格が抑えられているため、初期費用を重視するなら選択肢として十分に魅力があります。燃費だけでなく、走行距離や使用環境も加味して比較することが重要です。

中古車市場での人気・リセールバリュー

中古車市場では、ソリオとルーミーはどちらもコンパクトなファミリーカーとして根強い人気があります。ソリオはスズキのマイルドハイブリッドやスライドドア搭載モデルが多く、個人ユーザーだけでなく福祉車両や法人需要も一定数あり、比較的安定したリセールを保ちます。

一方、ルーミーはトヨタブランドの信頼性と手頃な価格帯で、高年式モデルの人気が特に高い傾向です。特に「カスタムG」「カスタムG-T」などの上位グレードは中古でも高値で取引される例が見られます。

ただし、グレードや走行距離、装備内容によって査定額に差が出るため、売却時は市場動向を見ながらタイミングを計ることが重要です。短期での乗り換えや下取りを視野に入れるなら、人気グレードを選んでおくとリセールで有利になるケースもあります。

グレード・オプション選びのポイント

グレード選びで迷った場合は、価格と装備のバランスが取れた中位グレードが一つの目安です。ソリオであれば「ハイブリッドMX」が実用性に優れ、スライドドア・安全装備・快適装備のバランスが取れています。

ルーミーでは、上位の「カスタムG」や「カスタムG-T」系が人気です。専用エクステリアに加え、両側電動スライドドアや先進安全パッケージが標準装備されており、価格差以上の価値を感じやすい構成になっています。

オプションでは、衝突回避支援ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなど、安全性能に関わる項目の有無が重要です。とくにファミリー利用では、安心感を左右する大切なポイントとなります。

見た目だけでなく、日常使いの快適性と再販時の価値も含めて検討することで、後悔のない選択につながります。

室内空間とシートアレンジの違い

室内空間は、日常の使いやすさを左右する重要なポイントです。ソリオは全高が1,745mmと高く、開放感のある空間設計が特徴です。大人4人が乗っても圧迫感が少なく、チャイルドシートの装着や乗り降りもしやすい構造になっています。

一方、ルーミーも全高1,735mmとほぼ同等で、特に後席の足元スペースに余裕があります。背の高い乗員でも快適に座れる点はファミリーに好評です。また、スライドドアの開口部が広く、小さな子どもでも乗り降りがスムーズに行える設計です。

シートアレンジは、ソリオがより多彩で、助手席前倒し機能や後席スライド、フルフラット機能が搭載されています。収納スペースを確保したいときや長尺物の積載にも柔軟に対応可能です。

荷室・ラゲッジスペースの使い勝手比較

ラゲッジスペースの容量は、使い方によって満足度が分かれます。ソリオの荷室容量は、標準状態で約248L。後席を倒すことで大きな荷物やベビーカーも積みやすく、買い物やレジャー時にも頼りになる容量です。

ルーミーは約237Lとやや小ぶりですが、床下収納が設けられている点が魅力です。傘や工具、非常用品などをスマートに収められ、整理整頓しやすい構造になっています。

また、ルーミーは開口部が低めに設計されており、重い荷物も持ち上げやすい点が実用的です。一方、ソリオは荷室の高さがあり、大型の荷物を立てたまま積める余裕があります。

どちらも日常用途には十分対応しており、頻繁に荷物を積む家庭でも不便を感じにくいでしょう。シートの使い方次第で積載力を引き出せる点は両車共通の強みです。

ルーミーとソリオバンディットを比較したらどうなの？

ルーミーと比較されることの多いソリオに、「バンディット」という上位仕様モデルが存在します。
このバンディットは、標準のソリオとは明確に差別化されており、外観・内装ともにカスタム色が強いのが特徴です。

とくにフロントマスクは専用デザインが採用され、LEDヘッドランプやメッキ加飾が印象的。
内装もブラック基調の上質なつくりで、運転席周りの質感も高く、ラグジュアリーな雰囲気を楽しめます。

装備面でも、先進安全装備「全方位モニター」や上位グレード専用の快適機能が標準化されており、総額としてはルーミーよりも高くなるケースが多いです。

見た目重視・装備重視の方や、「軽よりしっかりした1台を探している方」には、バンディットは魅力的な選択肢といえるでしょう。

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【実写比較】ルーミーとソリオどっちがいい？試乗でわかった違いと2025年最新おすすめポイントのまとめ

記事のポイントをまとめてます。

◆関連記事・参照リンク

・トヨタ ルーミー | トヨタ自動車WEBサイト
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